項目に演算などを指定するときに、複数の項目をまとめて扱いたい場合は、集団項目を定義します。
また、集団項目でまとめられたそれぞれの項目を、集団項目の構成項目と呼びます。
例えば、帳票にA、B、およびCという項目があり、どれか1つの入力データの値が変わったときにBREAKを発生させたい場合は、A、B、およびCを構成項目とする集団項目を定義し、集団項目にBREAKを指定します。
集団項目を定義する方法を説明します。
[レコード]タブまたは[データ]タブをクリックします。
⇒レコードリストまたはデータリストが表示されます。
レコードリストまたはデータリスト上の項目を選択し、[挿入]-[集団項目]を選択します。
⇒選択した項目を含む集団項目が定義されます。
集団項目の構成項目を追加する場合は、レコードリストまたはデータリストで既存項目を集団項目へドラッグ&ドロップします。
ポイント
集計表形式の帳票レイアウト情報で、集団項目の扱いが「集団項目名を使用」の場合、レポート頭書きパーティションとそれ以外のパーティションの項目を同一の集団項目として定義できません。
集計表形式の帳票レイアウト情報で、入力データ形式が「XML形式」の場合、以下のことに注意してください。
明細集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)を明細集団項目配下以外に移動することはできません。
DE(明細)パーティション以外の項目を明細集団項目の構成項目として定義することはできません。
フリーフレーム形式の帳票レイアウト情報で、入力データ形式が「XML形式」の場合、以下のことに注意してください。
フレーム集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)をフレーム集団項目配下以外に移動することはできません。
明細集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)を明細集団項目配下以外に移動することはできません。
フレームパーティション以外の項目または異なるフレームの項目をフレーム集団項目の構成項目として定義することはできません。
DE(明細)パーティション以外の項目を明細集団項目の構成項目として定義することはできません。
データ定義画面の[環境定義]タブで、集団項目の扱いに「集団項目名を使用」を指定した場合、以下のことに注意してください。
レコード域共用項目は、集団項目の構成項目にはしないでください。