サーバ構成の設計にあたり、以下のサーバ種別ごとに以下の設計を行ってください。
本製品の基本機能導入時の設計で、物理環境または仮想環境のどちらを選択しているか確認します。
本製品の基本機能導入時の設計で、マスタサーバを二重化構成としているかどうかを確認します。
本製品の拡張機能は、基本機能と同様にスレーブサーバをスケールアウト構成とし、スレーブサーバを追加していくことで、スケーラブルに性能を向上することができます。このとき、必要となるスレーブサーバの台数は、処理するデータの量と特性などにより、処理時間が変わるため、業務への適用の前に、プロトタイプによる検証を行い、サーバ台数の見積りを行うことをお勧めします。そのうえで、将来の増設分も含めたスレーブサーバの最大台数を決定します。
上記で決定したスレーブサーバの最大台数と、本製品の基本機能導入時の設計で決定したスレーブサーバの最大台数を合計した分のスレーブサーバが必要です。また、基本機能のMapReduce用スレーブサーバとImpala用スレーブサーバは分けて運用します。
仮想環境に使用するマシン数(物理マシンの台数)を決定します。
同一物理マシン上に多数の仮想マシンを構築して運用を行う場合、処理するデータの量と特性などにより、分散処理性能が頭打ちとなり期待する効果が得られない場合があります。そのため、業務への適用の前に、プロトタイプによる検証を行い、1台あたりの仮想マシン数の見積りを行うことをお勧めします。
なお、本製品を導入する仮想マシン(ゲスト OS)は、事前に作成しておいてください。
参照
仮想マシンの作成方法については、ご使用の仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。