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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

4.3.3 DTSの環境定義

TCP/IP通信形態を利用した分散印刷運用の場合に、印刷データをリスト管理サーバに自動的に転送するための、DTSの環境定義が必要です。

DTSの環境定義として、以下の設定を行います。

  1. DTS起動プロシジャの変更(DTS環境定義体格納ファイルの指定を追加)

  2. BTS起動プロシジャの変更(DTS環境定義体格納ファイル、システムの要求管理ファイルを指定)

  3. DTS環境定義文の作成(DTSの自ノード、GFTP応用プログラム、DTS相手ノード名などを設定)、および実行

各定義の詳細は、“OSIV DTSのマニュアル”を参照してください。

DTS環境定義文の例

富士通ホストのDTSの定義は、以下のように設定します。

LWSERVER JVTGNODE NODENM=PCSERVER,   ←この名前でDFNWTRをします
               APTLFRM=N3475FORM2,
               APTL=(1,3,9999,1,7),
               AEQL=1,
               TRANRTY=(0,1),
               DAPTL=(1,3,9999,1,7),
               DAEQL=1
LWSERVER JVTGNPTH PATHNM=PCSERVER,
               SCOMBUF=65535,
               DUPRSP=16,
               DUPINT=16,
               PROT=BFTP+,
               APPLNO=1,      ←受信環境定義ファイルの「pathname」で指定する、DTS業務番号と合わせます
               GRPNM=GAPSNP,
               IPADDR=(10,23,71,124),   ←List WorksサーバのIPアドレス
               PARTNM=PLHST,
               SPEED=1024,
               BPORT=9362