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Interstage List Creator V10.5.0 帳票Webサービス機能編
FUJITSU Software

A.6.2 【Solaris版】の動作設定

設定方法

帳票Webサービスの動作設定は、帳票Webサービスが動作するワークユニット “LCWebService”の[ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]に、-D オプションを使ってプロパティとして指定します。

-Dオプションを使ったプロパティの指定形式は、以下のとおりです。

-D≪プロパティ名≫=≪設定値≫

複数のプロパティを指定する場合は、それぞれを半角空白文字で区切って指定します。

指定可能なプロパティ名と設定値については、●設定項目を参照してください。

[ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]の設定手順は、A.3.2 セットアップ手順3:ワークユニットの設定を参照してください。

設定項目

帳票Webサービスの動作設定で設定可能な項目は以下のとおりです。

PDFファイル、Excelファイル所有者ユーザID [必須項目]
プロパティ名

com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.username

意味

LCWebSvcクラスのprprintメソッド、およびprprintWithFormDataメソッドでPDFファイル、またはExcelファイルを出力したときの、ファイルの所有者となるユーザIDを指定する。

省略値

なし

指定例

-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.username=someuser.

留意事項

本プロパティが指定されない場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29403 ユーザIDが指定されていません)。

システムに存在しないユーザIDが指定された場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29402 指定されたユーザIDがシステムに存在しません)。


PDFメモリ復帰最大メモリサイズ [省略可]
プロパティ名

com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.maxsizepdf

意味

出力したPDFをメモリ復帰する場合の、復帰可能なPDFデータの最大バイト数。1~50000000の範囲の数字を指定可能。

省略値

50000000

指定例

-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.maxsizepdf=50000000

留意事項

帳票出力で生成したPDFデータが、このパラメータのvalue項目で指定されたバイト数を超える場合はエラーで復帰する (エラーコード:29506 メモリ復帰データサイズが条件を超えた)。

値が指定可能な値ではない場合は、エラーで復帰する(エラーコード:29401 PDF復帰最大サイズの指定が不当)。


ログレベル [省略]
プロパティ名

com.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.loglevel

意味

ログ出力の出力レベル。以下を指定可能。

1

エラー発生時のみ、エラーだけをログ出力する。

2

エラーと主要イベントをログ出力する。

3

エラーと主要イベントのログ出力、およびトレース出力を行う。

省略値

1

指定例

-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.loglevel=1

留意事項

指定値が1,2,3のいずれでもない場合は、1が指定されたと見なす。