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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.5.1 保管データベースのサービスのクラスタシステムへの登録

List Worksサーバで、Symfowareデータベースを運用している場合、サービス「SymfoWARE RDB LWDB」をクラスタシステムに登録します。


クラスタシステムの構築は、Windows Server 2008 R2を基本に説明しています。
Windows Server 2012またはWindows Server 2003のクラスタシステムを構築する場合は、“Windowsシステムのマニュアル”を参照してください。

Oracleデータベースを運用する場合、またはList Worksサーバとは別のサーバ(データベースサーバ)でデータベースを運用する場合は、“データベースのマニュアル”を参照してください。

手順1:サービスの自動起動の抑止

クラスタシステムでは、クラスタ製品がサービスを起動するため、サービスが自動起動しないようにします。運用ノードおよび待機ノードで実施します。

以下の手順で作業します。

  1. 【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】からサービスマネージャを起動します。

  2. サービス「SymfoWARE RDB LWDB」の「スタートアップの種類」を確認します。「自動」が設定されている場合は「手動」に変更します。

  3. サービスの状態を確認し、「開始」している場合には、サービスを停止します。

手順2:クラスタシステムへの登録

以下の手順で、サービス「SymfoWARE RDB LWDB」をクラスタシステムに登録します。運用ノードで実施します。

  1. 【スタート】メニューの【管理ツール】-【フェールオーバー クラスター マネージャー】をクリックします。

    → 【フェールオーバー クラスター マネージャー】画面が表示されます。

  2. 「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名を選択した状態で、右クリックし、メニューより「リソースの追加」-「3-汎用サービス」をクリックします。

    →【新しいリソース ウィザード】画面が表示されます。

  3. 新しいリソース ウィザードに従って、以下の情報を指定し、クラスタリソースを登録します。

    • サービスの選択

      一覧から「SymfoWARE RDB LWDB」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。

    • 確認

      内容を確認し、【次へ】ボタンをクリックします。

    • 概要

      【完了】ボタンをクリックします。

  4. 「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名をクリックします。

    →サービス「SymfoWARE RDB LWDB」が「その他のリソース」に追加されています。

  5. サービス「SymfoWARE RDB LWDB」を右クリックして表示されるメニューで、「プロパティ」を選択します。

    →【SymfoWARE RDB LWDBのプロパティ】画面が表示されます。

  6. 【SymfoWARE RDB LWDBのプロパティ】画面で以下を設定し、【OK】ボタンをクリックします。

    • 【全般】タブ

      「コンピューター名にネットワーク名を使用する」がチェックされていないことを確認します。チェックされている場合は、チェックをはずします。

    • 【依存関係】タブ

      リソース一覧より“2.3.7 クラスタシステム運用の準備 <EEのみ>”で登録した、保管データベース用の「クラスターディスク」を選択します。

  7. 「その他のリソース」配下のサービス「SymfoWARE RDB LWDB」を右クリックして表示されるメニューで、「このリソースをオンラインにする」を選択します。サービス「SymfoWARE RDB LWDB」がオンラインになることを確認します。