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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

12.7.1 ファイル(TIFF)タブ

帳票をTIFF出力する場合の情報を設定します。

図12.28 帳票業務情報のプロパティ画面のファイル(TIFF)タブ

ポイント

  • 以下の設定は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。

    • 格納先ファイル名

    帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

TIFFファイルに出力する

帳票をTIFFファイルとして出力するかどうかを指定します。TIFFファイルとして出力する場合に、チェックボックスをチェックし、以下の項目を指定します。

ここでTIFF ファイルに出力すると指定しても、帳票の出力時に変更することもできます。

格納先ファイル名

出力するTIFFファイルのファイル名を512バイトで指定します。

入力域の右側の[...]ボタンをクリックすると、デスクトップ配下のファイル名を参照できます。ファイルを参照して指定する場合は、260バイト以内で指定してください。

TIFFファイル名は、出力時、またはこの画面のいずれかで必ず指定してください。

注意

  • TIFF ファイル名の拡張子には、必ず「.tif」を指定してください。

  • フォルダ名のみの指定はできません。

  • 「格納先ファイル名」の前後に入力された半角空白文字は削除されます(すべて半角空白文字とした場合、値が省略されたとみなされます)。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合も、ファイル名のパス名の区切り文字には「円マーク(\)」を指定してください。UNIX系OS上で帳票を出力するときに、「円マーク(\)」が「スラッシュ(/)」に解釈されます。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、パスの先頭にドライブ名を指定しないでください。
    以下にファイル名が「/home/hozon01/file.tif」の場合の指定例を示します。

        指定方法:\home\hozon01\file.tif
  • 同一名ファイルがすでに存在するときにTIFF出力に失敗した場合は、元のTIFFファイルも削除されることがあります。

ポイント

  • 指定されたフォルダが存在しない場合、フォルダが自動生成されます。フォルダには、親フォルダと同じアクセス権が設定されます。アクセス権がない場合は、エラーになります。

  • 同一名ファイルがすでに存在する場合は、アクセス権があれば新しいファイルに置き換えられます。アクセス権がない場合は、エラーになります。

  • データ到着監視時の帳票を出力するユーザは、サービス「ListCREATOR Service」のログオンユーザです。

バーコード補正情報

TIFF出力時にバーコードを補正する場合に、[バーコード補正情報]ボタンをクリックして表示されるTIFF出力時のバーコード補正情報設定画面で、バーコード補正情報を設定します。

TIFF出力時のバーコード補正情報設定画面については、以下を参照してください。

⇒“12.7.1.1 TIFF出力時のバーコード補正情報設定画面

12.7.1.1 TIFF出力時のバーコード補正情報設定画面

TIFF出力時に、出力先の環境に合わせてバーコードの出力結果を補正する情報を設定します。

通常は、設定の必要はありません。出力したバーコードがバーコードリーダーで読み取れない場合に設定してください。

なお、設定できるのは、EAN-128(コンビニエンスストア向け)のバーコードです。

ポイント

  • 印刷時、PDFファイル保存時、またはExcelファイル出力時のバーコード補正情報については、帳票業務情報のプロパティ画面の以下のタブで設定してください。

      印刷時           :[印刷]タブ
      PDFファイル保存時:[ファイル]タブ
      Excel出力時      :[ファイル(Excel)]タブ
  • バーコード補正情報は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。
    帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

補正する

TIFF出力時にバーコードを補正する場合に、チェックボックスをチェックします。

ドット補正:

バーコードのモジュール幅(各バーの幅)を補正するドット数を1~255の範囲で指定します。ドット数は、1から順に数値を上げ、バーコードの読み取り結果(TIFFファイルを印刷した結果)を確認しながら指定してください。