帳票をTIFF出力する場合の情報を設定します。
図12.28 帳票業務情報のプロパティ画面のファイル(TIFF)タブ
ポイント
以下の設定は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。
格納先ファイル名
帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
帳票をTIFFファイルとして出力するかどうかを指定します。TIFFファイルとして出力する場合に、チェックボックスをチェックし、以下の項目を指定します。
ここでTIFF ファイルに出力すると指定しても、帳票の出力時に変更することもできます。
出力するTIFFファイルのファイル名を512バイトで指定します。
入力域の右側の[...]ボタンをクリックすると、デスクトップ配下のファイル名を参照できます。ファイルを参照して指定する場合は、260バイト以内で指定してください。
TIFFファイル名は、出力時、またはこの画面のいずれかで必ず指定してください。
注意
フォルダ名のみの指定はできません。
「格納先ファイル名」の前後に入力された半角空白文字は削除されます(すべて半角空白文字とした場合、値が省略されたとみなされます)。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合も、ファイル名のパス名の区切り文字には「円マーク(\)」を指定してください。UNIX系OS上で帳票を出力するときに、「円マーク(\)」が「スラッシュ(/)」に解釈されます。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、パスの先頭にドライブ名を指定しないでください。
以下にファイル名が「/home/hozon01/file.tif」の場合の指定例を示します。
指定方法:\home\hozon01\file.tif
同一名ファイルがすでに存在するときにTIFF出力に失敗した場合は、元のTIFFファイルも削除されることがあります。
ポイント
指定されたフォルダが存在しない場合、フォルダが自動生成されます。フォルダには、親フォルダと同じアクセス権が設定されます。アクセス権がない場合は、エラーになります。
同一名ファイルがすでに存在する場合は、アクセス権があれば新しいファイルに置き換えられます。アクセス権がない場合は、エラーになります。
データ到着監視時の帳票を出力するユーザは、サービス「ListCREATOR Service」のログオンユーザです。
TIFF出力時に、出力先の環境に合わせてバーコードの出力結果を補正する情報を設定します。
通常は、設定の必要はありません。出力したバーコードがバーコードリーダーで読み取れない場合に設定してください。
なお、設定できるのは、EAN-128(コンビニエンスストア向け)のバーコードです。
ポイント
印刷時、PDFファイル保存時、またはExcelファイル出力時のバーコード補正情報については、帳票業務情報のプロパティ画面の以下のタブで設定してください。
印刷時 :[印刷]タブ PDFファイル保存時:[ファイル]タブ Excel出力時 :[ファイル(Excel)]タブ
バーコード補正情報は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。
帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。