XMLメッセージを編集する場合、“XMLメッセージの編集”(以降、XML Operation)を使用します。XML Operationでは、以下の操作ができます。
要素/属性の追加(固定値)
要素/属性の追加(XMLデータから情報取得)
要素の挿入
要素/属性の更新(固定値)
要素/属性の更新(XMLデータから情報取得)
要素/属性の削除
該当する要素のあり/なしによる動作を、操作別に以下に示します。
種別 | 操作 | 該当要素あり | 該当要素なし |
---|---|---|---|
要素 | 追加 | 要素を追加 | 要素を追加 |
更新 | 要素内容を更新 | エラー(例外をスロー) | |
削除 | 要素を削除 | エラー(例外をスロー) | |
挿入 | 要素を挿入 | 要素を挿入 | |
属性 | 追加 | 属性値を更新 | 属性を追加 |
更新 | 属性値を更新 | エラー(例外をスロー) | |
削除 | 属性を削除 | エラー(例外をスロー) | |
挿入 | -(操作不可) | -(操作不可) |
XPathについて
XML Operationでは、要素/属性をXPathで指定できます。
注意
XPathは、絶対パスで指定してください。相対パスは指定できません。
複数の同一要素に対して、一括に操作することはできません。複数の同一要素に対して操作をする場合は、XML Operationを複数回呼び出してください。
配列のインデックスを指定しない場合、最初に出現した要素が指定されたものとして動作します。
以下は、ISI 9.0以前のXPath指定を行う場合に注意してください。
ワイルドカードは指定できません。
軸指定は“/”と“@”だけ指定できます。
XPathの指定例については、“付録A XPathの指定例”を参照してください。
なお、ISI 9.0以前のXPath指定を行うかどうかの設定については、“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”を参照してください。