帳票出力情報ファイルは、List Creatorデザイナで作成した帳票を、帳票出力インタフェースを利用して出力する場合に、帳票出力に関する各種情報を定義するテキストファイルです。
帳票出力情報ファイルの作成方法と配置、文字コード系、指定方法については、以下を参照してください。
以下に、帳票出力情報ファイルの記述形式について示します。
●帳票出力情報ファイルの記述形式
帳票出力情報ファイルは、以下の書式でキーワードにより情報を指定します。
キーワード 値 |
なお、記述内容には、以下の規則があります。
キーワードおよび値は、すべて大文字で記述してください。
所定のキーワード以外を記述した場合は、コメントとして扱います。キーワードについては、以下を参照してください。
行頭に「*」がある行は、コメントとして扱います。
キーワードは1桁目より記述し、1個以上の空白、またはタブを記述した後、値を記述してください。キーワードと値の間に、全角空白は指定できません。
キーワードを複数回指定した場合は、最後に指定した値が有効になります。
値に半角空白が含まれる場合は、必ずダブルクォーテーションで括ってください。
1行には、512バイトまで指定できます。行末には改行コードが必要です。
使用できる文字種は、全角/半角、日本語(JIS 第一水準/第二水準)および英数字です。
●帳票出力情報ファイルのキーワード説明
キーワードの一覧を以下に示します。
キーワード名 | 説明 | 帳票出力環境設定ファイルでの指定 |
---|---|---|
指定した解像度で、グラフ出力用のビットマップを生成します。 | ○ | |
グラフデータ(グラフ属性ファイル)で指定された色情報を有効にするかどうかを指定します。 | ○ | |
PDFファイル保存時、サロゲートペアなどのJIS2004文字を出力する場合に指定します。 | ○ | |
UNICODE文字の出力結果が異常となる場合など、List Creator内部で使用しているUNICODE文字の全半角を判定するテーブルを変更します。 | ○ | |
指定した文字をUNICODE半角文字とみなします。UNICODE文字の出力結果が異常となる場合に指定します。 | × | |
指定した文字をUNICODE全角文字とみなします。UNICODE文字の出力結果が異常となる場合に指定します。 | × | |
List Creator互換印刷時の動作モードを指定します。 | ○ | |
画像の透過出力描画方法を指定します。 | ○ | |
カスタマバーコードの印刷方向拡張を指定します。 | ○ | |
PDFファイル保存時のカスタマバーコードの位置ズレ補正を指定します。 | ○ | |
電子保存時、OCR-B項目を出力する場合、直前に出力した文字項目の拡大/縮小属性を引き継いで出力するかどうかを指定します。 | ○ | |
印刷時のバーコード描画解像度を指定します。 | ○ | |
帳票印刷時、指定した用紙が選択されなかった場合の動作を指定します。 | ○ | |
帳票印刷時、指定した給紙方法が選択されなかった場合の動作を指定します。 | ○ | |
拡大/縮小印刷、および段組み印刷時、結合文字の出力方法を指定します。 | ○ | |
電子保存した帳票を印刷する場合、用紙切替え指定の動作モードを指定します。 | ○ | |
グラフデータをカラーで出力する時の性能改善レベルを指定します。 | ○ | |
集団印刷(罫線出力抑止)対象の矩形テキスト項目に「縦幅を拡張して出力」が指定されていて、BREAK発生時に出力するデータがない場合の動作を指定します。 | ○ | |
組合せフォーム出力時の出力位置ズレ補正を指定します。 | ○ | |
帳票印刷時、フォント情報(文字幅)をキャッシュするかどうかを指定します。 | ○ | |
バーコード UPC-Eのチェックキャラクタを印字するかどうかを指定します。 | ○ | |
PDFファイル保存時のバーコード QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)の分割数指定を有効とするかどうかを指定します。 | ○ | |
バーコード QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)の分割数を自動調整するかどうかを指定します。 | ○ | |
帳票印刷時、Unicodeの文字を使用したオーバレイで結合文字を出力するかどうかを指定します。 | ○ | |
中央配置を指定している項目において、文字の一部が出力されない場合の文字列幅の補正について指定します。 | ○ | |
均等配置を指定している項目において、領域長を超えた場合の文字の出力動作を指定します。 | ○ | |
パーティション罫線の印刷モードを指定します。 | ○ | |
電子保存時、List Worksに指定する文字間隔の単位を指定します。 | ○ | |
出力するTIFFの解像度を指定します。 | ○ | |
出力するTIFFの色情報を指定します。 | ○ | |
出力するTIFFの圧縮形式を指定します。 | ○ | |
出力するTIFFのページ数の上限値を指定します。 | ○ | |
和暦のカスタマイズについて指定します。 | ○ | |
印刷時、項目に指定されたフォントがインストールされていない場合の動作を指定します。 | ○ | |
PDFファイル保存時、項目に指定されたフォントがインストールされていない場合の動作を指定します。 | ○ | |
印字データの保護支援について指定します。 | ○ |
○:帳票出力環境設定ファイルで指定できるキーワード
×:帳票出力環境設定ファイルで指定できないキーワード
キーワードの説明を以下に示します。
GRAPHRESOLUTION 0 | 72 | 96 | 144 | 240 | 300 | 400 | 600 | 1200 | 2400
グラフデータ(グラフ属性ファイル、およびグラフデータファイル)を出力する時の画像解像度(dpi)を指定します。
組込みメディア項目に指定したグラフデータは、画像データ(ビットマップ)に変換され出力されますが、当キーワードで解像度を指定すると、指定した解像度の画像データ(ビットマップ)に変換されます。
例)GRAPHRESOLUTION 600
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、600となります。
印刷、電子保存、およびExcelファイル出力で有効です。
指定可能な解像度以外の値を指定した場合、指定は無効となり、600が指定されたものとします。
値に0を指定した場合、出力先により、生成される画像データの解像度は以下のとおりとなります。
・印刷の場合
出力するプリンタの解像度で画像データを生成
・電子保存、Excelファイル出力の場合
600dpiで画像データを生成
高解像度を指定するほど、グラフの画像データは鮮明に出力されますが、出力に時間がかかるようになります。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
GRAPHDRAWCOLOR C|M|A
グラフデータのグラフ属性ファイルで指定された色情報を有効にするかどうかを指定します。
グラフデータの色情報を有効にします。
グラフデータの色情報を無効にします(モノクロ出力)。
プリンタ装置のカラーサポート有無にしたがいます。
例)GRAPHDRAWCOLOR C
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、以下のようになります。
印刷の場合
「A」(プリンタ装置のカラーサポート有無にしたがう)
電子保存、またはExcelファイル出力の場合
「C」(グラフデータの色情報を有効にする)
印刷、電子保存、およびExcelファイル出力で有効です。
カラー印刷をサポートしていないプリンタ装置にカラーで出力した場合、データが実際にどのように出力されるかはプリンタ装置の機能に依存します。
電子保存、およびExcelファイル出力で、「A」(プリンタ装置のカラーサポート有無にしたがう)を指定した場合、「C」(グラフデータの色情報を有効にする)が指定されたものとします。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
PDFJIS2004MODE Y|N
PDFファイル保存時、文字コード規格「JIS X 0213:2004(JIS2004)」で追加された文字(サロゲートペア)を出力する場合に指定します。
サロゲートペアを出力します。
サロゲートペアを出力しません。
例)PDFJIS2004MODE Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(サロゲートペアを出力しない)となります。
PDFファイル保存のみ有効です。
「Y」(サロゲートペアを出力する)を指定せずにサロゲートペアを出力した場合、帳票出力時にエラーとなります。
「Y」(サロゲートペアを出力する)を指定した場合の注意事項は以下のとおりです。
・「N」を指定した場合に比べ、生成されるPDFファイルのサイズが1~2割程度、大きくなります。
・帳票業務情報や帳票出力時に文字の埋め込み(エンベッド)を指定し、置換フォントを指定していない場合、一部
の文字(JIS2004で字形変更された文字)の字形が変わります。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
USECHARTYPE UNI|FUJ|LWU|NONE
UNICODEの入力データを使用して帳票を出力する場合、出力するUNICODE文字が全角であるか半角であるかを判定する全半角テーブルの種類を指定します。指定した全半角テーブルの判定にしたがい、出力する文字を日本語属性(日本語文字ピッチ、日本語文字フォントなど)/英文属性(英文文字ピッチ、英文文字フォントなど)のいずれで出力するかを決定します。また、UNICODEN、およびUNICODEWを指定することで、指定した全半角テーブルを個々の文字コードレベルでカスタマイズすることができます。
UNICODE規約に準拠した全半角テーブルを使用します。
FUJ明朝体フォントに準拠した全半角テーブルを使用します。
- 電子保存時
List Works基準の全半角テーブルを使用します。
- PDFファイル保存
FUJ明朝体フォントに準拠した全半角テーブルを使用します。
- PDFファイル保存以外
出力する文字フォントに準拠した全半角テーブルを使用します。
例)USECHARTYPE UNI
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「UNI」(UNICODE規約に準拠した全半角テーブルを使用する)となります。
PDFファイル保存の場合は、入力データがUNICODE以外でも、当指定が有効になります。
「LWU」の指定は、印刷、およびPDFファイル保存時にも有効となり、List Worksの出力結果と合わせることができます。ただし、以下の注意事項があります。
・フォント、ピッチなどが変わる可能性があるため、電子保存以外の出力方法に影響を与えたくない場合、「LWU」の指
定は、帳票ごとに指定可能な帳票出力情報ファイルで指定してください。
・動作オペレーティングシステムによっては、Unicode固有文字が空白で出力されるなど期待どおりの出力結果にならない
場合があります。
動作オペレーティングシステムごとの出力の詳細については、List Worksのオンラインマニュアルを参照してください。
「NONE」の指定で使用するテーブルは、List Creator V7.0以前のバージョンで使用していたテーブルです。List Creatorをバージョンアップした際、文字が重なるなどの現象が発生した場合は、「NONE」を指定し現象が解消されるか確認してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
UNICODEN [FONT="フォント名";]開始コード[-終了コード][,開始コード[-終了コード]]・・・
注) [ ]内は、省略可能です。
出力時に利用する全半角テーブルを文字コードレベルでカスタマイズします。
全半角テーブルから半角にしたい文字のUNICODEのコードを指定します。
特定のフォントにのみ当指定を有効としたい場合に指定します。省略すると、全フォントに有効となります。
ただし、別にフォント名指定部を指定した定義がある場合、そのフォントに対しては無効となります。
フォント名は「"(ダブルクォーテーション)」で括って指定します。
指定するフォント名は、帳票様式定義の日本語フォントで指定したフォント名を指定します。
ただし、指定するフォント名が、帳票様式定義で選択できない場合、帳票業務情報の[印刷]タブの置換フォントで、帳票出力時に使用したいフォントに置き換えを行い、置き換え後のフォント名を指定してください。
指定したフォントがインストールされていない場合や日本語を出力できないフォントを指定した場合など、当指定が有効にならないことがあります。
指定できるフォント名の数は、最大256個です。最大数を超えて指定したフォントは有効になりません。
0面の文字を指定する場合は、4桁の16進文字でUNICODE(UCS2)のコード範囲を指定します。
1~16面の文字を指定する場合は、5~8桁の16進文字でUNICODE(UCS4)のコード範囲を指定します。
なお、指定可能な16進文字は「0~9」および「A~F」であり、小文字での指定は無効です。
開始コードと終了コードを「-(ハイフン)」で区切ります。また、複数のコード範囲を指定する場合は「,(カンマ)」で区切って指定します。
1文字だけ半角にする場合、開始コードのみ指定します。
開始コードと終了コードが等しい場合、開始コードのみ指定されたとして扱います。
開始コードが終了コード以下の場合に有効です。
「,(カンマ)」で区切られた複数のコード範囲間の大小関係は問いません。
例1)出力時に、フォント"MS 明朝"のUNICODE文字0x7FF1を半角とする場合
UNICODEN FONT="MS 明朝";7FF1
例2)出力時に、すべてのフォントの2面のUNICODE文字000Bを半角とする場合
UNICODEN U+2000B
全半角テーブルはカスタマイズされません。
帳票出力環境設定ファイルで指定することはできません。指定した場合の出力結果は、保証されません。
PDF ファイル保存では、「フォント名指定部」を記述した指定はできません。
UNICODE文字のコード範囲指定で、開始コードが16進4桁(UCS2)、終了コードが16進5~8桁(UCS4)の場合、指定は無効になります。
利用する全半角テーブルについては、以下を参照してください。
⇒“付録D 全半角テーブル”
例1:すべてのフォントに有効な指定をしたい場合
UNICODEN 7FF1 ・・・(1) UNICODEN 6FF0-6FFF, 8FF0-8FFF ・・・(2)
説明:(1)すべてのフォントについて、UNICODE文字0x7FF1を半角とみなします。 (2)すべてのフォントについて、指定のUNICODE文字範囲を半角とみなします。
例2:特定フォントにのみ有効な指定をしたい場合
UNICODEN FONT="MS 明朝";7FF1
説明:出力時のフォントが"MS 明朝"の場合、UNICODE文字0x7FF1を半角とみなします。 出力時のフォントが"MS 明朝"以外の場合、0x7FF1は全半角テーブルの定義にしたがって出力されます。
例3:複数のフォントに指定したい場合
UNICODEN 7FF1 ・・・(1) UNICODEN FONT="MS 明朝";8FF0 ・・・(2) UNICODEN FONT="NSimSun";7BF0-7BFF,7FF1,7FFA-7FFF ・・・(3)
説明: (1)の記述により、出力時のフォントが「MS 明朝」と「NSimSun」以外のフォントの場合、UNICODE文字0x7FF1を半角とみなします。 (2)の記述は、出力時のフォントが「MS 明朝」の場合、UNICODE文字0x8FF0を半角とみまします。(1)の記述の0x7FF1は「MS 明朝」には無効です。 (3)の記述は、出力時のフォントが「NSimSun」の場合、指定のUNICODE文字範囲を半角とみなします。ここで、0x7FF1も指定しているので、「NSimSun」の場合は0x7FF1も半角とみなします。
例4:UNICDOENとUNICODEWを混合して指定した場合
UNICODEN FONT="MS 明朝";7FF1 UNICODEW FONT="MS 明朝";7FF1,4FFA-4FFF,5FFA-5FFF,6FFA-6FFF
説明: UNICODENとUNICODEWで同じ文字コードを指定した場合、後から定義した方が有効となります。上記例の文字コード0x7FF1は全角とみなします。
UNICODEW [FONT="フォント名";]開始コード[-終了コード][,開始コード[-終了コード]]・・・
注) [ ]内は、省略可能です。
出力時に利用する全半角テーブルを文字コードレベルでカスタマイズします。
全半角テーブルから全角にしたい文字のUNICODEのコードを指定します。
特定のフォントにのみ当指定を有効としたい場合に指定します。省略すると、全フォントに有効となります。
ただし、別にフォント名指定部を指定した定義がある場合、そのフォントに対しては無効となります。
フォント名は「"(ダブルクォーテーション)」で括って指定します。
指定するフォント名は、帳票様式定義の日本語フォントで指定したフォント名を指定します。
ただし、指定するフォント名が、帳票様式定義で選択できない場合、帳票業務情報の[印刷]タブの置換フォントで、帳票出力時に使用したいフォントに置き換えを行い、置き換え後のフォント名を指定してください。
指定したフォントがインストールされていない場合や日本語を出力できないフォントを指定した場合など、当指定が有効にならないことがあります。
指定できるフォント名の数は、最大256個です。最大数を超えて指定したフォントは有効になりません。
0面の文字を指定する場合は、4桁の16進文字でUNICODE(UCS2)のコード範囲を指定します。
1~16面の文字を指定する場合は、5~8桁の16進文字でUNICODE(UCS4)のコード範囲を指定します。
なお、指定可能な16進文字は「0~9」および「A~F」であり、小文字での指定は無効です。
開始コードと終了コードを「-(ハイフン)」で区切ります。また、複数のコード範囲を指定する場合は「,(カンマ)」で区切って指定します。
1文字だけ全角にする場合、開始コードのみ指定します。
開始コードと終了コードが等しい場合、開始コードのみ指定されたとして扱います。
開始コードが終了コード以下の場合に有効です。
「,(カンマ)」で区切られた複数のコード範囲間の大小関係は問いません。
例)出力時に、フォント"MS 明朝" のUNICODE 文字0x217A を全角とする場合
UNICODEW FONT="MS 明朝";217A
全半角テーブルはカスタマイズされません。
帳票出力環境設定ファイルで指定することはできません。指定した場合の出力結果は、保証されません。
PDF ファイル保存では「フォント名指定部」を記述した指定はできません。
UNICODE文字のコード範囲指定で、開始コードが16進4桁(UCS2)、終了コードが16進5~8桁(UCS4)の場合、指定は無効になります。
当キーワードで、UNICODE(UCS2)の0x007F以下のコードを指定しても無効となり、常に半角となります。
利用する全半角テーブルについては、以下を参照してください。
⇒“付録D 全半角テーブル”
UNICODENの指定例を参照してください。なお、UNICODENはUNICODEWに、半角は全角に読み替えてください。
LWMATQUALITY Y|N
List Creator互換印刷時の動作モードを指定します。
品質重視モードで動作します。
List Creator互換印刷時に、帳票に異常がないかチェックを行いながら帳票出力するモードです。異常な帳票をList Worksに登録されることを防ぎます。
性能重視モードで動作します。
品質重視モードに比べ、短時間で帳票が出力できます。ただし、帳票出力時に発生する一部のエラー(組込みメディアデータ異常やオーバレイファイル異常、システム関数でのエラー)をチェックしないため、List Works登録後の帳票出力時にエラーが発生する場合があります。したがって、あらかじめ帳票を直接プリンタに印刷し、異常がないか確認することを推奨します。
例)LWMATQUALITY Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「Y」(品質重視モードで動作する)となります。
List Creator互換印刷のみ有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
STAMPTYPE T1|T2
透過色を指定して画像を出力する時の描画方法を指定します。
描画方法は2種類あり、それぞれの描画方法で以下の特徴があります。
描画方法1
・スプールサイズが描画方法2を指定した時にくらべ大きくなり、プリンタドライバのプリントプロセッサのデータ型に
「EMF」を設定している場合、極端に大きくなる場合があります。
・PostScriptドライバを使用したプリンタへの印刷では、指定した透過色の部分が黒く塗りつぶされて描画されます。
これらの現象を回避するには、以下を試行してください。
・描画方法2に変更する
・使用するドライバをPostScript以外に変更する
・プリンタを変更する
描画方法2
・出力するプリンタによっては、画像の描画品質が落ちます(粗くなります)。
現象を回避するには、以下を試行してください。
・プリンタの解像度を上げる
・描画方法1に変更する
・プリンタを変更する
描画方法1で印刷します。
描画方法2で印刷します。
例)STAMPTYPE T1
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、T2(描画方法2で印刷する)となります。
印刷(Windows版のみ)、OWFファイルの印刷、およびList Creator互換印刷で有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
BARCUST4DIR Y|N
帳票様式定義で指定するカスタマバーコードの印刷方向の出力について指定します。
指定した印刷方向で出力します。
印刷方向の180°は0°として、270°は90°として出力します。
例)BARCUST4DIR Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(印刷方向の180°は0°として、270°は90°として出力する)となります。
印刷(Windows版のみ)、PDFファイル保存、OWFファイルの印刷、およびList Creator互換印刷で有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
PDFCUSTBARPOS F|C
同じ帳票を印刷とPDFファイル保存で出力した場合、カスタマバーコードの出力位置にズレが発生します。この位置ズレを補正し、出力結果を印刷に合わせる場合に指定します。
カスタマバーコードの出力位置のズレを補正します。
カスタマバーコードの出力位置のズレを補正しません。
例)PDFCUSTBARPOS F
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「C」(カスタマバーコードの出力位置のズレを補正しない)となります。
PDFファイル保存のみ有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
LWOLDOCRB F|C
電子保存時、OCR-B項目を出力する場合、直前に出力した文字項目の拡大/縮小属性を引き継いで出力するかどうかを指定します。
直前に出力した文字項目の拡大/縮小属性を引き継がないで出力します。
直前に出力した文字項目の拡大/縮小属性を引き継いで出力します(従来動作)。
例)LWOLDOCRB C
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「F」(前の項目の拡大/縮小属性を引き継がない)となります。
電子保存のみ有効です。
本キーワードは、旧バージョンの動作に戻すための互換用キーワードです。
OCR-B項目の出力結果を、V9.3.0以前の出力結果と合わせたい場合、設定値に「C」を指定してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
BARPRINTRESOLUTION 0|72|96|144|240|300|400|600|1200|2400
GS1 DataBarのバーコードを出力する時の解像度(実際に印刷するプリンタの解像度)を指定します。
例)BARPRINTRESOLUTION 600
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、600となります。
印刷、およびOWFファイルの印刷で有効です。
指定可能な解像度以外の値を指定した場合、帳票出力時にエラーとなります。
値に0 を指定した場合、使用するプリンタの解像度で出力します。ただし、使用するプリンタの解像度が、指定可能ないずれの値でもない場合は、プリンタの解像度より大きい解像度にマッピングして出力します。
印字したGS1 DataBar の読み取り精度が悪い場合、解像度を高くすることにより、読み取り精度がよくなる可能性があります。ただし、高い解像度を指定するにつれて処理時間も増加するため、読み取り精度、および処理時間を評価してから使用することを推奨します。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
CHECKPAPER Y|W|N
帳票印刷時、指定した用紙が選択されなかった場合の動作を指定します。
イベントログ(エラー)を出力し、印刷を打ち切ります。
イベントログ(警告)を出力し、印刷を続行します。
イベントログを出力せず、印刷を続行します。
例)CHECKPAPER Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(イベントログを出力せず、印刷を続行)となります。
印刷(Windows版)のみ有効です。
イベントログは帳票出力時に一度だけ出力します。マルチフォーム出力の場合は、最初に用紙が見つからなかった帳票の情報を出力します。
「W」および「N」を指定した場合で、指定した用紙が選択できなかった場合は、プリンタ装置の設定で出力します。マルチフォーム出力の場合は、前ページの設定を引き継いで出力します。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
CHECKSUPLY Y|W|N
帳票印刷時、指定した給紙方法が選択されなかった場合の動作を指定します。
イベントログ(エラー)を出力し、印刷を打ち切ります。
イベントログ(警告)を出力し、印刷を続行します。
イベントログを出力せず、印刷を続行します。
例)CHECKSUPLY Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(イベントログを出力せず、印刷を続行)となります。
印刷(Windows版)のみ有効です。
イベントログは帳票出力時に一度だけ出力します。マルチフォーム出力の場合は、最初
に給紙口が見つからなかった帳票の情報を出力します。
「W」および「N」を指定した場合は印刷を続行しますが、以下の順で給紙口の検索を行
い、見つかった給紙口で印刷を行います。
・用紙種別が「単票」の場合
1.給紙口名指定で指定した給紙口
2.給紙方法で指定した給紙口
3.プリンタ装置の設定
なお、マルチフォーム出力時は、切替え前の帳票の給紙方法/給紙口の設定で出力されます。
・用紙種別が「連帳」の場合
1.給紙口名指定で指定した給紙口
2.連帳が給紙可能な給紙口(連帳の給紙口は、システムから取得するプリンタの情報から判断)
3.プリンタ装置の設定
なお、マルチフォーム出力時は、切替え前の帳票の給紙方法/給紙口の設定で出力されます。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
MULTIPLECHAR Y|N
拡大/縮小印刷、および段組み印刷時、結合文字の出力方法を指定します。
文字を結合して出力します。
文字を結合せずに出力します。
例)MULTIPLECHAR Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(文字を結合せずに出力)となります。
印刷(Windows版のみ)、およびOWFファイルの印刷で有効です。
結合文字を使用する場合、条件を満たしていないと結合文字が出力されません。
結合文字を使用する場合は必ず事前に以下の留意事項を確認してください。
「Y」を指定した場合、「N」の指定時に比べ、性能が速くなる場合があります。
「Y」を指定する場合、以下の制約があります。
・文字が重なったり、位置ズレが発生したりする場合があります。
・環境設定の「出力時の動作」で「JIS90規格の字体で出力する」の指定は無効となり、フォントの標準の字体で出力され
ます。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
LWOLDPRINTSIDE F|C
組合せフォーム出力で電子保存した帳票を印刷する場合、用紙切替え指定の動作モードを指定します。
両面印刷時、指定どおりに新しい用紙へ切替えを行います。
帳票出力の途中から新しい用紙への切替えが正しく行われません。
例)LWOLDPRINTSIDE C
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「F」(両面印刷時、指定どおりに新しい用紙へ切替えを行う)となります。
電子保存のみ有効です。
本キーワードは、旧バージョンの動作に戻すための互換用キーワードです。
新しい用紙への切替え動作を、V9.3.1以前の動作と合わせたい場合、設定値に「C」を指定してください。
性能改善モードでマルチフォーム出力する場合、設定値に「C」を指定すると、新しい用紙への切り替えが正しく行われない場合があるため、本キーワードを指定しないでください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
GRAPHCOLORLEVEL 0|1
グラフデータをカラーで出力する時の性能改善レベルを指定します。
改善レベルを上げることで、帳票出力の処理性能を向上することができます。
グラフ種により描画品質が変わる場合があるため、以下の情報を参考に改善レベルを選択してください。
改善レベル0
グラフの画像データ(ビットマップ)をフルカラーで変換し出力します。画像データはきれいに出力されますが、「改善レベル1」に比べ、画像サイズが大きくなり処理時間もかかります。
V9.3.0よりグラフデータを出力し、画像サイズや処理時間に問題がなければ、この指定を推奨します。
なお、画像サイズや処理時間の改善を必要とする場合は、「改善レベル1」を指定してください。ただし、画像データの出力結果が以前と異なる場合があるため、出力結果に問題がないかを確認してください。
改善レベル1
グラフの画像データ(ビットマップ)を256色のインデックスカラーに変換し出力します。
「改善レベル0」に比べ、画像サイズがおよそ3分の1になり、処理時間も速くなります。
ただし、「改善レベル0」と比較した場合、グラフの網がけ部分の描画品質が変わる(ムラになって見える)などの場合があります。網がけ部分の多いグラフ種(円グラフなど)を出力する場合は、出力結果に問題がないか評価してから使用してください。
新規にグラフデータを出力する場合、この指定を推奨します。ただし、出力結果に問題がある場合は、「改善レベル0」を指定してください。
改善レベル0で出力します(性能改善を行いません)。
改善レベル1で出力します。
例)GRAPHCOLORLEVEL 1
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「0」(改善レベル0)となります。
印刷、電子保存、およびExcelファイル出力で有効です。
当キーワードは「GRAPHDRAWCOLOR」で「C」(グラフデータの色情報を有効にする)を指定している場合に有効になります。また、カラー印刷をサポートしているプリンタ装置、電子保存、およびExcelファイルに出力する場合は、「GRAPHDRAWCOLOR」を省略、または「A」(プリンタ装置のカラーサポート有無にしたがう)を指定している場合も有効になります。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
SUPPRESSRECTEXT F|C
以下をすべて指定した矩形テキスト項目において、BREAK発生時に出力するデータがない場合の動作を指定します。
[集団印刷]タブの「罫線出力」で「罫線の出力を抑止する」を指定
[矩形]タブの「項目内に全データを出力」で「縦幅を拡張して出力」を指定
矩形テキスト項目のBREAK発生時に出力するデータがない場合も正しく出力します。
矩形テキスト項目のBREAK発生時に出力するデータがない場合、以下のように動作します(従来動作)。
・データの出力位置が「先頭」または「最後」の場合
罫線抑止範囲を超えて網がけや背景色を出力します。
・データの出力位置が「中央」の場合
エラーコード:61のエラーになる場合があります。
例)SUPPRESSRECTEXT C
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「F」(矩形テキスト項目のBREAK発生時に出力するデータがない場合も正しく出力)となります。
印刷、電子保存、PDFファイル保存、OWFファイルの印刷およびList Creator互換印刷で有効です。
本キーワードは、旧バージョンの動作に戻すための互換用キーワードです。
矩形テキスト項目の出力結果を、V10.0.0 以前の出力結果と合わせたい場合、設定値に「C」を指定してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
COMBIPRTPOS F|C
組合せフォーム出力時、1番目に出力する帳票様式定義に原点位置が指定されていると、出力
するプリンタ装置によっては、2番目以降に出力する帳票の出力位置がずれる場合があります。
この位置ズレを補正し、正しい位置に出力する場合に指定します。
出力位置のズレを補正し、正しい位置に出力します。
出力位置のズレを補正しません。
例)COMBIPRTPOS F
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「C」(出力位置のズレを補正しない)となります。
出力位置のずれ方は、オペレーティングシステムにより異なります。
・【Windows版】の場合
印刷、またはOWFファイルの印刷時に発生します。使用するプリンタ装置の印刷禁止域の大きさ分、右下にずれ
ます。
・【UNIX系OS版】の場合
FM出力、またはFNP出力する場合に発生します。プリンタ装置の解像度単位で1ドット左上にずれます。1ドットのズレ
のため、見た目でズレは確認できません。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
FONTINFOCACHE W|N
固定ピッチフォントの文字幅情報をキャッシュし、オペレーティングシステムの負荷を軽減することで、処理時間を短縮します。
フォント情報(文字幅)をキャッシュします。
フォント情報(文字幅)をキャッシュしません(従来動作)。
例)FONTINFOCACHE W
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(フォント情報(文字幅)をキャッシュしない)となります。
【Windows版】および【Windows(x64)版】の場合のみ有効です。
印刷、またはOWFファイルの印刷時にのみ有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
UPCECHKCHAR Y|N
バーコード UPC-Eのチェックキャラクタ(下部文字)を出力するか出力しないかを指定します。
チェックキャラクタ(下部文字)を出力します。
チェックキャラクタ(下部文字)を出力しません(従来動作)。
例)UPCECHKCHAR N
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「Y」(チェックキャラクタ(下部文字)を出力する)となります。
印刷(Windows 版のみ)、OWFファイルの印刷、PDFファイル保存、Excelファイル出力で有効です。
本キーワードは、旧バージョンの動作に戻すための互換用キーワードです。
バーコードUPC-Eの出力結果を、V10.1.0 以前の出力結果と合わせたい場合、設定値に 「N」を指定してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
PDFBARQRPART Y|N
PDFファイル保存時のバーコードQR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)の分割数指定を有効とするかどうかを指定します。
分割数を有効にします。
分割数を有効にしません(従来動作)。
例)PDFBARQRPART Y
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(分割数を有効にしない)となります。
PDFファイル保存のみ有効です。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
BARQRAUTOSET 0|1
バーコード QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)の分割数をデータ長によって、自動的に調整するかどうかを指定します。
分割数は、帳票様式定義で指定された分割数を上限として、入力データに指定されたデータの長さから決定されます。分割数の計算式は、以下のとおりです。小数点以下は切り捨てられます。
分割数=((データ長 × 分割数)+項目長-1)÷項目長 *1 *2 *3
*1:単位はバイト数 *2:帳票様式定義で指定された分割数 *3:帳票様式定義のバーコード項目で指定された項目長
分割数を自動調整しません(従来動作)。
分割数を自動調整します。
例)BARQRAUTOSET 1
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「0」(分割数を自動調整しない)となります。
【Windows版】および【Windows(x64)版】の場合のみ有効です。
PDFファイル保存で利用する場合は、「PDFBARQRPART」で「Y」(分割数を有効にする)も指定してください。
「0」(分割数を自動調整しない)を指定した場合、帳票様式定義で指定された分割数で、データが均等になるように分割されます。
「1」(分割数を自動調整する)を指定した場合、以下の特記事項があります。
・分割数を自動調整するためには、帳票様式定義の帳票のプロパティ画面の[バーコード]タブの「入力データ長が項目
長に満たない場合、空白で埋める」を指定しないでください。
帳票様式定義の帳票のプロパティ画面の[バーコード]タブで「入力データ長が項目長に満たない場合、空白で埋める」
が指定されていると、項目長に満たない部分に空白が埋め込まれ、入力データ長と項目長が等しくなり、分割数は自動
調整されません。帳票様式定義で指定された分割数となります。
・帳票様式定義の帳票のプロパティ画面の[バーコード]タブで「制御コードの代替文字指定を行う」が指定されている場
合は、項目長は「項目長-2」として計算してください。
バーコードの出力方法に、「指定範囲に収まるように出力する」が指定されていた場合は、分割数によって、バーコードの大きさが変わります。
バーコードの出力方法に、「バーコードのモジュール幅を指定する」が指定されていた場合は、バーコードの大きさが維持されます。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
OVLMULTIPLECHAR Y|N
帳票印刷時、Unicodeの文字を使用したオーバレイで結合文字を出力するかどうかを指定します。
オーバレイの結合文字を出力します。
オーバレイの結合文字を出力しません(従来動作)。
例)OVLMULTIPLECHAR Y
「N」(オーバレイの結合文字を出力しない)を指定した場合または当キーワードを省略した場合、オーバレイの結合文字が結合されません。
「Y」(オーバレイの結合文字を出力する)を指定した場合、結合文字を含まないオーバレイ文字の出力結果が、Unicode文字を使用しないオーバレイ文字の出力結果と異なる場合があります。
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「N」(オーバレイの結合文字を出力しない)となります。
【Windows版】および【Windows(x64)版】の場合のみ有効です。
印刷、OWFファイルの印刷で、Unicodeの文字を使用したオーバレイの場合に有効なキーワードです。
オーバレイ文字に結合文字を使用する場合、条件を満たしていないと結合文字が出力されません。オーバレイ文字に結合文字を使用する場合は必ず事前に以下の留意事項を確認してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
CENTERINGWIDTH C|F
中央配置を指定している項目で、領域長が文字列の幅以上あるにもかかわらず、文字の一部が出力されない場合の出力について指定します。
文字出力を変更しません(従来動作)。
文字列幅を補正し、領域長に収まる分の文字を出力します。
例)CENTERINGWIDTH F
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略し
た場合は、「C」(文字出力を変更しない)となります。
印刷、電子保存、PDF ファイル保存、OWF ファイルの印刷およびList Creator 互換印刷で有効です。
本キーワードは、領域長に文字列の幅以上あるのに、一部の文字が出力されない場合に指定します。領域長に収まる分の文字を出力したい場合、設定値に「F」を指定してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
EQUALLYOVERFLOW C|J
均等配置を指定している項目で、領域長を超えた場合に「文字などを詰めて全データを出力する」が指定されている場合の動作を指定します。
文字出力を変更しません。圧縮して出力します(従来動作)。
項目に指定されている文字ピッチを基に制御し、文字ピッチの値が文字サイズよりも極端に小さい場合、領域長いっぱいに文字が出力されず、文字が狭い範囲に詰まって出力されます。
両端揃えで出力します。
項目に指定されている文字ピッチは無効とし、領域長いっぱいに文字を出力します。
例)EQUALLYOVERFLOW J
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「C」(圧縮して出力)となります。
印刷、電子保存、PDF ファイル保存、OWF ファイルの印刷およびList Creator 互換印刷で有効です。
本キーワードは、文字が領域長いっぱいに出力されず、狭い範囲に詰まって出力される場合に指定します。領域長いっぱいに文字を出力したい場合、設定値に「J」を指定してください。
領域長が1文字分の文字幅よりも小さい項目に1文字のみ出力した場合には、「J」(両端揃え)を指定した場合でも、圧縮で出力します。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係
QUALITYPRT Y|N
パーティション罫線の罫線や網がけをListCREATOR V10.0L20以前と同じパターンで出力するかどうかを指定します。
オーバレイ図形と同一のパターンで出力します(パーティション罫線とオーバレイ図形で同一属性の罫線や網がけを定義している場合、出力結果が同じになります)。
ListCREATOR V10.0L20以前と同様のパターンで出力します(パーティション罫線とオーバレイ図形で同一属性の罫線や網がけを定義している場合でも、出力結果は同じになりません)。
例)QUALITYPRT N
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「Y」(オーバレイ図形と同一パターンで出力)となります。
印刷(Windows 版のみ)で有効です。
本キーワードは、旧バージョンの動作に戻すための互換用キーワードです。
罫線・網がけの出力結果を、ListCREATOR V10.0L20 以前の出力結果と合わせたい場合、設定値に「N」を指定してください。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
LWCHARPITCH 1440|7200
電子保存時、List Worksに指定する文字間隔の単位を指定します。
文字の出力位置にズレが発生している場合に指定します。
1/1440インチ単位で指定します。
1/7200インチ単位で指定します。
例)LWCHARPITCH 7200
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定して値を省略した場合は、「1440」(1/1440インチ単位で指定)となります。
電子保存のみ有効です。
「7200」(1/7200インチ単位)の指定時、文字ピッチに0.22以下を指定している場合、正しいピッチで出力されません。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
TIFFDPI 72|96|144|240|300|400|600|1200
出力するTIFFの解像度(dpi)を指定します。
例)TIFFDPI 400
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定した場合は、「300」となります。
TIFF出力のみ有効です。
指定可能な解像度以外の値を指定した場合、指定は無効となり、「300」が指定されたものとします。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
TIFFCOLORMODE 0|1
出力するTIFFの色情報を指定します。
RGBフルカラー
モノクロ(2値)
例)TIFFCOLORMODE 1
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定した場合は、「0」(RGBフルカラー)となります。
TIFF出力のみ有効です。
出力するTIFFファイルのサイズは、圧縮により小さくなりますが、消費メモリが多くなる傾向があります。運用環境で性能について評価してから、利用してください。
以下は、A4用紙相当のTIFFファイルの値です。
解像度 | 変換時に必要なメモリ | ファイルサイズ(LZW圧縮) | ||
---|---|---|---|---|
モノクロ(2値) | RGBフルカラー | モノクロ(2値) | RGBフルカラー | |
300dpi | 1.0MB | 24.9MB | 0.06MB | 0.60MB |
600dpi | 4.1MB | 99.6MB | 0.18MB | 1.63MB |
1200dpi | 16.6MB | 398.3MB | 0.59MB | 4.45MB |
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
TIFFCOMPRESSION LZW|MMR
出力するTIFFの圧縮形式を指定します。
LZW圧縮
G4(MMR)圧縮
例)TIFFCOMPRESSION MMR
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定した場合は、「LZW」(LZW圧縮)となります。
TIFF出力のみ有効です。
「MMR」(G4(MMR)圧縮)の指定は、「TIFFCOLORMODE」が「1」(モノクロ(2値))の場合のみ有効です。「TIFFCOLORMODE」が「0」(RGBフルカラー)の場合、「MMR」(G4(MMR)圧縮)の指定は無効となり、「LZW」(LZW圧縮)となります。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
TIFFPAGELIMITVAL ページ数上限値
出力するTIFFのページ数の上限値を1~5000の範囲で指定します。
例)TIFFPAGELIMITVAL 100
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定した場合は、「10」となります。
TIFF出力のみ有効です。
指定可能な範囲以外の値を指定した場合、指定は無効となり、「10」が指定されたものとします。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
GENGO GGGG,G:YYYYMMDD
和暦のカスタマイズについて指定します。
数字項目(日付)および日付項目で元号を表す文字列を指定します。
なお、文字種(全半角、英字、漢字など)のチェックはされません。
以下のいずれかの文字を指定してください。
元号の漢字2文字(例:平成)
元号の半角英字1文字(例:H)
元号の開始年月日を指定します。
例)GENGO 元号,X:20180401
帳票出力環境設定ファイルに有効な指定があれば、指定にしたがって和暦のカスタマイズを行います。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合や指定が正しくない場合は、和暦はカスタマイズできません。
印刷、電子保存、PDFファイル保存、およびOWFファイルの印刷で有効です。
元号の開始年月日(YYYYMMDD)に存在しない日付を指定した場合、指定は無効になります。
本キーワードは、平成の開始日(1989年1月8日)以降の日付にのみ有効です。平成の開始日以前の日付を指定した場合、指定は無効になります。
元号(GGGG)または元号の開始年月日(YYYYMMDD)に同じ値を指定したキーワードが存在する場合、後から指定した方が有効になります。
元号は最大5つ指定できます(本キーワードの指定数ではありません)。
すでに元号を5つ登録している場合、6つ目の元号を指定は以下のように扱われます。
・すでに登録されている元号と同じ値を指定した場合、すでに登録されている元号情報を上書きします。
・すでに登録されている元号に同じ指定がない場合、指定は無効となります。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
PRTCHECKFONT N|W|E
印刷時、項目に指定されたフォントがインストールされていない場合の動作を指定します。
代替フォントを使用して印刷します。
警告メッセージを出力し、代替フォントを使用して印刷します。
複数の項目でチェックされた場合でもメッセージは1つのみ出力されます。
エラーとして印刷を打ち切ります。
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合またはキーワードのみを指定した場合は、「N」(代替フォントを使用して印刷)となります。
印刷(Windows版)のみ有効です。
オーバレイ文字および矩形オーバレイ文字はチェック対象となりません。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
PDFCHECKFONT N|W|E
PDFファイル保存時、項目に指定されたフォントがインストールされていない場合の動作を指定します。
代替フォントを使用してPDFファイル保存を行います。
警告メッセージを出力し、代替フォントを使用してPDFファイル保存を行います。
複数の項目でチェックされた場合でもメッセージは1つのみ出力されます。
PDFファイル保存を打ち切ります。
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合またはキーワードのみを指定した場合は、「N」(代替フォントを使用してPDFファイル保存)となります。
PDFファイル保存のみ有効です。
PDFフォント登録がされていない場合もチェック対象となります。
オーバレイ文字および矩形オーバレイ文字はチェック対象となりません。
OCR-B項目はチェック対象となりません。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
DECODEITEM テキスト項目名,ライブラリパス
印字データの保護支援機能を利用する場合に、対象とするテキスト項目および印字データの保護支援のライブラリで使用するパスを指定します。
帳票定義情報で指定したテキスト項目の項目名を指定します。
項目名に半角空白を含む場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。
以下の場合、当キーワードは無視されます(印字データの保護支援の処理は行われません)。
・省略した場合
・指定した項目が見つからない場合
・テキスト項目以外を指定した場合
印字データの保護支援を行う関数をエントリポイントとするライブラリ名を絶対パスで指定します。
List Creatorでは、終端文字を除いて、519バイトまで指定可能です。
ライブラリパスに半角空白を含む場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。
省略した場合、当キーワードは無視されます(印字データの保護支援の処理は行われません)。
なお、印字データの保護支援を行う関数の詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
例)【Windows版】
DECODEITEM Text0001,C:\WORK\DECODE.DLL
帳票出力環境設定ファイルの指定にしたがいます。
帳票出力環境設定ファイルでも省略されている場合やキーワードのみを指定した場合は、印字データの保護支援の処理は行われません。指定されたデータがそのまま出力されます。
印字データの保護支援の対象は、テキスト項目のみです。
当キーワードを複数指定することで最大100項目まで印字データの保護支援の対象の項目を指定できます。
なお、101項目以上指定した場合は、100項目までが有効となり、それ以降は無視されます。
同一項目に対して複数の異なる指定をした場合は、後の指定が有効になります。
印字データの保護支援の対象に「集団印刷」が指定された場合、帳票形式によって制御が異なります。
なお、印字データの保護支援の対象でも、集団印刷文字に置き換わっている場合は、印字データの保護支援の処理は行われません。
・集計表形式、フリーフレーム形式の場合
「罫線を出力する」の場合、印字データの保護支援の処理は行われません。
「罫線の出力を抑止する」の場合、印字データの保護支援の処理が行われます。
・伝票形式の場合
「罫線を出力する」の場合、印字データの保護支援の処理が行われます。
ハイパーリンクが指定された項目は、印字データの保護支援の対象にはできません。
指定した項目がある場合、指定したライブラリのロードに失敗したときはエラーになります。
指定した項目がない場合、ライブラリの有無に関係なくエラーにはなりません。
帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。
⇒“4.4.3 帳票出力環境設定ファイルと帳票出力情報ファイルとの関係”
●帳票出力情報ファイルの記述例
帳票出力情報ファイルの記述例について説明します。
帳票出力情報ファイルに以下のように定義します。
(1)グラフ描画解像度:600
(2)グラフ描画カラーモード:グラフデータの色情報を有効にする
(3)PDF出力時のJIS2004文字の出力:サロゲートペアを出力する
(4)UNICODE半角文字の範囲を指定:MS ゴシックの[7FF1]を半角として扱う
(5)UNICODE全角文字の範囲を指定:MS 明朝の[7FF1]を全角として扱う
(6)画像の透過出力描画方法:描画方法1で印刷する
記述例を以下に示します。
GRAPHRESOLUTION 600 ……………(1) GRAPHDRAWCOLOR C ……………(2) PDFJIS2004MODE Y ……………(3) UNICODEN FONT="MS ゴシック";7FF1 ……………(4) UNICODEW FONT="MS 明朝";7FF1 ……………(5) STAMPTYPE T1 ……………(6)