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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.3 apfwdspmsgtbl

apfwdspmsgtblコマンドについて説明します。

機能説明

メッセージ格納DBの情報を表示します。
以下に表示形式を説明します。

メッセージ格納情報を表示
SPACENAME:                メッセージ格納領域名(注1)
DBSCHEMA:                 スキーマ
NS HOST:                  ネーミングサービスのホスト名、ポート番号(形式 ホスト名:ポート番号)
MAX CHANNEL COUNT:        JMS-Rキューの最大数
USED CHANNEL COUNT:       現在使用しているJMS-Rキューの数
MAX MESSAGE COUNT:        メッセージ蓄積最大数
MAX MESSAGE LENGTH:       最大メッセージ長
DBSPACE NAME:             データベーススペース名
NSGW DBSPACE NAME:        キュー間転送用のデータベーススペース名(注2)

(注1)メッセージ格納領域名の先頭に'*'が付加されて表示された場合は、対象のメッセージ格納領域は、作成中、または削除中です。apfwaddmsgtbl、apfwdelmsgtblを実行中でない場合は、不要な情報がデータベースに残存しているため、apfwdelmsgtblコマンドを使用して削除してください。

(注2)NSGW DBSPACE NAMEはキュー間転送の設定を行った場合だけ出力されます。

JMS-Rキューが使用するテーブル情報を表示
CHANNEL NAME:             イベントチャネルのグループ名::イベントチャネル名
SPACE NAME:               メッセージ格納領域名(注1)
TABLE NAME:
スキーマ名.使用テーブル名1
スキーマ名.使用テーブル名2

(注1) JMS-Rキュー作成時にメッセージ格納領域を指定していない場合は、ハイフン"-"が出力されます。

形式

メッセージ格納領域情報を表示
apfwdspmsgtbl [-n メッセージ格納領域名] [-u ユーザ名]
JMS-Rキューが使用するテーブル情報を表示
apfwdspmsgtbl -e [-s スキーマ名] [-g イベントチャネルのグループ名 -c イベントチャネル名] [-u ユーザ名]

オプション

表1.129 オプションの一覧

オプション

説明

-n メッセージ格納領域名

メッセージ格納領域の名前を指定してください。大文字小文字は区別します。以下の条件を満たす文字列を指定してください。

  • 36文字以内の文字列で指定します。

  • 使用可能な文字種は、英数字、アンダースコア(_)、アットマーク(@)、エンマーク(\)、シャープ(#)です。

  • 先頭文字には、英字、アットマーク(@)、エンマーク(\)、シャープ(#)を使用してください。

省略時は、メッセージ格納領域の一覧を表示します。

-u ユーザ名

データベースにアクセスするユーザのIDを指定してください。
省略時は、コマンド実行ユーザのIDとなります。
データベース作成権限者、または業務データベースユーザのIDを指定する必要があります。

-e

JMS-Rキューが使用するテーブル情報を表示する場合に指定します。
-gと-cオプションを省略した場合は、一覧を表示します。

-s スキーマ名

メッセージ格納DBのスキーマ名を指定します。
18バイト以内の文字列を指定してください。大文字小文字は区別されません。
省略時は、作成されているすべてのスキーマの情報を表示します。

-g イベントチャネルのグループ名

esiqueadd_jmsrコマンドで指定したキュー名を指定してください。

-c イベントチャネル名

esiqueadd_jmsrコマンドで指定したキュー名を指定してください。

復帰値

表1.130 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

2以上

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

メッセージ格納領域情報を表示する場合
apfwdspmsgtbl -n SPACE001
JMS-Rキューが使用するテーブル情報を表示する場合
apfwdspmsgtbl -e -g QUEUE001 -c QUEUE001