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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

1.4.4 集計表形式

どのような形式か?

複数のパーティションで構成される形式です。データによって、出力する明細が増減したり、演算や改ページのタイミング、出力位置を細かく指定できます。例えば、月が変わるタイミングで小計を、年が変わるタイミングで合計を計算する集計表などに適しています。

図1.12 集計表形式(パーティションの構成)

RH(レポート頭書き)

表紙または1ページ目だけに出力する、見出しなどを設定する領域です。

指定した固定位置に出力されます(固定パーティション)。

レポート頭書きパーティションは、省略することもできます。レポート頭書きパーティションの使用例については、以下を参照してください。

⇒“図1.13 集計表形式(レポート頭書き・表紙)

⇒“図1.14 集計表形式(レポート頭書き・1ページ目の見出し)

PH(ページ頭書き)

ページの最初に必ず出力する、タイトルなどを設定する領域です。

指定した固定位置に出力されます(固定パーティション)。

ページ頭書きパーティションは、省略することもできます。

CH(制御頭書き)

特定の項目に対するデータが変わるタイミングで明細の前に出力する、明細の見出しなどを設定する領域です。

データによって浮動位置に出力されます(浮動パーティション)。

制御頭書きパーティションは、最大16個まで定義できます。省略することもできます。

DE(明細)

明細のデータを設定する領域です。

データによって浮動位置に出力されます(浮動パーティション)。

明細パーティションは、最大100個まで定義できます。必ず1個以上必要です。

CF(制御脚書き)

特定の項目に対するデータが変わるタイミングで明細の後に出力する、明細の小計、合計などを設定する領域です。

指定した固定位置に出力する(固定パーティション)ことも、データによって浮動位置に出力する(浮動パーティション)こともできます。

制御脚書きパーティションは、最大16個まで定義できます。省略することもできます。

PF(ページ脚書き)

ページの最後に必ず出力する、ページ番号などを設定する領域です。

指定した固定位置に出力されます(固定パーティション)。

ページ脚書きパーティションは、省略することもできます。

特長

ポイント

  • 1ページ目の見出しとしてRH(レポート頭書き)を出力する場合、1ページ目にはPH(ページ頭書き)として設定された領域は出力されません。
    2ページ目以降には、PH(ページ頭書き)として設定された領域が出力されます。