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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.4 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

3.4.2 階層化ポリシーの変更

登録した階層化ポリシーの運用を変更するには、階層化ポリシーの定義内容を変更してください。
変更方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「階層化ポリシーの変更」を参照してください。

ポイント

  • 複数の階層化ポリシーの定義内容を一括して変更することはできません。複数の階層化ポリシーの定義内容を変更する場合は、複数の階層化ポリシーを1つずつ変更してください。

  • 操作対象の階層化ポリシーに評価対象除外日が設定されている場合、階層化ポリシーの「評価対象除外日設定」が有効か無効かにかかわらず、階層化ポリシーを変更した日から32日より前の評価対象除外日が自動的に削除されます。32日は、評価範囲の最大日数である31日に、サマータイムを考慮して1日加算した日数です。

  • ストレージ自動階層制御を開始しているTierプールに割当て済みの階層化ポリシーを変更する場合、実行モードの値によって、収集済みのアクセス状況データが破棄されることがあります。

    表3.1 実行モードの値

    変更前

    変更後

    Auto

    Semi-Auto

    Manual

    Auto

    Case2

    Case2

    Case1

    Semi-Auto

    Case2

    Case2

    Case1

    Manual

    Case1

    Case1

    Case2

    Case1

    階層化ポリシーのほかの項目の変更有無にかかわらず、その階層化ポリシーが定義されているTierプールに対して収集済みのアクセス状況データが破棄され、新たなアクセス状況データの収集が開始されます。この場合、評価期間は階層化ポリシーの変更を実行してからの期間になります。

    Case2

    階層化ポリシーの以下のどれかの項目を変更すると、その階層化ポリシーが定義されているTierプールに対して収集済みのアクセス状況データが破棄され、新たなアクセス状況データの収集が開始されます。この場合、評価期間は階層化ポリシーの変更を実行してからの期間になります。

    • 評価期間

    • 評価基準

    • ストレージ自動階層制御実行時間

    • 評価対象時間帯

    • 評価実施曜日(注)

    注: [初回の指定曜日から評価実施(評価期間不足でも実施)]の値だけを変更した場合は、該当しません。