クライアント側のAPIの概要を以下に示します。ハイブリッドアプリケーション向けのJavaScriptと、それぞれのクライアントOS向けのネイティブ言語のAPIを提供します。
JavaScript APIの概要を以下に示します。
Namespace
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メソッド名
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意味
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FJPHandler
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init
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プッシュハンドラを利用するための初期設定を行う。
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Android向けのAPIの概要を以下に示します。
クラス名
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メソッド名
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意味
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PushManager
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init
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プッシュハンドラを利用するための初期設定(登録IDの払出しとプッシュ基盤サーバへの接続)を行い、プッシュ通知を受信できる状態にする。
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PushManager
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initAtomic
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プッシュハンドラを利用するための初期設定(登録IDの払出しだけ)を行う。プッシュ通知を受信できない状態。
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PushManager
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bind
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PUSH通信サービスにバインドする。これにより、APIが利用できるようになる。
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PushManager |
notifyMessageRead |
メッセージIDを引数に指定し、IMAPSサーバへメッセージを確認したことを通知する。 |
PushManager |
getFailedMsgIDList |
通信エラーによりアプリ領域に保存したメッセージIDの一覧を取得する。 |
GcmRegister
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register
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SENDER IDでGCMのregistrationIDを要求し、IMAPSサーバに登録。IMAPSサーバ登録後に、再度、本APIを実行した場合は、GCMのregistrationID要求は行う、IMAPSサーバへの登録はregistrationIDが変更されるまでは行わない。
なお、すでにIMAPSサーバ登録後のためGCMのregistrationID要求だけ行った場合でも、要求に成功した場合はPushReceiver:callbackにID登録状態であることが通知される。
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GcmRegister |
notifyMessageRead |
メッセージIDを引数に指定し、IMAPSサーバへメッセージを確認したことを通知する。 |
GcmRegister |
getFailedMsgIDList |
通信エラーによりアプリ領域に保存したメッセージIDの一覧を取得する。 |
PushManager生成時に、引数としてPushReceiverを指定します。
メッセージ(エラーメッセージを含む)を受信したい場合は、以下のメソッドをオーバーライドしてください。
クラス名
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メソッド名
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意味
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PushReceiver
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Callback
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PushManagerからの通知を受信。
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PushMangerのbindメソッドで、引数としてPushServiceを指定します。
プッシュ通知されたメッセージを個別処理したい場合は、以下のメソッドをオーバーライドしてください。
クラス名
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メソッド名
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意味
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PushService
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notifyMessage
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プッシュ通知されたメッセージを、Androidの通知領域に表示。
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iOS向けのクラス、APIの概要を以下に示します。
クラス名
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メソッド名
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意味
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FJPApplication
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-
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アプリ全体で共有する情報を保持。アプリケーションのエントリポイントUIApplicationMain()の引数として指定。
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FJPAppDelegate
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-
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本クラスを親としてDelegateクラスを作成。
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FJPAppDelegateの派生クラス
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RegisterForRemoteNotificationTypes
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APNsにリモート通知を要求する処理を記述。
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FJPMessageReadManager |
notifyMessageRead |
メッセージIDを引数に指定し、IMAPSサーバへメッセージを確認したことを通知する。 |
FJPMessageReadManager |
getFailedMsgIDList |
通信エラーによりアプリ領域に保存したメッセージIDの一覧を取得する。 |
FJPNotifyDelegateの派生クラス |
didNotifyMessageRead |
既読通知処理が完了した場合に呼び出す関数。 |
Windows向けのAPIの概要を以下に示します。
クラス名 |
メソッド名 |
意味 |
WNSRegister |
init |
WNSから取得したチャネルURIをIMAPSサーバに登録します。 WNSから返されるチャネルURIが変更されることがありうるので、
WNSを利用する場合は、アプリ起動の度に本APIを必ず呼び出してください。
また、本APIを呼び出す場合は、UIスレッド上から呼び出してください。
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WNSRegister |
setPushReceiver |
本クラスからの通知を受け取るクラスを設定します。 |
WNSRegister |
notifyMessageRead |
メッセージIDを引数に指定し、IMAPSサーバへメッセージを確認したことを通知する。 |
WNSRegister |
getFailedMsgIDList |
通信エラーによりアプリ領域に保存したメッセージIDの一覧を取得する。 |
WNSRegister |
getMessageID |
トースト通知をタップ後、アプリ起動時に渡される情報からメッセージIDを取得する。 |