●設定方法
帳票Webサービスの動作設定は、帳票Webサービスが動作するワークユニット “LCWebService”の[ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]に、-D オプションを使ってプロパティとして指定します。
-Dオプションを使ったプロパティの指定形式は、以下のとおりです。
-D≪プロパティ名≫=≪設定値≫
複数のプロパティを指定する場合は、それぞれを半角空白文字で区切って指定します。
指定可能なプロパティ名と設定値については、“●設定項目”を参照してください。
[ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]の設定手順は、“A.3.2 セットアップ”の“手順3:ワークユニットの設定”を参照してください。
●設定項目
帳票Webサービスの動作設定で設定可能な項目は以下のとおりです。
com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.username
LCWebSvcクラスのprprintメソッド、およびprprintWithFormDataメソッドでPDFファイル、またはExcelファイルを出力したときの、ファイルの所有者となるユーザIDを指定する。
なし
-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.username=someuser.
本プロパティが指定されない場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29403 ユーザIDが指定されていません)。
システムに存在しないユーザIDが指定された場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29402 指定されたユーザIDがシステムに存在しません)。
com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.maxsizepdf
出力したPDFをメモリ復帰する場合の、復帰可能なPDFデータの最大バイト数。1~50000000の範囲の数字を指定可能。
50000000
-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.maxsizepdf=50000000
帳票出力で生成したPDFデータが、このパラメータのvalue項目で指定されたバイト数を超える場合はエラーで復帰する (エラーコード:29506 メモリ復帰データサイズが条件を超えた)。
値が指定可能な値ではない場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29401 PDF復帰最大サイズの指定が不当)。
com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.loglevel
ログ出力の出力レベル。以下を指定可能。
エラー発生時のみ、エラーだけをログ出力する。
エラーと主要イベントをログ出力する。
エラーと主要イベントのログ出力、およびトレース出力を行う。
1
-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.loglevel=1
指定値が1,2,3のいずれでもない場合は、1が指定されたと見なす。