本製品を導入したシステムを起動する際には、以下の順序で作業を行ってください。
DFS をマウントする際は、必ず DFS 管理サーバ、DFS クライアントの順で行う必要があります。
そのため、DFS 管理サーバであるマスタサーバの起動から行います。マスタサーバを二重化構成で運用している場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順でサーバの起動を行ってください。
マスタサーバの起動が完了したあとに、DFS クライアントであるスレーブサーバ、開発実行環境サーバの起動を行います。
注意
マスタサーバが二重化構成の場合、マスタサーバ(プライマリ)とマスタサーバ(セカンダリ)の両方で DFS 管理サーバが起動するまで、システムの起動が完了しません。
そのため、マスタサーバ(プライマリ)のシステム起動の完了を待たずに、マスタサーバ(セカンダリ)のシステムを起動してください。
サーバ起動時に DFS のマウントが自動的に行われない設定となっている場合は、サーバの起動後に手動で DFS のマウントを行ってください。
本製品の Impala は、マスタサーバで impala_start コマンド を実行することで起動することができます。
impala_start コマンドの詳細については、「A.4 impala_start」を参照してください。
Impala の起動を行うと、次に示すサービスが起動されます。
マスタサーバ
Statestore
Catalog Service
Hive Metastore
スレーブサーバ
Impala Daemon
注意
マスタサーバ上の Impala のプロセスを直接起動することはできません。本製品の Impala を起動する場合は必ず、impala_start コマンド を使用してください。
Impalaが出力するログファイルは、各サーバの以下のディレクトリ配下に格納されます。
/var/opt/FJSVbdpp/ext/impala/logs
/var/opt/FJSVbdpp/ext/log