esidefgetコマンドについて説明します。
機能説明
J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されている定義を、指定したディレクトリに取り出します。
取り出した定義は、指定したディレクトリに以下の構成で保存されます。
サービスエンドポイント定義
「指定したディレクトリ\endpoint.xml」
メディエータファンクション定義
「指定したディレクトリ\mediatorfunction.xml」
シーケンス定義
「指定したディレクトリ\sequence\シーケンス名.xml」
サービス情報
「指定したディレクトリ\service\サービス名.xml」
ルーティング定義
「指定したディレクトリ\msgdistribution\ルーティング定義名.xml」
J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されている定義を、指定したディレクトリに取り出します。
取り出した定義は、指定したディレクトリに以下の構成で保存されます。
サービスエンドポイント定義
「指定したディレクトリ/endpoint.xml」
メディエータファンクション定義
「指定したディレクトリ/mediatorfunction.xml」
シーケンス定義
「指定したディレクトリ/sequence/シーケンス名.xml」
サービス情報
「指定したディレクトリ/service/サービス名.xml」
ルーティング定義
「指定したディレクトリ/msgdistribution/ルーティング定義名.xml」
形式
esidefget ディレクトリ名
esidefget ディレクトリ名 [-u ISIプロジェクト名]
引数
引数 | 説明 |
---|---|
ディレクトリ名 | 取り出した定義を格納するディレクトリ名を指定します。 |
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-u ISIプロジェクト名 | 取得するISIプロジェクト名を指定します。 省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。 ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。 ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
定義を保存するディレクトリには、必ず空のディレクトリを指定してください。空でないディレクトリを指定した場合、コマンドはエラーとなります。
使用例
esidefgetコマンドの使用例を示します。この例では、定義を「D:\work」に取り出します。
esidefget D:\work
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefgetコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」の定義を「D:\work」に取り出します。
esidefget D:\work -u isiproject
esidefgetコマンドの使用例を示します。この例では、定義を「/opt/tmp」に取り出します。
esidefget /opt/tmp
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefgetコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」の定義を「/opt/tmp」に取り出します。
esidefget /opt/tmp -u isiproject