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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.4 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

3.9.4 アクセス状況データの同期の無効化

アクセス状況データの同期を利用しない場合は、アクセス状況データの同期機能の設定を無効にします。アクセス状況データの同期を無効にするには、esfast heatmapsync setコマンドを以下のように実行してください。

esfast heatmapsync set -mode disable

ポイント

アクセス状況データの同期機能が無効に設定されている場合、アクセス状況データの同期処理が行われないため、Primaryストレージ(稼働系)のFTVのアクセス状況データはSecondaryストレージ(待機系)のアクセス状況データに反映されません。それぞれのストレージ装置のTierプールから取得したアクセス状況データを使って、ストレージ自動階層制御による評価・再配置が行われます。

したがって、ストレージ装置がフェイルオーバした直後は、フェイルオーバ前のアクセス性能を得られないことがあります。