印刷制御レコードのサポート範囲と、List Worksでの注意事項を以下に示します。
イメージリブ制御レコード | 分散印刷運用 | ファイル | 注意事項 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
TCP/IP | FNA | |||||
Windows版 | Solaris版 | Windows版 | ||||
複写 | 部単位での複写 | △ | △ | ○ | △ | 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。 |
ページ単位での複写 | △ | △ | ○ | △ | ||
オーバレイ焼付け枚数 | △ | △ | ○ | △ | ||
コピーグループ | △ | △ | ○ | △ | 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。 コピーグループ値は、8つまで指定できますが、最初の指定値のみが有効となります。 | |
FCB/LPCI名 | ○ | ○ | ○ | ○ | 印刷データ内で設定されるFCB/LPCIの種類が255を超える時は、256個目以降のFCB/LPCIは無効となります。 | |
オーバレイ名 | ○ | ○ | ○ | ○ | 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。 印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が255を超える時は、256個目以降のオーバレイは無効となります。 | |
複写修正モジュール | × | × | × | × | ― | |
文字配列テーブル | × | × | △ | × | 分散印刷運用(FNA)の場合、特定の標準文字配列テーブルが有効となります(注4)。 指定された文字配列テーブルに従って、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用の場合、帳票情報は、LV-CPIおよびLV-CODEキーワードの指定により、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。 | |
カット紙印刷制御領域 | 用紙サイズ | △ | △ | △ | △ | 用紙サイズ、印刷モードの組合せにより、登録後の用紙サイズは、(注3)のようになります。 ただし、連続紙で運用している場合には、帳票出力時にカット紙の用紙サイズと印刷モードを設定すると正しく電子化することができません。用紙サイズと印刷モードは設定しないでください。 |
印刷モード | △ | △ | △ | △ | ||
拡張印刷制御領域 | 印刷禁止領域の設定 | × | × | ○ | ○ | ― |
とじしろ方向 | ○ | × | ○ | ○ | 印刷開始原点、とじしろについての注意事項を“注3”と“C.2.1 ライタの定義情報”の表下に掲載していますので参照してください。 | |
原点オフセット | ○ | × | ○ | ○ | 原点オフセット位置に0.2インチ未満の値が設定されている時、富士通ホストのプリンタには、出力できませんが、List Worksでは、オフセットに初期値を設定して処理を続行します。 オフセットの初期値については、“OSIV APS説明書”を参照してください。 | |
両面・片面印刷 | △ | △ | △ | △ | ― |
○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要
印刷データ内に複数のイメージリブ制御レコードを含む場合、2つ目以降のイメージリブ制御レコードで有効となる項目を以下に示します。
その他の項目は、印刷データ内で最初のイメージリブ制御レコードの設定値を引き継ぎます。
ページ単位での複写
オーバレイ焼付け枚数
FCB/LPCI名
オーバレイ名
用紙サイズ、印刷モードの組合せと、登録後の用紙サイズの関係
用紙サイズ | 印刷モード | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
PORT | LAND | LP | PZOOM | LZOOM | ZOOM | ||
A3 | ○ | ○ | - | - | - | - | |
A4 | ○ | ○ | △ | △ | △ | × | LPは、LP用紙(11インチ×15インチ)サイズになります。 PZOOM/LZOOMは、B4相当のサイズになります。 |
A5 | ○ | ○ | - | △ | △ | - | PZOOM/LZOOMは、B5相当のサイズになります。 |
A6 | ○ | ○ | - | × | × | × | |
B4 | ○ | ○ | △ | △ | △ | × | LPは、LP用紙(11インチ×15インチ)サイズになります。 PZOOM/LZOOMは、A3相当のサイズになります。 |
B5 | ○ | ○ | - | △ | △ | × | PZOOM/LZOOMは、A4相当のサイズになります。 |
LTR | ○ | ○ | - | △ | △ | × | PZOOM/LZOOMは、A4相当のサイズになります。 |
○:印刷装置と同様の用紙サイズ
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置とList Worksからの登録用紙サイズが異なります。
(登録後の用紙サイズは、備考欄を参照してください)
-:プリンタが未サポート
印刷開始原点の扱いは、以下のようになります。
印刷モード | 両面印刷 | |
---|---|---|
あり | なし | |
LP縮小印刷 (注) | 表面の、印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用 | 印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用 |
LP縮小印刷以外 | 表面の指定原点を使用 | 指定原点を使用 |
注:LP縮小印刷指定時は、とじしろ幅の指定は有効になりません。
標準文字配列テーブルのサポート範囲
標準文字配列テーブル | 文字コードサポート | 文字ピッチサポート |
---|---|---|
SC2,SC3,AS10 | ○ | ○ |
SC0,CC10,CC12,CC15,A11,G11,GN,K11,2774,AN,PCAN,H11,HN,PCHN,B133,P11, | △ | ○ |
GS10,GS12,GS15,GSC,GU10,GU12,GU15,GUC,GF10,GF12,GF15,GFC,GFK0,GFK2, | × | ○ |
○:すべての文字コード/文字ピッチが正しく出力されます。
△:英数字・カナは正しく出力されます。
(記号や空白文字は、ほかの文字に置き換わり、正しく出力されない場合があります)
×:未サポート
スプール制御レコード | 分散印刷運用 | ファイル | 注意事項 | ||
---|---|---|---|---|---|
TCP/IP | FNA | ||||
Windows版 | Solaris版 | Windows版 | |||
FCB/LPCI | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
オーバレイ | × | × | × | × | ― |
複写修正モジュール | × | × | × | × | ― |
文字配列テーブル | × | × | △ | × | 分散印刷運用(FNA)の場合、特定の標準文字配列テーブルが有効となります(“イメージリブ制御レコード(I制御レコード)”の 注4を参照してください)。 指定された文字配列テーブルに従って、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用の場合、帳票情報は、LV-CPIおよびLV-CODEキーワードの指定により、表示データの1バイトコード文字の文字間隔およびコード系(EBCDIC+カナ、EBCDIC+英小文字、EBCDIC+ASCII)が決定されます。 |
オーバレイ | ○ | ○ | ○ | ○ | 分散印刷運用(TCP/IP)およびファイル転送運用での表示・印刷結果については、“付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係”を参照してください。 |
○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要
グラフィック制御レコード | 分散印刷運用 | ファイル | 注意事項 | ||
---|---|---|---|---|---|
TCP/IP | FNA | ||||
Windows版 | Solaris版 | Windows版 | |||
ベクトルデータ(線画) | × | × | × | × | ― |
イメージデータ | × | × | × | × | ― |
○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要