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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.9 esiqctdel

esiqctdelコマンドについて説明します。

機能説明

キュー間転送で使用しているホスト定義、および転送定義を削除するためのキュー間転送定義セットを作成します。キュー間転送定義セットは、esiqctdelコマンドを実行したディレクトリに、「ホスト名.zip」の形式で保存されます。

作成したキュー間転送定義セットをesiqctsetコマンドの引数に指定して実行することでホスト定義、および転送定義が削除されます

形式

ホスト定義シート、転送定義シートを指定する場合
esiqctdel {-h ホスト定義シート名|-r 転送定義シート名|-h ホスト定義シート名 -r 転送定義シート名}
ホストID、キュー間転送名を指定する場合
esiqctdel {-H ホストID|-R キュー間転送名|-H ホストID -R キュー間転送名}
すべてのキュー間転送定義を指定する場合
esiqctdel -a

引数

表1.141 引数の一覧

引数

説明

-h ホスト定義シート

ホスト名を削除する場合、ホスト定義シート名を指定します。

-r 転送定義シート名

転送定義を削除する場合、転送定義シート名を指定します。

-H ホストID

ホスト名を削除する場合、削除するホストIDを指定します。

-R キュー間転送名

転送定義を削除する場合、削除するキュー間転送名を指定します。

-a

すべてのキュー間転送定義を削除する場合に指定します。

復帰値

表1.142 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esiqctdelコマンドの使用例を示します。この例では、ホスト定義シート“hostdef.txt”と転送定義シート“routedef.txt”を指定しています。

esiqctdel -h hostdef.txt -r routedef.txt