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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

9.2 XMLメッセージの妥当性を検証する

XMLメッセージの妥当性を検証する場合、“XMLメッセージの検証”(以降、XML Validation)を使用します。ステップ情報(個別)を指定する例は、以下の画面例のとおりです。

XML Validationは、XML形式のデータの妥当性をチェックします。チェック対象は現在の共通メッセージのペイロードです。

画面例

図9.3 XML Validationの画面例(プロパティビュー)

指定例

表9.2 プロパティの項目

項目

説明

指定例

ファイルベース処理

ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。
ファイルベースでシーケンス処理を行う場合は、[ファイルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

ファイルベースでシーケンス処理を行う(チェックつき)

検証方法

[ファイルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき)にした場合、検証方法を指定します。以下から選択します。

  • DTD(デフォルト)
    DTDで検証します。

  • Schema
    XML Schemaで検証します。

Schema

注意

  • XML Validationは、ペイロードのXMLデータの妥当性をチェックします。なお、DTDファイル、XML Schemaファイルは、ISIサーバの以下のディレクトリに格納してください。

    “<INSDIR>\usr\schema”

    “/opt/FJSVesi/usr/schema”

  • XML Validationでエラーが発生すると、ISIサーバの以下のディレクトリに作業用のファイルが作成されます。出力されるエラーメッセージを参照し、エラー対処後に作業用のファイルを削除してください。

    “<INSDIR>\var\temp”

    “/opt/FJSVesi/var/temp”