組織操作コマンドでXMLを利用するサブコマンドは、以下の4種類です。
fscsm_org create(組織情報の登録)
fscsm_org modify(組織情報の変更)
fscsm_org export(組織情報の出力)
fscsm_org import(組織情報の一括登録/変更/一括登録情報チェック)
上記コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。
XMLの要素は、下記の階層構造で指定する必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <orgs> <org> <orgId>組織ID</orgId> <orgAbbreviation>組織略称</orgAbbreviation> <orgName>組織名</orgName> <parentOrgId>親組織の組織ID</parentOrgId> <comment>説明</comment> <customFields> <customField no="1">組織カスタムフィールド1</customField> <customField no="2">組織カスタムフィールド2</customField> <customField no="3">組織カスタムフィールド3</customField> <customField no="4">組織カスタムフィールド4</customField> <customField no="5">組織カスタムフィールド5</customField> </customFields> </org> </orgs> |
要素の内容 (「要素名」または「要素名 属性」) | 省略可否、表示有無 | 登録、変更時の指定値 | ||
---|---|---|---|---|
登録時 | 変更時 | 出力時 | ||
組織ID | ○ | ○ ※1 | ○ | 組織IDは他の組織の組織IDと重複できません。必ず異なる値を設定してください。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 |
組織略称 | ○ | ○ | ○ | 全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 |
組織名 | ○ | ○ | ○ | 全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 |
親組織の組織ID | ○ | ○ | ○ | 作成する組織の親となる、登録済の組織の組織IDを指定します。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 既存の組織の組織IDは、組織操作コマンドを実行して取得してください。 親組織が存在しない場合、必ず"!root"を指定してください。 システム情報の定義ファイルに指定されている組織最大階層数(デフォルト3階層、最大5階層)以上の階層への組織作成はできません。また、ループとなる構造にすることはできません。 |
説明 | △ | △ | ○ | 全角半角に関係なく0~256文字の文字列を指定します。 |
組織カスタムフィールドN | △ | △ | ○ | カスタムフィールドに定義する値を指定します。 作成、変更したいカスタムフィールド定義だけの指定が可能です。 全角半角に関係なく0~256文字の文字列を指定します。 カスタムフィールドに定義する値を指定する場合、Nは連番の数値を必ず指定してください。連番の数値は省略不可であり、最大5つまで指定可能です。 システム情報の定義ファイルに定義されているgui.org.customfield.label.<n>で、組織カスタムフィールドの内容を定義しています。Nの数値をこの定義内容と合わせて、値を指定してください。 |
「省略可否、表示有無」列の記号は以下を参照してください。
○:指定必須、または出力されます
△:省略可
×:指定不可または、出力されません
※1:変更不可