保管フォルダの共有運用を行う場合は、共有ディスクを用意します。
共有ディスクの準備では、以下のことに留意してください。
共有ディスクを、List Worksサーバとは別に、同一ネットワークセグメント(サブネット)のファイルサーバに作成してください。ファイルサーバは、それ自身の故障を考えてクラスタ運用することを推奨します。
共有ディスクはNTFSでフォーマットされ、アクセス権には、以下のように設定されている必要があります。
List Worksサービスのログオンアカウント(管理者権限)
→フルコントロール
List Worksの利用者が所属するグループ
→読み取り権限以上
共有ディスクの準備ができたら、リスト管理サーバの環境設定で共有ディスクの場所を指定します。
その際に、以下のことに留意してください。
ほかのリスト管理サーバから管理ファイルを参照させるため、共有ディスクをUNC名(\\サーバ名\~)で指定してください。ネットワークドライブでは指定できません。また、IPv6環境の場合、UNC名のサーバ名には、ホスト名を指定してください。
このとき、保管フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバで、同じパス名を指定してください。
リスト管理サーバの環境設定については、“2.4 保管データベースとリスト管理サーバの環境設定”を参照してください。 |
注意
保管フォルダの共有運用を行う場合、保管データベースはList Worksサーバとは別にデータベースサーバとして用意し、それ自身の故障を考えてクラスタ運用することを推奨します。
保管データベースの環境設定については、“2.4 保管データベースとリスト管理サーバの環境設定”を参照してください。 Symfowareデータベースのクラスタ運用を行う場合の環境設定の詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。 Oracleデータベースのクラスタ運用を行う場合の環境設定の詳細は、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |
保管フォルダの共有運用を行う場合、「FUJITSU帳票管理」サービスのログオンアカウントは、管理者を指定してください。