データ部には、表示ファイルのレコード定義およびファイル管理記述項に指定したデータの定義を記述します。表示ファイルのレコードは、XMDLIBを指定したCOPY文を使って画面帳票定義体から取り込むことができます。
以下にCOBOLプログラムの記述例を示します。
[sample3.cob]
DATA DIVISION.
FILE SECTION.
FD 画面の表示先. *>--+表示ファイルのレコードを画面帳票定義体からCOPY文で取り込み
COPY DENPYO01 OF XMDLIB. *>--+
WORKING-STORAGE SECTION.
77 画面の名前 PIC X(08) VALUE "DENPYO01". *>--+
77 項目群の名前 PIC X(08). *> | FILE-CONTROLで定義した表示ファイル
77 アテンションの種類 PIC X(04). *> |(画面機能)の各データ項目の定義
88 PF1キー VALUE "F001". *> |
88 PF2キー VALUE "F002". *> |
88 PF3キー VALUE "F003". *> |
77 処理種別 PIC XX. *> |
77 画面の状態 PIC XX. *> |
88 画面のアクセス成功 VALUE "00" THRU "04". *>--+[denpyou.cob]
DATA DIVISION.
FILE SECTION.
FD 帳票の印刷先. *>--+ 表示ファイルのレコードを帳票定義体からCOPY文で取り込み
COPY DENPYO02 OF XMDLIB. *>--+
WORKING-STORAGE SECTION.
77 帳票の名前 PIC X(8) VALUE "DENPYO02". *>--+
77 項目群の名前 PIC X(8) VALUE "GRP001 ". *> | FILE-CONTROLで定義した表示ファイル
77 処理種別 PIC XX. *> |(帳票機能)の各データ項目の定義
77 詳細情報 PIC X(4). *> |
77 印刷の状態 PIC XX. *>--+