ISIを停止するには、以下の手順で行います。
MQD受信の停止
インバウンドのMQアダプタの停止
III連携用EJBディスパッチャの停止
ISIサーバの停止
MQD送信の停止
アウトバウンドのMQアダプタの停止
MQDの停止
Interstageの停止
ポイント
停止はInterstage運用グループに属するユーザ、またはシステム管理者で行うことができます。ただし、以下の操作は、必ずシステム管理者で行ってください。
Interstageの停止
ISI実行環境やアダプタを複数個セットアップしている場合には、セットアップ済みのISI実行環境やアダプタの個数に応じて停止時間がかかります。そのため、停止時間について考慮に入れた運用を行ってください。停止時間の見積もり式は以下のとおりです。
停止時間=MQDシステム停止時間+Interstage停止時間+ISI停止時間 MQDシステム停止時間=(24×MQDシステム数)秒 Interstage停止時間=50+(1×MQ/MQDのキュー数)秒 ISI停止時間=9+(10×追加するISI実行環境数)+(3.5×MQアダプタ数)+(1.3×MQDアダプタ数)秒 ※以下のマシンでの停止時間です。 モデル:SPARC M10 CPU:SPARC64 X 2.8GHz×32 メモリ:256GB
MQD受信の停止
MQD受信の停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQDアダプタの状態表示を行い、対象のMQDアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQD受信を停止します。isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ISIMQDI_MQD001_Unit01 isstopwu ISIMQDL_MQD001_Unit01
インバウンドのMQアダプタの停止
インバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
asadminコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
asadmin stop-cluster ISIMQI_000_Unit01
III連携用EJBディスパッチャの停止
III連携用EJBディスパッチャの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でISIサーバの状態表示を行い、対象のISIサーバを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
asadminコマンドを使用してIII連携用EJBディスパッチャの停止を行います。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
asadmin stop-cluster IIIDP
ISIサーバの停止
ISIサーバの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でISIサーバの状態表示を行い、対象のISIサーバを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
asadminコマンドを使用してISIサーバの停止を行います。コマンドを使用してISIサーバを停止する場合はISIサーバと関連付いているEJBディスパッチャも停止する必要があります。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
asadmin stop-cluster ISISrv_Unit01 asadmin stop-cluster ISIDP_Unit01
MQD送信の停止
MQD送信アダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQDアダプタの状態表示を行い、対象のMQDアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQD送信を停止します。isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ISIMQDO_MQD001_Unit01
アウトバウンドのMQアダプタの停止
アウトバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
asadminコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。asadminコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例(Oneway方式)
asadmin stop-cluster ISIMQO_000_Unit01
MQDの停止
mqdstpコマンドを実行し、MQDを停止します。MQD受信、MQD送信を利用しているMQDを停止してください。
実行例
mqdstp -s MQDESI01
mqdstpコマンドの詳細は、Interstage Application Serverの“MessageQueueDirector 説明書”を参照してください。
Interstageの停止
Interstageを以下の順で停止します。Interstageの停止はシステム管理者で行ってください。
Interstageの停止
Interstageを停止します。Interstageは以下のコマンドで停止します。
isstop -f -s
isstop -f
isstopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
Interstage Java EE DASサービスの停止
Interstage Java EE DASサービスを停止します。Interstage Java EE DASサービスは以下のコマンドで停止します。
ijdasstop
ijdasstopコマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
メッセージブローカの停止
メッセージブローカを停止します。メッセージブローカは以下のコマンドで停止します。
/etc/init.d/ijmq_<ポート番号> stop
クラスタ環境の場合は、以下のコマンドで停止します。
/opt/FJSVesi/var/imq/<ポート番号>/IJMQ_INTERSTAGE stop
<ポート番号>には、メッセージブローカの作成時に指定したポート番号を指定してください。
JMXサービスの停止
JMXサービスを停止します。[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。
Interstage Operation Tool
JMXサービスを停止します。JMXサービスは以下のコマンドで停止します。
ismngconsolestop
ismngconsolestopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。