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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.4.8 esidefbackup

esidefbackupコマンドについて説明します。

機能説明

J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されているISI定義を、zip形式でバックアップします。

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合は、ISIプロジェクトごとのISI定義をバックアップします。

形式

システムで1つのISI定義を利用する場合
esidefbackup ファイル名
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合
esidefbackup ファイル名 [-u ISIプロジェクト名]

引数

表1.92 引数の一覧

引数

説明

ファイル名

定義をバックアップするファイルの名前を指定します。

オプション

表1.93 オプションの一覧

オプション

説明

-u

バックアップするISIプロジェクト名を指定します。

省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。

ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。

ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。

復帰値

表1.94 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esidefbackupコマンドの使用例を示します。この例では、定義を「D:\backup\20050824.zip」にバックアップします。

esidefbackup D:\backup\20050824.zip

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefbackupコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」の定義を「D:\backup\20050824.zip」にバックアップします。

esidefbackup D:\backup\20050824.zip -u isiproject

esidefbackupコマンドの使用例を示します。この例では、定義を「/opt/tmp/20050824.zip」にバックアップします。

esidefbackup /opt/tmp/20050824.zip

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefbackupコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」の定義を「/opt/tmp/20050824.zip」にバックアップします。

esidefbackup /opt/tmp/20050824.zip -u isiproject