本製品の導入、運用、および保守において、利用するユーザーアカウントについて説明します。
ユーザー種別 | ユーザー名 | 説明 |
---|---|---|
システム管理者 | root | root 権限を持つシステム管理者(スーパーユーザー) 本製品の導入、Impalaの起動・停止、および保守を行います。 |
Impala 実行ユーザー | impala(固定) | Impala Daemon、Impala Statestore、Impala Catalog Service、Hive Metastoreプロセスを実行するユーザー |
Impala 利用ユーザー | 任意 | Impalaに対してクエリをリクエストするユーザー |
データベース接続ユーザー | 任意 | Impalaのメタデータを格納するデータベースに接続するユーザー |
本製品の運用にあたり、以下の設計を行ってください。
Impala 利用ユーザーのユーザーアカウントを複数登録することができます。
本製品の導入セットアップ時にユーザーアカウントおよび各ユーザーが所属するグループを指定することで、Impala 利用ユーザーを登録できます。
参照
Impala 利用ユーザーの管理方法については、「10.1 Impala利用ユーザーの追加」を参照してください。
ポイント
本製品のImpalaからのDFS上のファイルアクセスは、全てImpala実行ユーザー(impala(固定))で行います。そのため、"EXTERNAL TABLE"や"LOAD DATA"などで指定するディレクトリに対してImpala実行ユーザー(impala(固定))のアクセス権限を設定する必要があります。