[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
【ページ設定】ダイアログボックスの「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」が指定されていないため、帳票出力アプリケーションで設定した以下の項目が有効にならない。(なお、富士通ホスト帳票で設定が有効になる印刷属性は、「用紙方向」「用紙サイズ」「印刷倍率」のみ。)
用紙方向
用紙サイズ
印刷倍率
とじしろ
カラム(段組印刷)
用紙名
両面印刷指定
複写枚数
複写方法
拡大/縮小指定
給紙方法
給紙口指定
両面印刷指定
連帳時の給紙口指定
マルチフォーム出力時、帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する(List Creatorデザイナで指定)
[対処]
【ページ設定】ダイアログボックスの「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」を指定してください。
V10.3.0以降では、以下の方法で、帳票に設定されている印刷属性を確認できます。
■List Worksクライアントの場合
リストナビの場合
リストナビで保管フォルダに格納されている帳票を1つ選択した状態で、【ファイル】メニューの【プロパティ】をクリックして表示される、【(帳票名)のプロパティ】ダイアログボックスの【印刷属性】タブ
リストビューアの場合
リストビューアで任意の帳票を表示している状態で、【ファイル】メニューの【プロパティ】をクリックして表示される、【プロパティ】ダイアログボックスの【印刷属性】タブ
■Webクライアントの場合
拡張ツールバーの【プロパティ】ボタンをクリックして表示される、【プロパティ】ダイアログボックスの【印刷属性】タブ
なお、ページ設定には以下の方法があり、それぞれ有効になる場合が異なります。
■リモート印刷(受信フォルダから印刷フォルダに振り分けて印刷する場合(Windows版のみ))
印刷フォルダの【プロパティ】の【属性】タブで【ページ設定】ボタンをクリックし、【ページ設定】ダイアログボックスで設定する。
■リモート印刷(保管フォルダから印刷する場合(Windows版のみ))
リストナビの【ファイル】メニューの【リモート印刷】-【ページ設定】をクリックし、【ページ設定】ダイアログボックスで設定する。
■リストナビからのローカル印刷
リストナビの【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】をクリックし、【ページ設定】ダイアログボックスで設定する。
■リストビューアのローカル印刷
リストビューアの【ファイル】メニューの【ページ設定】をクリックし、【ページ設定】ダイアログボックスで設定する。
■Web クライアントの印刷
以下のフォルダにある、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)をテキストエディタで開き、[everyone]セクションの「pagesetup.useformvalue」に「1」を設定する。
Windows版の場合:List Works のインストール先フォルダ\Web\Property
Solaris版の場合:/$DIR/FJSVlw-gw/property ($DIRはWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
Linux版の場合:/opt/FJSVlw-gw/property