●通信情報
通信に関するプロパティについて説明します。
使用する帳票やデータファイルが格納されているWebサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
このプロパティは、必ず指定してください。
注意
HostNameプロパティにIPアドレスを指定した場合、Webサーバに接続できない場合があります。この場合、プロキシサーバの設定を無効にするか、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
例)以下に指定例を示します。
Web1.HostName = "hostname"
使用する帳票やデータファイルが格納されているWebサーバのポート番号を、指定します。
省略すると、80が指定されたものとして動作します。
例)以下に指定例を示します。
Web1.Port = 8080
帳票やデータファイルをダウンロードする場合に、キャッシュを有効にするかどうかを指定します。
帳票やデータファイルのダウンロード時に、キャッシュを有効にします。
ただし、Webブラウザの指定が優先されます。
帳票やデータファイルのダウンロード時に、キャッシュを有効にしません。
帳票やデータファイルは、必ずサーバからダウンロードされます。
データファイルを圧縮してダウンロードするかどうかを指定します。
データファイルを圧縮してダウンロードします。
データファイルを圧縮せずにダウンロードします。
注意
FileCompressプロパティに「TRUE」を指定する場合、DataFileプロパティには、Webサーバの環境設定(Web手元印刷機能)で指定した仮想ディレクトリ配下のデータファイルを指定してください。
詳細については、以下を参照してください。
⇒“2.9.4 データファイルの圧縮機能を利用する”
●ユーザ資源情報
ユーザ資源に関するプロパティについて説明します。
このプロパティは、1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)にのみ有効です。
帳票名を指定します。
1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、帳票名をLcFormプロパティと入力データで指定しますので、このプロパティで指定する必要はありません。
例)以下に指定例を示します。
Web1.GrpOut = 0
Web1.ScriptFile = "帳票名"
帳票格納ディレクトリをURLで指定します。
このプロパティは、必ず指定してください。
このプロパティは、データファイルを使用する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「データファイル」を指定してある場合、またはDBTypeプロパティに「1」を指定した場合)にのみ有効です。
データファイル名をURLで指定します。
1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)に省略すると、帳票格納ディレクトリ配下の帳票名と同名のデータファイル(「帳票名.dat 」)が指定されたものとして動作します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
注意
XML形式以外の入力データを使用して帳票を出力する場合、データファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字で記述してください。
FileCompressプロパティに「TRUE」を指定した場合、DataFileプロパティには、Webサーバの環境設定(Web手元印刷機能)で指定した仮想ディレクトリ下のデータファイルを指定してください。
詳細については、以下を参照してください。
⇒“2.9.4 データファイルの圧縮機能を利用する”
入力データ形式が「XML形式」で、XMLルートとデータルートが異なる場合に、XMLデータ中のデータルートの親要素のパスを指定します。
データルートの親要素のパスは、「スラッシュ(/)」ではじめ、データルートの親要素までの要素名を「スラッシュ(/)」で区切って指定します。この形式以外では指定できません。
XMLデータ内のこのオプションで指定したパス直下に、データルートが複数存在する場合は、すべてのデータルートを検索します。
省略すると、以下の優先順序でXMLデータからデータルートを検索します。
XMLルートとデータルートが同じ名前の場合、XMLルートをデータルートとみなします。
XMLルートとデータルートが異なる場合、XMLルート直下の子要素の中からデータルートを検索します。
例)以下に指定例を示します。以下は、XMLルート(Root)の子要素(Child)配下に存在するデータルートを検索して帳票出力する場合の例です。
Web1.XmlDataRoot="/Root/Child"
バーコードCODE128、EAN-128の入力データのエンコード方法を指定します。
CODE128、EAN-128の入力データにエンコードしないデータを指定します。
CODE128、EAN-128の入力データにBASE64エンコードしたデータを指定します。
ポイント
このプロパティを指定する場合は、帳票設計時に、対象となるバーコード項目(CODE128、EAN-128)に、以下のように設定してください。
対象となるバーコード項目のプロパティの[プロパティ]タブの項目長
BASE64エンコードする前のバーコードデータの長さに+2した長さ
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のバイト数(入力データ形式が「固定長」の場合)
BASE64エンコードした後のバイト数
以下の場合は、このプロパティに「1」を指定しないでください。
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブの該当するデータ項目に、オペランドを指定した場合
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのオペランドに、該当するデータ項目名を指定した場合
データ定義画面の[拡張定義]タブに該当するデータ項目名を指定した場合
メディアデータ格納ディレクトリをURLで指定します。組込みメディア項目のデータがファイル名のみの場合、メディアデータ格納ディレクトリ配下を検索します。
複数のメディアデータ格納ディレクトリを指定する場合は、「セミコロン( ; )」で区切って指定します。指定した複数のディレクトリ配下に同一名のメディアデータがある場合は、先に指定したディレクトリ配下のメディアデータが有効になります。
省略すると、AssetsDirプロパティで指定された帳票格納ディレクトリが有効になります。
注意
メディアデータ格納ディレクトリに、ネットワークドライブを指定することはできません。
●マルチフォーム出力用ユーザ資源情報
マルチフォーム出力する場合のユーザ資源に関するプロパティについて説明します。
マルチフォーム出力する場合は、以下を参照してください。
マルチフォーム出力するかどうかを指定します。
マルチフォーム出力しません(1つの帳票を出力します)。
マルチフォーム出力します。
マルチフォーム出力する場合は、以下のように指定してください。
LcFormプロパティで、使用する帳票名を指定します。
GrpDelimitModeプロパティで、データから帳票名を取り出すための区切り文字の種別を指定します。
また、必要に応じて、以下も指定してください。
GrpDelimitプロパティで、実際に使用する区切り文字を指定します。
GrpBytesプロパティで、データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、使用する帳票名を指定します。
帳票名は、「セミコロン(;)」で区切って複数指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、帳票名を入力データで指定します。
例)以下に指定例を示します。
Web1.GrpOut = 1
Web1.LcForm = "帳票名;帳票名2;帳票名3"
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、入力データから帳票名を取り出すための区切り文字の種別を指定します。区切り文字の種別は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。
以下の場合に指定します。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「バーティカルバー(|)」、「シャープ(#)」、「アスタリスク(*)」、「任意」のいずれかの場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」の場合
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「1個以上の空白」の場合に指定します。
以下の場合に指定します。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」の場合に指定します。
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字あり」の場合に指定します。
入力データ形式が「XML形式」の場合に指定します。
任意の区切り文字を使用する場合(このプロパティに「0」を指定した場合)は、実際に使用する区切り文字をGrpDelimitプロパティで指定してください。GrpDelimitプロパティを省略すると、「バーティカルバー(|)」が指定されたものとして動作します。
入力データ形式が「固定長」の場合(このプロパティに「3」または「4」を指定した場合)は、帳票名データのフィールド長をGrpBytesプロパティで必ず指定してください。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、任意の区切り文字を使用する場合(GrpDelimitModeプロパティに「0」を指定した場合)に、実際に使用する区切り文字を指定します。区切り文字は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。
省略すると、「バーティカルバー(|)」が指定されたものとして動作します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。
入力データ形式が「固定長」の場合(GrpDelimitModeプロパティに「3」または「4」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
「区切り文字あり」の場合は、区切り文字を含まない長さを指定してください。
●識別情報
帳票出力時の識別情報に関するプロパティについて説明します。
帳票のタイトルを64バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。指定した場合、該当する文字が「ハイフン(-)」に置換されます。
「/」、「,」、「:」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」
省略すると、帳票名がタイトルになります。
帳票に関するコメントを64バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。
「;」、「"」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[全般]タブで指定したコメント
設定されない
●動作情報
帳票出力時の動作に関するプロパティについて説明します。
出力を開始するページ番号を指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、全帳票を通してのページ番号を指定します。
1ページ目から出力を開始します。
指定されたページから出力を開始します。
出力を終了するページ番号を指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、全帳票を通してのページ番号を指定します。
最終ページまで出力します。
指定されたページまで出力します。
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のオペランドでSET演算子に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。[データ定義(レポート頭書き)]タブのデータ項目用の置換文字列に続けて[データ定義]タブのデータ項目用の置換文字列を指定します。
指定形式については、以下を参照してください。
SET演算子に変数「%」を指定した場合は、このプロパティで置換文字列を必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、使用するすべての帳票に対してReplaceStringプロパティで指定した同じ置換文字列が有効になります。
例)以下に指定例を示します。例では、データ定義画面の[データ定義]タブで「会社コード」と「会社名」に「SET(%)」を指定し、帳票の出力時に「会社コード」の「%」を数字定数「123」に、「会社名」の「%」を文字定数「○×商会」に置換しています。
データ項目名 | オペランド |
---|---|
会社コード | SET(%) ←数字定数「123」に置換したい |
⇒帳票の出力時に、「"123;"○×商会""」と指定します。
指定した用紙サイズに合わせて帳票を拡大または縮小して出力したい場合に、出力したい用紙サイズを指定します。
指定した用紙サイズが定義された用紙サイズよりも大きい場合は、指定した用紙サイズに拡大されます。
指定した用紙サイズが定義された用紙サイズよりも小さい場合は、指定した用紙サイズに縮小されます。
なお、拡大または縮小を行った場合でも、横幅と縦幅の比率は保たれます。
帳票様式定義画面のプロパティ画面の[拡大/縮小印刷]タブの拡大/縮小指定にしたがいます。
A3用紙
A4用紙
A5用紙
A6用紙
B4用紙
B5用紙
はがき
Letter
Legal
任意
注意
以下の場合はエラーになります。
任意「10」以外を指定して、PaperCodeプロパティを指定した場合
任意「10」を指定して、PaperCodeプロパティを指定していない場合
以下の場合、用紙サイズのみ有効になり、拡大/縮小は有効になりません。
拡大/縮小がサポートされていないプリンタを使用した場合
帳票出力時の原点位置指定時の単位を指定します。
帳票様式定義画面のプロパティ画面の[余白]タブで設定した原点位置指定の設定にしたがいます。
インチ単位で指定します。
ミリ単位で指定します。
このプロパティは、GridUnitプロパティに「1」または「2」を指定した場合にのみ有効です。「0」を指定した場合は、無効になります。
印刷開始時の横方向の位置をインチ単位、またはミリ単位で指定します。
インチ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「1」を指定した場合)は、0.00~22.50の範囲で指定します。
ミリ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「2」を指定した場合)は、0.0~571.5の範囲で指定します。
省略すると、「0」が指定されたものとして動作します。
注意
印刷開始時の横方向の位置(StartPosXプロパティ)を指定し、縦方向の位置(StartPosYプロパティ)が省略されている場合は、縦方向の位置に「0」が指定されたものとして動作します。
印刷開始時の縦方向の位置(StartPosYプロパティ)を指定し、横方向の位置(StartPosXプロパティ)が省略されている場合は、横方向の位置に「0」が指定されたものとして動作します。
印刷開始時の横方向の位置(StartPosXプロパティ)、縦方向の位置(StartPosYプロパティ)の両方が省略されている場合は、エラーになります。
このプロパティは、GridUnitプロパティに「1」または「2」を指定した場合にのみ有効です。「0」を指定した場合は、無効になります。
印刷開始時の縦方向の位置をインチ単位、またはミリ単位で指定します。
インチ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「1」を指定した場合)は、0.00~22.50の範囲で指定します。
ミリ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「2」を指定した場合)は、0.0~571.5の範囲で指定します。
省略すると、「0」が指定されたものとして動作します。
注意
印刷開始時の横方向の位置(StartPosXプロパティ)を指定し、縦方向の位置(StartPosYプロパティ)が省略されている場合は、縦方向の位置に「0」が指定されたものとして動作します。
印刷開始時の縦方向の位置(StartPosYプロパティ)を指定し、横方向の位置(StartPosXプロパティ)が省略されている場合は、横方向の位置に「0」が指定されたものとして動作します。
印刷開始時の横方向の位置(StartPosXプロパティ)、縦方向の位置(StartPosYプロパティ)ともに省略した場合は、エラーになります。
入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の場合に、入力データ中に改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)のみの行があった場合の制御方法を指定します。
改行コードのみの行は、読み飛ばします。改行コードがないものとして動作します。
改行コードのみの行は、改行処理だけを行います。
空の1行が出力されます。
注意
このプロパティは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合に指定するとエラーになります。
このプロパティは、以下の帳票形式を使用するときのプロパティです。
フリーフレーム形式
集計表形式
伝票形式
矩形繰返し形式
タックシール形式
カード形式の場合、このプロパティで「1」を指定しないでください。指定した場合、入力データがない空ページが出力されます。
このプロパティで「1」を指定した場合に、データ定義画面の[データ定義]タブのデータ項目のオペランドに「BREAK」を指定すると、正常に動作しません(データのある行と改行コードのみの行でBREAKが発生したことになる)。
入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の場合に、入力データ中に改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)があった場合の制御方法を指定します。
改ページ処理および改ページコードの読み飛ばしを行いません。改ページコードを意識せずに入力データの読み込みを行うため、改ページコードが含まれると、不当な文字が出力されることがあります。
改ページ処理を行います。
改ページ処理を行わず、改ページコードは読み飛ばします。
改ページコードがなかったものとして動作します。
注意
このプロパティは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合はエラーになります。
このプロパティは、以下の帳票形式を使用するときのプロパティです。
フリーフレーム形式
集計表形式
伝票形式
矩形繰返し形式
タックシール形式
カード形式の場合、このプロパティに「1」を指定しないでください。
指定した場合、入力データが出力ない空ページが出力されます。カード形式で改ページコードを含んだ入力データを使用する場合は、このプロパティで「2」を指定してください。
ポイント
改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)は、改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)の前になくても構いません。
印刷時(PrintOutメソッドの呼び出し時)に印刷画面を表示するかどうかを指定します。
印刷画面では、印刷時の情報を設定することができます。
印刷時(PrintOutメソッドの呼び出し時)に印刷画面を表示しません。
印刷時(PrintOutメソッドの呼び出し時)に印刷画面を表示します。
印刷完了後、Webブラウザを閉じるかどうかを指定します。
印刷完了後に、Webブラウザを閉じません。
印刷完了後に、Webブラウザを閉じます。
注意
このプロパティは、PrintOutメソッドを呼び出して印刷した場合のみ有効です。
HTMLのフレーム機能使用時には、設定しないでください。
入力データにレコードが存在しない場合に、エラーにするかどうかを指定します。
エラーにします。
エラーにせず出力します。
入力データにレコードが存在しない場合もエラーになりません。その場合、レコードが存在しない項目は、以下のように出力されます。
テキスト項目
出力されません(空白になります)。
数字項目
0が出力されます。
OCR-B項目
出力されません(空白になります)。
ラジオボタン項目
選択されません。
チェックボックス項目
選択されません。
バーコード項目
出力されません(空白になります)。
組込みメディア項目
出力されません(空白になります)。
郵便番号項目
出力されません(空白になります)。
矩形テキスト項目
出力されません(空白になります)。
注意
以下の場合、このプロパティは指定しないでください。
入力データ形式が「XML形式」の場合
ポイント
入力データにレコードが存在する場合は、通常の帳票出力時の印刷動作となります。ただし、該当するデータが存在しない項目については、このプロパティの出力と同じ印刷動作となります。
マルチフォーム出力時、入力データファイルにレコードが存在しない状態とは、以下の条件をすべて満たす状態を指します。
帳票名およびマルチフォーム用帳票名データ区切り文字が記述されている
レコードには帳票名に続くデータが存在しない
同一の帳票名に対してレコードが連続していない
レコードが連続している場合は、入力データにレコードが存在すると判断するため、このプロパティの動作指定は1レコード目にのみ有効となりますが、以降のレコードは通常の帳票出力時の印刷動作となります。
●プレビュー情報
プレビューに関するプロパティについて説明します。
プレビュー時に、最初に表示される印刷イメージのズーム率を指定します。
ページ全体を表示する場合に指定します。
ページの横幅に合わせて表示する場合に指定します。
30~200(%)の範囲で指定します。
例)以下に指定例を示します。例では、ズーム率に120%を指定しています。
Web1.PreviewRate = "120"
プレビュー時の印刷制御方法を指定します。
印刷を抑止しません。
2重印刷を抑止します。
印刷を抑止します。
このプロパティに「0」を指定するか、またはこのプロパティの指定を省略すると、PrtPreventionプロパティの指定が有効になります。
プレビューからの2重印刷を抑止するかどうかを指定します。なお、Windows版 ListCREATOR V10.0L30以降、Windows版 List Creator V6.0L10以降、Solaris版 ListCREATOR 10.2 以降、およびSolaris版 List Creator 6.0 以降は、プレビューからの2重印刷を抑止するかどうかの指定は、PrtPreventionExプロパティを使用することを推奨します。
2重印刷を抑止しません。
2重印刷を抑止します。
PrtPreventionExプロパティに「1」または「2」が指定されている場合、このプロパティを指定しても無効になります。
●印刷情報
印刷に関するプロパティについて説明します。
使用する印刷プリンタ名を指定します。
指定できる印刷プリンタは、以下のとおりです。
Print Managerの高信頼プリンタ
Print Managerの高信頼リモートプリンタ
ローカルプリンタ
リモートプリンタ
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した印刷プリンタ名
帳票を出力したユーザの通常使うプリンタ
注意
印刷用プリンタ以外のプリンタを指定した場合、または通常使うプリンタが印刷用プリンタになっていない場合は、帳票は正しく出力されません。
ポイント
印刷プリンタ名は、プリンタフォルダで表示されるプリンタ名を「ダブルクォーテーション(”)」で囲んで指定します。
ただし、リモートプリンタを使用する場合は、「”\\サーバ名\プリンタ名”」の形式で指定します。
用紙種別が単票の場合に、印刷プリンタの給紙方法を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの給紙方法の設定にしたがいます。
カットシートフィーダ
ホッパ1
ホッパ2
ホッパ3
ホッパ4
手差し
指定なし(プリンタドライバのプロパティの設定にしたがいます)
自動
給紙方法は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintBinプロパティの指定にしたがった給紙方法/給紙口名
PrintBinNameプロパティで指定した給紙口名
このプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
指定した方法で給紙されない場合は、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
このプロパティで給紙方法を切り替えた場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙口名は無効になります。
必要に応じて、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
給紙方法に「7」(指定なし)を指定した場合、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定しても無効になります。給紙口名を指定する場合は、「7」(指定なし)以外を指定してください。
給紙方法に「8」(自動)を指定しても自動給紙が正しく動作しない場合は、プリンタドライバのプロパティで自動給紙を指定し、給紙方法に「7」(指定なし)を指定してください。
その他の給紙方法を指定する場合は、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
以下の場合に、印刷プリンタの給紙口名を256バイト以内で指定します。指定できる給紙口名は、プリンタドライバのプロパティで確認してください。
用紙種別が単票で、給紙方法で指定した給紙口に切り替わらない場合
用紙種別が連帳で、給紙口が正常に切り替わらない場合
給紙口名は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintBinプロパティの指定にしたがった給紙方法/給紙口名
このプロパティで指定した給紙口名
PrintBinプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
給紙口名は、プリンタドライバによって異なります。プリンタドライバのプロパティで給紙口名を確認し、文字および空白の全角・半角の違いや、空白の有無などに注意して、正確に指定してください。
用紙種別が単票で、マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに給紙方法/給紙口名も切り替える(各帳票で指定した給紙方法/給紙口名を有効にする)場合に、「!REPORT」を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PrintBinNameプロパティで指定した給紙口名
PrintBinプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
指定した給紙方法で給紙されない場合は、給紙口名を帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定し、このプロパティを指定してください。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合、このプロパティを指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタによっては、帳票ごとに給紙方法/給紙口名を切り替えられないものもあります。必ず、実際に使用するプリンタで動作確認してください。
List Creatorの段組み印刷が指定されている場合、給紙口名の切り替え指定は無効になります。指定しても、一番目に出力する帳票に定義されている給紙口名の指定にしたがって印刷されます。
帳票の印刷部数を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷部数の指定にしたがいます。
印刷部数を指定します。
部数単位で印刷する場合は、Collateプロパティに「TRUE」を指定してください。
注意
部数単位で印刷する指定をせずに、プリンタドライバのプロパティで印刷部数が指定できないプリンタに出力した場合、印刷部数の指定は有効になりません(1部だけ印刷されます)。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定し、CopyNumberプロパティに印刷部数(1~999)を指定した場合にのみ有効です。
部数単位で印刷するかどうかを指定します。
部数単位で印刷しません。
部数単位で印刷します。
注意
以下の場合、部数単位での印刷は無効になります(1部だけ印刷されます)。
Print Managerの高信頼プリンタ・高信頼リモートプリンタではないプリンタに出力した場合
プリンタドライバのプロパティで部単位で印刷する指定ができるプリンタに出力する場合は、「FALSE」を指定しても、プリンタの指定が有効になります。
両面印刷するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷とマルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに、新しい用紙に印刷する指定にしたがいます。
片面印刷します。
両面印刷します。
印刷面指定は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintSideプロパティの指定にしたがった両面印刷とマルチフォーム出力時に帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
このプロパティとGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷とマルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに印刷面も切り替える(各帳票で指定した印刷面指定を有効にする)場合は、ItemPrintSideプロパティに「!REPORT」を指定してください。
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効になります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに印刷面も切り替える(各帳票で指定した印刷面指定を有効にする)場合に、「!REPORT」を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PrintSideプロパティとGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷とマルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効になります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
List Creatorの段組み印刷が指定されている場合は、両面印刷の指定は切り替えられません。指定しても、一番目に出力する帳票に定義されている両面印刷の指定にしたがって印刷されます。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合、このプロパティを指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタによっては、帳票ごとに印刷面を切り替えられないものもあります。必ず、実際に使用するプリンタで動作確認してください。
印刷する用紙名を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
OutputScaleプロパティで指定された用紙サイズ
帳票様式定義画面のプロパティ画面の[帳票定義体]タブの用紙サイズ、または用紙名
注意
このオプションを指定してOutputScaleプロパティで任意「10」以外を指定した場合は、エラーとなります。
プリンタで利用できない用紙名を指定した場合は、A4の用紙サイズで印刷されます。
ポイント
指定した用紙名に合わせて拡大/縮小を行う場合は、OutputScaleプロパティで任意「10」を指定してください。
このプロパティは、PrintSideプロパティに「0」以外を指定した場合にのみ有効です。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、帳票を切り替えたときに同じ用紙に続けて印刷するか、新しい用紙に印刷するかを指定します。
帳票を切り替えたときに、同じ用紙に続けて印刷します。
帳票を切り替えたときに、新しい用紙に印刷します。
注意
以下の場合、このプロパティに「TRUE」を指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合(List Creatorの段組みを使用した場合は、正しく動作します)
プリンタの白紙の出力を抑止する機能を使用する場合
ポイント
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目に、PAGE、TPAGE、PAGE-ALL、TPAGE-ALL、BPAGE、またはBTPAGEのいずれかを指定した項目が存在する帳票で、このプロパティに「TRUE」を指定した場合、印刷せずにページ送りされた分はカウントされません。
●印刷属性情報
印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合に有効になる印刷属性に関するプロパティについて説明します。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
出力開始時の動作モードを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モードの指定にしたがいます。
すぐに帳票を出力します。
すぐに帳票を出力しないで、いったんクライアント側のスプールに保留します。クライアント側とは、Webコントロールが動作するコンピュータを指します。
すぐに帳票を出力しないで、いったんサーバ側のスプールに保留します。サーバ側とは、Print Managerの印刷サーバが動作するコンピュータを指します。
注意
サーバ側で保留する場合は、自動での保留解除はできないため、手動で保留解除する必要があります。
Print Managerの印刷サーバとWebコントロールが同一コンピュータ上で動作する環境で運用しているときに帳票の出力を保留する場合は、以下のいずれかで出力開始時の動作モードをWebクライアント側で保留する設定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「2」を指定する)
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
スプールしたドキュメントの保留状態をいつ解除するかを、HHmmDDDの形式で指定します。
00~23(時)の範囲で指定します。
00~59(分)の範囲で指定します。
000~999(日後)の範囲で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面で指定した保留解除日時
自動保留解除しない
注意
このプロパティを指定する場合は、以下のいずれかで出力開始時の動作モードをWebクライアント側で保留する設定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「2」を指定する)
保留状態のドキュメントを保留解除する日時は、最大20分の誤差が生じる場合があります。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
帳票の出力処理の優先順位を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の出力時の優先順位の指定にしたがいます。
出力時の優先順位を指定します。数字が大きいほど優先順位は高くなります。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生したことや出力経過を通知するメッセージの通知先を、TCP/IPのホスト名またはIPアドレスで255バイト以内で指定します。
省略すると、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面で指定したメッセージの通知先が有効になります。
通知されるメッセージの詳細については、以下を参照してください。
注意
コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は、同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
ポイント
メッセージの通知先に指定したコンピュータで、Print Managerの「到着通知パネル」を起動しておいてください。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
区切りページを出力するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの区切りページ出力設定画面の指定にしたがいます。
区切りページを出力しません。
注意
区切りページ出力は、PrintMGR V10.0L10以降またはPrint Manager V6.0L10以降と連携する場合にのみ有効です。ただし、プリンタドライバの設定でRAWデータでスプールする設定になっている場合は、区切りページが出力されません。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
出力の完了を待ち合わせるかどうかを指定します。
出力完了を待ち合わせません(PrintOutメソッドはスプール完了時点で復帰します)。
出力完了を待ち合わせます(PrintOutメソッドはスプールの完了後、JobWaitModeプロパティで指定した時点で復帰します)。
このプロパティに「TRUE」を指定した場合は、出力完了待ち合わせモードを
JobWaitModeプロパティで指定してください。
注意
このプロパティに「TRUE」を指定する場合は、以下のいずれかで、出力開始時の動作モードを、すぐに帳票を出力する指定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「1」を指定する)
以下のプリンタ装置以外では、実際の出力完了のタイミングがずれる場合や、エラーが正しく通知されない場合があります。
PrintPartner VSP/VSシリーズ
PrintiaLASERシリーズ(Printianavi搭載機のみ)
Print ManagerのLANプリンタ連携機能を使用して接続したネットワークプリンタ
帳票の出力完了待ち合わせ中に、スプールドキュメントを他の出力装置に移動した場合、移動先の出力装置での出力完了を待ち合わせます。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定し、JobWaitプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
出力完了待ち合わせモードを指定します。
スプール完了後も以下のいずれかの状態になるまでメソッドの終了を待ち合わせます。
エラーの詳細については、以下を参照してください。
⇒“2.4.1 メソッド一覧”
帳票の出力完了
スプールドキュメント削除
スプールドキュメント保留
エラー発生
スプール完了後も以下のいずれかの状態になるまでメソッドの終了を待ち合わせます。
エラー発生時には復帰しません。
帳票の出力完了
スプールドキュメント削除
スプールドキュメント保留
注意
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面で出力開始メッセージおよび用紙交換メッセージを通知する指定を行っている場合、「1」を指定してください。「0」を指定すると、出力開始メッセージおよび用紙交換メッセージの通知時に復帰値「-108」でPrintOutメソッドが復帰します。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定し、JobWaitプロパティに「TRUE」を指定し、1部だけ印刷した場合にのみ有効です。
PrintOutメソッドによって、帳票を出力した後に参照するプロパティです。
印刷時に、出力が完了したページ数がこのプロパティに設定されます。
ポイント
エラーが発生した時点で、出力が完了したページ数を確認する場合は、JobWaitModeプロパティに「0」を指定してください。
開始ページ数や終了ページ数を指定した場合は、出力終了時のページ数ではなく、出力されたページの合計数が設定されます。
例)7ページの出力を、開始ページ「3」、終了ページ「5」で実行する場合
↓出力開始 1 2 (3) (4) (5) 6 7 ↑出力終了 正常に終了した場合、出力されたページの合計数「3」が設定されます。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブのマルチフォーム出力時に帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定、またはPrintSideプロパティの指定により印刷せずにページ送りされた分は、通知するページ数にはカウントされません。
このプロパティは、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
以下の情報を「セミコロン(;)」で区切って指定します。
用紙交換メッセージを通知する用紙名
常に用紙交換メッセージを通知するかどうかの指定
用紙交換メッセージを通知する用紙名を40 バイト以内で指定します。
用紙名に「セミコロン(;)」は指定できません。
常に、用紙交換メッセージを通知するかどうかを指定します。
帳票の用紙情報とプリンタにセットされている用紙が同じ場合でも、用紙交換メッセージを通知します。
帳票の用紙情報とプリンタにセットされている用紙が異なる場合にだけ、用紙交換メッセージを通知します。
省略すると、「N」が指定されたものとして動作します。その場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の「常に用紙交換メッセージを通知する」、および「以下の用紙名で通知する」の指定が有効になります。
例)以下に指定例を示します。例では、用紙交換メッセージの用紙名「A4」、用紙交換メッセージ通知指定を「あり」と指定しています。
Web1.JobPaperCode="A4;Y"
注意
「常に用紙交換メッセージを通知する」に「N」を指定した場合、帳票の用紙情報が同じでも「用紙交換メッセージを通知する用紙名」で指定した用紙名が異なれば、用紙交換メッセージが通知されます。
出力開始メッセージも通知する場合、出力開始メッセージと用紙交換メッセージが二重で通知される場合があります。
PrintPartner VSP/VS シリーズのプリンタに印刷する場合、用紙交換メッセージを通知する指定を行うと、用紙交換メッセージが二重に通知される場合があります。