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Interstage List Works V10.3.1 運用手引書
FUJITSU Software

C.2.4 印刷制御レコード

印刷制御レコードのサポート範囲と、List Worksでの注意事項を以下に示します。


イメージリブ制御レコード(I制御レコード)

イメージリブ制御レコード
(I制御レコード)

分散印刷運用

ファイル
転送運用

注意事項

TCP/IP

FNA

Windows版

Solaris版

Windows版

複写

部単位での複写

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。

ページ単位での複写

オーバレイ焼付け枚数

コピーグループ

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。

コピーグループ値は、8つまで指定できますが、最初の指定値のみが有効となります。

FCB/LPCI名

印刷データ内で設定されるFCB/LPCIの種類が255を超える時は、256個目以降のFCB/LPCIは無効となります。

オーバレイ名

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。

印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が255を超える時は、256個目以降のオーバレイは無効となります。

複写修正モジュール

×

×

×

×

文字配列テーブル

×

×

×

分散印刷運用(FNA)の場合、特定の標準文字配列テーブルが有効となります(注4)。

指定された文字配列テーブルに従って、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用の場合、帳票情報は、LV-CPIおよびLV-CODEキーワードの指定により、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。

カット紙印刷制御領域

用紙サイズ

用紙サイズ、印刷モードの組合せにより、登録後の用紙サイズは、(注3)のようになります。

ただし、連続紙で運用している場合には、帳票出力時にカット紙の用紙サイズと印刷モードを設定すると正しく電子化することができません。用紙サイズと印刷モードは設定しないでください。

印刷モード

拡張印刷制御領域

印刷禁止領域の設定

×

×

とじしろ方向

×

印刷開始原点、とじしろについての注意事項を“注3”と“C.2.1 ライタの定義情報”の表下に掲載していますので参照してください。

原点オフセット

×

原点オフセット位置に0.2インチ未満の値が設定されている時、富士通ホストのプリンタには、出力できませんが、List Worksでは、オフセットに初期値を設定して処理を続行します。

オフセットの初期値については、“OSIV APS説明書”を参照してください。

両面・片面印刷

○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要

注1:

印刷データ内に複数のイメージリブ制御レコードを含む場合、2つ目以降のイメージリブ制御レコードで有効となる項目を以下に示します。
その他の項目は、印刷データ内で最初のイメージリブ制御レコードの設定値を引き継ぎます。

  • ページ単位での複写

  • オーバレイ焼付け枚数

  • FCB/LPCI名

  • オーバレイ名


注2:

用紙サイズ、印刷モードの組合せと、登録後の用紙サイズの関係

用紙サイズ

印刷モード

備考

PORT

LAND

LP

PZOOM

LZOOM

ZOOM

A3

A4

×

LPは、LP用紙(11インチ×15インチ)サイズになります。

PZOOM/LZOOMは、B4相当のサイズになります。

A5

PZOOM/LZOOMは、B5相当のサイズになります。

A6

×

×

×

B4

×

LPは、LP用紙(11インチ×15インチ)サイズになります。

PZOOM/LZOOMは、A3相当のサイズになります。

B5

×

PZOOM/LZOOMは、A4相当のサイズになります。

LTR

×

PZOOM/LZOOMは、A4相当のサイズになります。

○:印刷装置と同様の用紙サイズ
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置とList Worksからの登録用紙サイズが異なります。
(登録後の用紙サイズは、備考欄を参照してください)
-:プリンタが未サポート


注3:

印刷開始原点の扱いは、以下のようになります。

印刷モード

両面印刷

あり

なし

LP縮小印刷 (注)

表面の、印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用

印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用

LP縮小印刷以外

表面の指定原点を使用

指定原点を使用

注:LP縮小印刷指定時は、とじしろ幅の指定は有効になりません。


注4:

標準文字配列テーブルのサポート範囲

標準文字配列テーブル

文字コードサポート

文字ピッチサポート

SC2,SC3,AS10

SC0,CC10,CC12,CC15,A11,G11,GN,K11,2774,AN,PCAN,H11,HN,PCHN,B133,P11,
PN,QN,QNC,RN,XN,YN,B101,B102,B120,B105,B131,B134,B132,B136,TC10,TC12,
TC15,B135,AOA,OAA,AOD,AON,ONA,BOA,BON, ONB,OAB,ODA,2773,KN1

GS10,GS12,GS15,GSC,GU10,GU12,GU15,GUC,GF10,GF12,GF15,GFC,GFK0,GFK2,
GFK5,GFKC,TU10,T11,TN,DUMP,KC10,KC12,KC15,SN,FM10,FM12,FM15

×

○:すべての文字コード/文字ピッチが正しく出力されます。
△:英数字・カナは正しく出力されます。
(記号や空白文字は、ほかの文字に置き換わり、正しく出力されない場合があります)
×:未サポート


スプール制御レコード(S制御レコード)

スプール制御レコード
(S制御レコード)

分散印刷運用

ファイル
転送運用

注意事項

TCP/IP

FNA

Windows版

Solaris版

Windows版

FCB/LPCI

オーバレイ
(イメージデータ指定)

×

×

×

×

複写修正モジュール

×

×

×

×

文字配列テーブル

×

×

×

分散印刷運用(FNA)の場合、特定の標準文字配列テーブルが有効となります(“イメージリブ制御レコード(I制御レコード)”の 注4を参照してください)。

指定された文字配列テーブルに従って、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用の場合、帳票情報は、LV-CPIおよびLV-CODEキーワードの指定により、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。

オーバレイ
(オーバレイ名指定)

分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。

○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要


グラフィック制御レコード(G制御レコード)

グラフィック制御レコード
(G制御レコード)

分散印刷運用

ファイル
転送運用

注意事項

TCP/IP

FNA

Windows版

Solaris版

Windows版

ベクトルデータ(線画)

×

×

×

×

イメージデータ

×

×

×

×

○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要