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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 拡張機能ガイド
FUJITSU Software

8.1 起動

本製品を導入したシステムを起動する際には、以下の順序で作業を行ってください。


図8.1 本製品を導入したシステムの起動の流れ


DFSのマウント

DFS をマウントする際は、必ず DFS 管理サーバ、DFS クライアントの順で行う必要があります。

そのため、DFS 管理サーバであるマスタサーバの起動から行います。マスタサーバを二重化構成で運用している場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順でサーバの起動を行ってください。

マスタサーバの起動が完了したあとに、DFS クライアントであるスレーブサーバ、開発実行環境サーバの起動を行います。

注意

  • マスタサーバが二重化構成の場合、マスタサーバ(プライマリ)とマスタサーバ(セカンダリ)の両方で DFS 管理サーバが起動するまで、システムの起動が完了しません。
    そのため、マスタサーバ(プライマリ)のシステム起動の完了を待たずに、マスタサーバ(セカンダリ)のシステムを起動してください。

  • サーバ起動時に DFS のマウントが自動的に行われない設定となっている場合は、サーバの起動後に手動で DFS のマウントを行ってください。


Impala の起動

本製品の Impala は、マスタサーバで impala_start コマンド を実行することで起動することができます。

impala_start コマンドの詳細については、「A.4 impala_start」を参照してください。

Impala の起動を行うと、次に示すサービスが起動されます。

  • マスタサーバ

    • Statestore

    • Catalog Service

    • Hive Metastore

  • スレーブサーバ

    • Impala Daemon

注意

  • マスタサーバ上の Impala のプロセスを直接起動することはできません。本製品の Impala を起動する場合は必ず、impala_start コマンド を使用してください。

  • Impalaが出力するログファイルは、各サーバの以下のディレクトリ配下に格納されます。

    • /var/opt/FJSVbdpp/ext/impala/logs

    • /var/opt/FJSVbdpp/ext/log