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Systemwalker Operation Manager 設計ガイド
FUJITSU Software

3.2.1 電源制御方法の検討

Systemwalker Operation Managerのサーバに対して電源制御をどうするか、以下を検討します。

検討項目

電源の制御方法

電源の制御方法は、以下より選択できます。

制御方法

内容

電源制御を行わない

サーバの電源制御は行いません。

単一のサーバで電源制御を行う

1つのサーバ単位で、電源を制御します。

一括電源制御を行う

複数のサーバを一括して、電源を制御します。
一括電源制御を行うすべてのホストを1つの論理的なサーバとして扱います。利用者は、一括電源制御を行う制御ホストと電源制御対象ホストをまとめて指定し、制御ホストに対してSYSTEM_CALENDARや電源制御パターン、終了監視オプションなどを設定します。


電源制御を行う場合は、以下についても検討します。

  • 電源制御ソフトウェア

    コンピュータの電源の自動投入/切断のために利用する電源制御ソフトウェアを検討します。

    コンピュータの電源の自動投入を行う場合は、電源制御ソフトウェアが必要です。

    なお、電源制御ソフトウェアを利用しない場合でも、コンピュータの電源の自動切断(シャットダウン)やリブートは可能です。電源制御ソフトウェアを利用しない場合は、シャットダウンとリブートのみ行う設定にします。

    利用できる電源ソフトウェアの詳細については、“Systemwalker Operation Manager 解説書”の“ハードウェア資源”を参照してください。

  • 制御ホストと制御対象ホスト

    一括電源制御を行う場合は、制御ホストと制御されるホストを決めます。サーバの手動操作は、制御ホストに対してのみ可能です。

  • 電源の投入順序

    一括電源制御を行う場合は、制御ホストの電源投入後、設定された順序で対象ホストの電源が投入されます。

    切断順序は投入順序の逆になり、最後に制御ホストが電源切断されます。

  • 電源の投入/切断の間隔

    一括電源制御を行う場合は、次のホストを起動するまでの時間(起動間隔と呼びます)、および次のホストを停止するまでの時間(終了間隔と呼びます)を決めます。