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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

3.10.2 印刷フォルダに対するアクセス権

ユーザ作成ライブラリによるディレクトリサービスなどの認証によって、ユーザ定義から取得する権限の状態から印刷フォルダに対する操作の可否を判断します。そのため、ユーザ定義にアクセス権の情報を設定します。

List Worksでは、ユーザ作成ライブラリによる認証用に出口インタフェースを提供しています。出口インタフェースの詳細については、“3.4.2 出口ルーチンの準備 <ユーザ作成ライブラリによる認証の場合>”を参照してください。

注意

印刷フォルダに対するアクセス権は、ユーザ作成ライブラリによる認証により、ユーザ定義に設定されている権限の状態からアクセス権を判断します。オペレーティングシステムによる認証では、印刷フォルダのアクセス権は設定されません。そのため、リスト管理サーバの動作環境に、利用者情報の管理先がユーザ作成ライブラリとして設定されている必要があります。

リスト管理サーバの環境設定は、サーバ動作環境ファイルの設定で行います。設定については、“3.6 サーバ動作環境ファイルの設定”を参照してください。