[詳細]
具体的な現象は、以下のとおりです。
オーバレイまたは印刷データにある白色の網掛けが、黒く塗りつぶされて印刷される。
オーバレイまたは印刷データに設定したカラーで印刷されない。
黒色の背景に白抜き文字の設定をしたが、灰色の背景で黒色の文字で印刷される。
[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
「オーバレイに設定されている色を有効にする」または「印刷データに設定されている色を有効にする」がチェックされていない。
[説明]
チェックがない場合は、オーバレイまたは印刷データで指定された色が有効にならず、以下のデフォルトの色で表示されます。
オーバレイは、青
印刷データ(文字)は、黒
印刷データ(図形)は、薄いグレー
また、モノクロプリンタで印刷する場合、オーバレイまたは印刷データは黒色で印刷されます。
[対処]
以下の手順で、オーバレイまたは印刷データに設定されている色を有効にしてください。
■帳票の表示、ローカル印刷、保管フォルダの帳票のリモート印刷の場合
リストビューアの【ツール】-【オプション】を選択します。
【オプション】ダイアログボックスの【色】タブを選択します。
「オーバレイに設定されている色を有効にする」または「印刷データに設定されている色を有効にする」をチェックします。
■帳票の受信時に、印刷フォルダに振り分けて自動印刷する場合(Windows 版V7.0L10以降)
対象の印刷フォルダを選択し、標準ツールバーの【プロパティ】ボタンをクリックします。
【(印刷フォルダ名)のプロパティ】ダイアログボックスで【ページ設定】ボタンをクリックします。
【ページ設定】ダイアログボックスの【色】タブを選択します。
「カラーで印刷する」を指定し、「オーバレイに設定されている色を有効にする」または「印刷データに設定されている色を有効にする」をチェックします。
■Web連携で帳票を表示する場合
拡張ツールバーの【オプション】ボタンをクリックします。
【オプション】ダイアログボックスの【色】タブを選択します。
「オーバレイに設定されている色を有効にする」または「印刷データに設定されている色を有効にする」をチェックします。
■Web連携の環境設定ファイルを変更する場合
Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)を開きます。
「option.color.effectiveoverlay」または「option.color.effectivespool」に「1」を指定します。