アクセス状況データの同期を利用しない場合は、アクセス状況データの同期機能の設定を無効にします。アクセス状況データの同期を無効にするには、esfast heatmapsync setコマンドを以下のように実行してください。
esfast heatmapsync set -mode disable
ポイント
アクセス状況データの同期機能が無効に設定されている場合、アクセス状況データの同期処理が行われないため、Primaryストレージ(稼働系)のFTVのアクセス状況データはSecondaryストレージ(待機系)のアクセス状況データに反映されません。それぞれのストレージ装置のTierプールから取得したアクセス状況データを使って、ストレージ自動階層制御による評価・再配置が行われます。
したがって、ストレージ装置がフェイルオーバした直後は、フェイルオーバ前のアクセス性能を得られないことがあります。