ベンダー操作コマンドでXMLを利用するコマンドは、以下の1種類です。
fscsm_vendorcheck(ベンダー定義ファイルの確認)
コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。
XMLの要素は、下記の階層構造で指定する必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <vendor vendorId="ベンダーID" type="ベンダータイプ"> <vendorName>ベンダー名</vendorName> <!-- Basic Menu --> <basicMenus> <basicMenu menuId="基本メニューID"> <name>基本メニュー名</name> </basicMenu> </basicMenus> <!-- instanceOptions --> <instanceOptions> <serviceOption optionId="オプションID"> <name>表示名</name> <parameters> <parameter key="キー">パラメーター情報</parameter> </parameters> <defaultPrice>単価</defaultPrice> </serviceOption> </instanceOptions> <!-- systemDiskImageOptions --> <systemDiskImageOptions> <serviceOption optionId="オプションID"> <name>表示名</name> <parameters> <parameter key="キー">パラメーター情報</parameter> </parameters> <defaultPrice>単価</defaultPrice> <diskSize>ディスクサイズ</diskSize> </serviceOption> </systemDiskImageOptions> <!-- dataDiskImageOptions --> <dataDiskImageOptions> <serviceOption optionId="オプションID"> <name>表示名</name> <parameters> <parameter key="キー">パラメーター情報</parameter> </parameters> <defaultPrice>単価</defaultPrice> <diskSize>ディスクサイズ</diskSize> </serviceOption> </dataDiskImageOptions> <!-- othersOptions --> <othersOptions> <serviceOption optionId="オプションID"> <name>表示名</name> </serviceOption> </othersOptions> <!-- deployParameters --> <deployParameters> <deployParameter id="固有パラメーターID"> <name>表示名</name> <parameters> <parameter key="キー">パラメーター情報</parameter> </parameters> </deployParameter> </deployParameters> </vendor> |
要素の内容 (「要素名」または「要素名 属性」) | 省略可否、表示有無 | 出力内容の説明 | |||
---|---|---|---|---|---|
チェック時 | |||||
ベンダーID | ○ | ベンダーIDは他のベンダー情報のベンダーIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | |||
ベンダータイプ | ○ | ベンダー種類を指定します。 以下の値を指定してください。 | |||
値 | 説明 | ||||
aws | AWS | ||||
azure | Azure | ||||
ror | ROR | ||||
k5 | K5 | ||||
vmware | VMware | ||||
physical | 物理サーバ | ||||
ベンダー名 | ○ | 全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | |||
基本メニュー | 基本メニューID | △ ※1 | 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 基本メニューIDは他の基本メニューの基本メニューIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 | ||
表示名 | クラウド管理用ポータルでメニュー作成時に表示される基本メニューの名前です。 制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
構成オプション | オプションID | △ ※2 | オプションIDは他の構成オプション(仮想マシン情報)のオプションIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | ||
表示名 | 仮想マシンに対する構成オプションの表示名です。 全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
パラメーター情報 | サービス登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体やクラウドサービス・クラウド管理製品へ構成オプションとして利用されるパラメーターです。 パラメーターのキーはvendor typeに応じたものを指定します。指定可能な値は"オプションのパラメーター値"を参照してください。 | ||||
単価 | クラウド管理用ポータルからメニューを登録する際に、本オプションを選択した場合にデフォルトとして表示する単価です。 0以上の数値で、整数11桁以内、小数4桁以内を指定します。 補助単位が存在する通貨の場合は、補助単位を整数部に設定します。 例 通貨がJPYの場合
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構成オプション | オプションID | △ ※3 | オプションIDは他の構成オプション(システムディスク情報)のオプションIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | ||
表示名 | 仮想マシンに対する構成オプション(システムディスク)の表示名です。 制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
パラメーター情報 | サービス登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体やクラウドサービス・クラウド管理製品へ構成オプションとして利用されるパラメーターです。 パラメーターのキーはvendor typeに応じたものを指定します。指定可能な値は"オプションのパラメーター値"を参照してください。 | ||||
単価 | クラウド管理用ポータルからメニューを登録する際に、本オプションを選択した場合にデフォルトとして表示する単価です。 0以上の数値で、整数11桁以内、小数4桁以内を指定します。 補助単位が存在する通貨の場合は、補助単位を整数部に設定します。 例 通貨がJPYの場合
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ディスクサイズ | メニュー登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体で仮想マシンにおけるシステムディスクのディスクサイズ(GB)として利用される値です。 クラウドサービス・クラウド管理製品で実際に配備される仮想マシンには、本値は反映されません。クラウドサービス・クラウド管理製品で、配備される仮想マシンについて、システムディスクのディスクサイズを確認し、本値に指定してください。 整数値で0~99999999の値を指定します。 | ||||
構成オプション | オプションID | △ ※4 | オプションIDは他の構成オプション(追加データディスク情報)のオプションIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | ||
表示名 | 仮想マシンに対する構成オプション(追加データディスク)の表示名です。 制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
パラメーター情報 | サービス登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体やクラウドサービス・クラウド管理製品へ構成オプションとして利用されるパラメーターです。 パラメーターのキーはvendor typeに応じたものを指定します。指定可能な値は"オプションのパラメーター値"を参照してください。 | ||||
単価 | クラウド管理用ポータルからメニューを登録する際に、本オプションを選択した場合にデフォルトとして表示する単価です。 0以上の数値で、整数11桁以内、小数4桁以内を指定します。 補助単位が存在する通貨の場合は、補助単位を整数部に設定します。 例 通貨がJPYの場合
| ||||
ディスクサイズ | メニュー登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体やクラウドサービス・クラウド管理製品へ、仮想マシンにおけるシステムディスクのディスクサイズ(GB)として利用される値です。 整数値で0~99999999の値を指定します。 | ||||
構成オプション | オプションID | △ ※5 | vendor typeがaws、k5の場合のみ指定可能です。 k5はsnapshotのみ指定可能です。 以下の値を指定してください。 | ||
値 | 説明 | ||||
slb | SLBを利用する場合 | ||||
rdb | RDBを利用する場合 | ||||
snapshot | スナップショットを利用する場合 | ||||
表示名 | 仮想マシンに対する構成オプション(その他)の表示名です。 制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
固有パラメーター情報 | 固有パラメーターID | △ ※6 | 固有パラメーターIDは他の固有パラメーター情報の固有パラメーターIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | ||
表示名 | クラウドサービス・クラウド管理製品に渡す固有のパラメーター情報を一意に管理するための表示名です。 制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | ||||
パラメーター情報 | サービス登録時に本オプションを選択した場合、Cloud Services Management本体やクラウドサービス・クラウド管理製品で配備時に利用されるパラメーターです。 パラメーターのキーはvendor typeに応じたものを指定します。指定可能な値は"オプションのパラメーター値"を参照してください。 |
「省略可否、表示有無」列の記号は以下を参照してください。
○:指定必須、または出力されます
△:省略可
×:指定不可、または出力されません
※1:basicMenusに対するbasicMenuは省略可。basicMenu指定時、menuId, nameは指定必須。
※2:instanceOptionsに対するserviceOptionは省略可。serviceOption指定時、optionId, name, parameter, defaultPrice指定必須。
※3:systemDiskImageOptionsに対するserviceOptionは省略可。serviceOption指定時、optionId, name, parameter, defaultPrice, diskSize指定必須。
※4:dataDiskImageOptionsに対するserviceOptionは省略可。serviceOption指定時、optionId, name, parameter, defaultPrice, diskSize指定必須。
※5:othersOptionsに対するserviceOptionは省略可。serviceOption指定時、optionIdおよびnameは指定必須。
※6:deployParametersに対するdeployParameterは省略可。deployParameter指定時、idおよびnameは指定必須。
※1~※6の構成オプション、固有パラメーター情報は、vendor type: physicalの場合は指定不可。