XMLメッセージの妥当性を検証する場合、“XMLメッセージの検証”(以降、XML Validation)を使用します。ステップ情報(個別)を指定する例は、以下の画面例のとおりです。
XML Validationは、XML形式のデータの妥当性をチェックします。チェック対象は現在の共通メッセージのペイロードです。
画面例
図9.3 XML Validationの画面例(プロパティビュー)
指定例
項目 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|
ファイルベース処理 | ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。 | ファイルベースでシーケンス処理を行う(チェックつき) |
検証方法 | [ファイルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき)にした場合、検証方法を指定します。以下から選択します。
| Schema |
注意
XML Validationは、ペイロードのXMLデータの妥当性をチェックします。なお、DTDファイル、XML Schemaファイルは、ISIサーバの以下のディレクトリに格納してください。
“<INSDIR>\usr\schema”
“/opt/FJSVesi/usr/schema”
XML Validationでエラーが発生すると、ISIサーバの以下のディレクトリに作業用のファイルが作成されます。出力されるエラーメッセージを参照し、エラー対処後に作業用のファイルを削除してください。
“<INSDIR>\var\temp”
“/opt/FJSVesi/var/temp”