サービス「List Works」をクラスタシステムに登録します。
手順1:サービスの自動起動の抑止
クラスタシステムでは、クラスタ製品がサービスを起動するため、サービスが自動起動しないようにします。運用ノードおよび待機ノードで実施します。
以下の手順で作業します。
【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】からサービスマネージャを起動します。
サービス「List Works」の「スタートアップの種類」を確認します。「自動」が設定されている場合は「手動」に変更します。
サービスの状態を確認し、「開始」している場合には、サービスを停止します。
手順2:クラスタシステムへの登録
以下の手順で、サービス「List Works」をクラスタシステムに登録します。運用ノードで実施します。
【スタート】メニューの【管理ツール】-【フェールオーバー クラスター マネージャー】をクリックします。
→ 【フェールオーバー クラスター マネージャー】画面が表示されます。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名を選択した状態で、右クリックし、メニューより「リソースの追加」-「3-汎用サービス」をクリックします。
→【新しいリソース ウィザード】画面が表示されます。
新しいリソース ウィザードに従って、以下の情報を指定し、クラスタリソースを登録します。
サービスの選択
一覧から「List Works」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。
確認
内容を確認し、【次へ】ボタンをクリックします。
概要
【完了】ボタンをクリックします。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名をクリックします。
→サービス「List Works」が「その他のリソース」に追加されています。
サービス「List Works」を右クリックして表示されるメニューで、「プロパティ」を選択します。
→【List Worksのプロパティ】画面が表示されます。
【List Worksのプロパティ】画面で以下を設定し、【OK】ボタンをクリックします。
【全般】タブ
「コンピューター名にネットワーク名を使用する」がチェックされていないことを確認します。チェックされている場合は、チェックをはずします。
【依存関係】タブ
List WorksサーバでSymfowareを運用する場合
リソース一覧より「SymfoWARE RDB LWDB」を選択します。また、「AND」を設定し、“2.3.7 クラスタシステム運用の準備 <EEのみ>”で登録した、保管フォルダ用の「クラスター ディスク」を選択します。
List Worksサーバとは別のサーバ(データベースサーバ)で運用する場合
リソース一覧より“2.3.7 クラスタシステム運用の準備 <EEのみ>”で登録した、保管フォルダ用の「クラスター ディスク」を選択します。
【レジストリのレプリケーション】タブ
【追加】ボタンをクリックして表示される【レジストリキー】画面で“SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS”を入力し、【OK】ボタンをクリックします。
「その他のリソース」配下のサービス「List Works」を右クリックして表示されるメニューで、「このリソースをオンラインにする」を選択します。サービス「List Works」がオンラインになることを確認します。