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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 拡張機能ガイド
FUJITSU Software

3.3 ユーザーアカウントの設計

本製品の導入、運用、および保守において、利用するユーザーアカウントについて説明します。

ユーザー種別

ユーザー名

説明

システム管理者

root

root 権限を持つシステム管理者(スーパーユーザー)

本製品の導入、Impalaの起動・停止、および保守を行います。

Impala 実行ユーザー

impala(固定)

Impala Daemon、Impala Statestore、Impala Catalog Service、Hive Metastoreプロセスを実行するユーザー

Impala 利用ユーザー

任意

Impalaに対してクエリをリクエストするユーザー

データベース接続ユーザー

任意

Impalaのメタデータを格納するデータベースに接続するユーザー

本製品の運用にあたり、以下の設計を行ってください。


Impala 利用ユーザーの決定

Impala 利用ユーザーのユーザーアカウントを複数登録することができます。

本製品の導入セットアップ時にユーザーアカウントおよび各ユーザーが所属するグループを指定することで、Impala 利用ユーザーを登録できます。

参照

Impala 利用ユーザーの管理方法については、「10.1 Impala利用ユーザーの追加」を参照してください。

ポイント

本製品のImpalaからのDFS上のファイルアクセスは、全てImpala実行ユーザー(impala(固定))で行います。そのため、"EXTERNAL TABLE"や"LOAD DATA"などで指定するディレクトリに対してImpala実行ユーザー(impala(固定))のアクセス権限を設定する必要があります。