帳票レイアウト情報と入力データの関連付け情報は、帳票レイアウト情報に重ね合わせて出力するデータ(入力データ)、および入力データから自動計算して出力データを生成するための情報について定義したものです。
以下の情報を定義します。
- 入力データの種類
入力データの種類を定義します。入力データの種類については、以下を参照してください。
⇒“9.2.1 入力データの種類を決める”
- 項目の出力順
帳票レイアウト情報の項目の並び順と、入力データの項目の並び順が同じになるように定義します(図9.1参照)。
- 演算(出力データの自動計算)の定義
入力データから、特定の項目の値(合計など)を自動計算するための定義を行います(図9.1および図9.2参照)。
図9.1 帳票レイアウト情報の項目の並び順と入力データの並び順の関係

- BREAK制御の定義
特定の項目にBREAKを定義します。
BREAK制御とは、帳票出力時に、BREAKを定義した項目の入力データの値が変わるタイミング(BREAKが発生したタイミング)で、改ページしたり合計などの演算を行ったりすることです。
BREAKを定義した項目を「BREAK項目」と、BREAK項目に対するデータの値が変わったタイミングを「BREAKが発生した」と呼びます。
図9.2 BREAKと演算の関係
