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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

9.3 XMLメッセージを編集する

XMLメッセージを編集する場合、“XMLメッセージの編集”(以降、XML Operation)を使用します。XML Operationでは、以下の操作ができます。

該当する要素のあり/なしによる動作を、操作別に以下に示します。

種別

操作

該当要素あり

該当要素なし

要素

追加

要素を追加

要素を追加

更新

要素内容を更新

エラー(例外をスロー)

削除

要素を削除

エラー(例外をスロー)

挿入

要素を挿入

要素を挿入

属性

追加

属性値を更新

属性を追加

更新

属性値を更新

エラー(例外をスロー)

削除

属性を削除

エラー(例外をスロー)

挿入

-(操作不可)

-(操作不可)

XPathについて

XML Operationでは、要素/属性をXPathで指定できます。

注意

  • XPathは、絶対パスで指定してください。相対パスは指定できません。

  • 複数の同一要素に対して、一括に操作することはできません。複数の同一要素に対して操作をする場合は、XML Operationを複数回呼び出してください。

  • 配列のインデックスを指定しない場合、最初に出現した要素が指定されたものとして動作します。

  • 以下は、ISI 9.0以前のXPath指定を行う場合に注意してください。

    • ワイルドカードは指定できません。

    • 軸指定は“/”と“@”だけ指定できます。

XPathの指定例については、“付録A XPathの指定例”を参照してください。
なお、ISI 9.0以前のXPath指定を行うかどうかの設定については、“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”を参照してください。