III連携の定義を登録するには、ISIでエンドポイント定義を作成したあと、IIIで処理プロセスの定義をし、ISIに戻ってサーバに登録します。このとき、III処理プロセス定義も自動的にサーバに登録されます。
手順
ISIプロジェクトのポップアップメニューの[サーバから取得]を選択します。
⇒ [サーバから取得]ダイアログボックスが表示されます。
[ユーザID]と[パスワード]を入力して[実行]ボタンをクリックします。
ISIプロジェクトのポップアップメニューの[新規シーケンス]を選択して、シーケンスを作成、編集します。
すでに定義が存在する場合は、ツリーから対象のシーケンスを探してダブルクリックすると編集できます。
ISIプロジェクトのポップアップメニューの[新規サービスエンドポイント]を選択して、サービスエンドポイントを作成、編集します。
すでに定義が存在する場合は、ツリーから対象のサービスエンドポイントを探してダブルクリックすると編集できます。
サービスエンドポイント定義の[プロセスの編集]ボタンをクリックします。
新規作成時の場合は、新規作成の問い合わせに対して[OK]ボタンをクリックします。IIIプロジェクト上に同一プロセスIDの定義が存在する場合、上書きされます。
III処理プロセスの定義を編集します。
編集が終わったら、編集画面のポップアップメニューの[ISI Studioに戻る]を選択して、ISIサービスエンドポイント定義に戻ります。
なお、本操作中はIII定義の誤操作を防止するため、以下の操作ができなくなります。
III Studioヘルプの「サーバ連携」の「サーバ連携で可能な操作」にある
定義の削除
定義のロック
定義のロックを解除
定義内容の取得
III Studioヘルプの「サーバ連携」にある
定義情報登録
アウトバウンドでもIII連携をする場合、インバウンドと同様に、アウトバウンドについても、3.~4.までの操作を行います。
ISIプロジェクトのポップアップメニューの[サーバに登録]を選択します。
登録方法で[全置き換え]を選択して、登録を実行します。
⇒ ISIの定義と同時にIII処理プロセスの定義もサーバに登録されます。
なお、登録方法に[更新]または[追加のみ]を選択して登録を実行した場合、ISIの定義は登録方法に応じて登録されますが、III処理プロセスの定義は登録されません。このとき自動で取得したIII処理プロセスの定義のロックは取得したままになっています。
III Studioヘルプを参照して、定義の登録を実行してください。
Interstage Studio終了時のロック解除
III定義をサーバから自動取得する際、他者が操作できないように自動で定義をロックします。
登録せずに編集中のまま作業を中止し、Interstage Studioを終了した場合、メッセージが表示され、自動的にロックが解除されます。
III定義のロックが維持されており、次回Interstage Studio起動時に編集が継続されます。このため、Interstage Studioを起動して編集を完了させてください。
なお、編集を再開できない状態になってしまった場合は、定義がロックされた状態のままとなり他者が定義操作できません。以下の手順で強制的にロックを解除してください。ただし、強制的にロック解除した後、定義をロックした環境で操作を継続するには、ISIとIIIのプロジェクトを削除し、再度プロジェクト作成からやり直す必要があります。
III StudioのIIIサーバビューを開きます。
特権ユーザーまたは定義をロックしたユーザーでIIIサーバへ接続します。
ロックを取得した定義を右クリックし、[ロック解除]を選択します。