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NetCOBOL V11.1 入門ガイド
FUJITSU Software

2.4.2 サーバ情報の設定

サーバと連携するための情報を、以下の手順で設定します。

  1. メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択します。

    →  [設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 左のペインから[COBOL] > [リモート開発]を選択します。
    →  [リモート開発]ページが表示されます。

  3. [リモート開発]ページの[新規]ボタンをクリックします。

    →  [サーバ情報の新規作成]ダイアログボックスが表示されます。

  4. ここでは以下の情報を設定します。

    設定項目

    設定内容

    サーバ名

    サーバ情報を管理するための任意の名前を設定します。

    サーバのOS

    リモート開発するサーバのOSを選択します。

    サーバのアドレス

    ネットワーク上のサーバを識別するための名前(FQDN: Fully Qualified Domain Name)またはIPアドレスを設定します。

    常に以下のユーザ名とパスワードを使用する

    チェックします。

    このダイアログボックスで設定したユーザ名とパスワードを使用します。

      

    ユーザ名

    サーバで使用するアカウントのユーザ名を設定します。

    パスワード

    ユーザ名に付与されたパスワードを設定します。

    コード変換

    テキストファイルのコード変換の情報です。

      

    サーバ側COBOLソースのコード系

    リモート開発のサーバ側に転送されたCOBOLソースのコード系を選択します。

    サーバでコード変換する

    “サーバでコード変換する”を選択します。

    サーバ側でコード変換処理を実行します。

    [サーバのOS]で"Windows(Itanium)"または"Windows(x64)"を選択している場合は無効となります。

    ローカルでコード変換する

    UNIX系サーバの情報

    [サーバのOS]において、Solaris、Solaris(64)、Linux(x86)、Linux(Itanium)、Linux(x64)を選択したときに指定する情報です。

      

    リモート開発にFTPを使用する

    リモート開発のサーバ側のサービスとしてftpd/rexecサービスを使用する場合に選択してください。

    ファイル転送(FTP)にPASVモードを使用する

    PASVモードでファイル転送する場合に選択してください。

    サーバ側のftpd/rexecサービスを使用するリモート開発の場合に有効となります。

    サーバのNetCOBOLリモート開発サービス

    サーバ側のNetCOBOLリモート開発サービスの情報です。

      

    ポート番号

    NetCOBOLリモート開発サービスのTCP/IPのポート番号を指定します。

    サーバ側のNetCOBOLリモート開発サービスを使用するリモート開発の場合に有効となります。

  5. 必要な情報を設定したら[接続確認]ボタンをクリックします。

    →  設定した情報が正しければ、[確認]シートが表示され、サーバの環境変数の情報が表示されます。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    →  [サーバ情報の新規作成]ダイアログボックスに戻ります。

  7. [サーバ情報の新規作成]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックします。

    →  [設定]ダイアログボックスに戻り、[リモート開発]ページの[サーバ名]に[サーバ情報の新規作成]ダイアログボックスで設定したサーバ名が表示されます。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

ポイント

ここで設定したサーバ情報はワークスペース間で共有されるため、他のワークスペースからでも利用することができます。