ETERNUS SF Storage Cruiser 16.4 運用ガイド Optimization機能編

9.1.11 esfast relocation stop (ストレージ自動階層制御の再配置停止コマンド)

名前

esfast relocation stop － ストレージ自動階層制御の再配置停止

形式

esfast relocation stop -ipaddr ipAddr [-s]

コマンドパス

Windows環境

$INS_DIR\AST\Manager\opt\FJSVssast\sbin\esfast relocation stop

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris/Linux環境

/opt/FJSVssast/sbin/esfast relocation stop

機能説明

ストレージ自動階層制御の再配置を停止します。コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。

オペランド

stop

ストレージ自動階層制御の再配置を停止します。

オプション

-ipaddr ipAddr

再配置を停止するストレージ装置のIPアドレスを指定します。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了

使用例

Windows環境

> C:\ETERNUS_SF\AST\Manager\opt\FJSVssast\sbin\esfast relocation stop -ipaddr 192.0.2.10 -s
INFO:esast9000:Command terminated normally.

Solaris/Linux環境

# /opt/FJSVssast/sbin/esfast relocation stop -ipaddr 192.0.2.10
Are you sure? [y/n]: y
INFO:esast9000:Command terminated normally.

注意事項

• 「8.5 ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Optionのサービス/デーモンの起動確認」を参照し、サービスまたはデーモンが起動していることを確認してください。
  起動していない場合、コマンドが異常終了します。

• 本コマンドを実行した場合、対象ストレージすべてのボリュームの再配置を停止します。