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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

6.4.1 サーバ側のAPI

サーバ側のAPIの概要を以下に示します。サーバ側のAPIはWeb APIで、送受信のデータ形式はJSONです。詳細は付録A プッシュWeb APIを参照してください。

API名 メソッド 機能パス
(Web API名)
意味
登録ID情報の取得 POST regID 登録ID情報を取得。
登録IDの一覧取得 POST regIDs 登録IDの一覧を取得。
登録IDの検索 POST findRegID 拡張データを検索条件として、登録IDを検索。
登録IDの削除 POST delRegIDs 指定した登録IDを削除。
IMAPSプッシュIDの更新 POST fjpRegID IMAPSプッシュIDを更新。
APNsのデバイストークン登録、更新 POST apnsRegID APNsのデバイストークン、アプリケーション名、サンドボックスを登録、または更新。
WNSのチャネルURI登録、更新 POST wnsRegID WNSのチャネルURI、アプリケーション名の情報を登録、または更新。
GCMのregistrationID登録、更新 POST gcmRegID GCMのregistrationID、GCMのアプリケーション名の情報を登録、または更新。
メッセージ送信 POST notify 指定した宛先に対して、メッセージを送信。
共通メッセージの送信 POST notifyCommon 指定した宛先に対して、共通のメッセージを送信。
蓄積メッセージ参照 GET refSvrMsg サーバに蓄積しているメッセージを参照。
メッセージ情報の取得 POST getMsgByMsgID メッセージIDが示すメッセージ情報を取得します。
メッセージ情報の取得 POST getMsgByRegID 登録IDが示すメッセージ情報を取得します。
既読件数の取得 POST readCount 送信済のメッセージの総件数と既読件数を取得します。

プッシュWeb APIは、アプリケーション管理者によるアクセス制御を使用します。
そのため、プッシュWeb APIを使用するアプリケーションは、HTTPヘッダにIMAPS-Authorizationキーの設定が必要です。IMAPSとして認証する/しないの動作に連動して、プッシュの認証も動作します。

IMAPS-Authorizationキーには、以下の内容を設定します。IMAPS-Authorizationキーに指定するユーザーID、パスワードは、adminuser createコマンドで作成したユーザーを指定します。
IMAPS-Authorization: Basic ユーザー ID:パスワード
下線部はBase64でエンコードしてください。
HTTPリクエストのURLの形式は以下のとおりです。
http(s)://<IMAPSサーバ>:<ポート番号>/pushidmng/機能パス
<IMAPSサーバ>
IMAPSサーバのFQDNまたはIPアドレス。
<ポート番号>
プッシュアプリで使用するApacheのリスナーポート。
「IMAPSサーバ用パラメタ(imsetup_srv.properties)」のIM_AHS_PUSH_PORTの値。
<機能パス>
Web API名。

アプリケーション管理者によるアクセス制御は、"運用ガイド""アプリケーション管理者によるアクセス制御"を参照してください。