ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.1 運用手引書
FUJITSU Software

C.2.1 ライタの定義情報

ライタの定義情報と、List Worksでの注意事項を以下に示します。

装置分類

List Works運用

オペランド

分散印刷運用

注意事項

TCP/IP

FNA

Windows版

Solaris版

Windows版

ライタ名

×

×

×

ハードウェアオプション

OVERLAY

64
128
256
512
1024

×
×
×
×
×

×
×
×
×
×

×
×
×
×
×

GRAPH

×

×

×

IMAGE

×

×

×

COLOR

×

×

×

FEEDER

×

×

×

EXTENSION

F1

×

×

×

F2

×

×

×

F3

×

×

×

SPOOL

×

×

×

FORM

行送り制御

分散印刷(FNA)の場合、行送り制御イメージデータをリスト管理サーバ上に用意する必要はありません。

フォームオーバレイ

オーバレイの準備については、TERMOVERLAYの欄を参照してください。

用紙コード

×

×

×

CHARACTERS

×

×

分散印刷(FNA)の場合、特定の標準文字配列テーブルが有効となります。

(“C.2.4 印刷制御レコード”の 注4を参照してください)

指定された文字配列テーブルに従って、表示データの1バイトコード文字の文字間隔、およびコード系(EBCDIC カナ、EBCDIC 英小文字、EBCDIC ASCII)が決定されます。

分散印刷運用でTCP/IPを利用した形態の場合、情報連携ファイルに、LV-CPIおよびLV-CODEキーワードを設定してください。

オーバレイ

TERMOVERLAY

YES

List Worksに印刷データを登録する前に、リスト管理サーバに格納してください。

NO

×

×

富士通ホストで管理しているKOL1形式のオーバレイを使用します。

リスト管理サーバ上にオーバレイを用意しておく必要はありません。

なお、本運用のとき、List Worksのオーバレイ履歴管理機能は有効になりません。

MIX

×

×

×

CUNIT

×

×

×

改ページ制御

PAGELEN

×

×

MARGIN

×

×

FFEED

×

×

×

SETUPMSG

×

×

×

PRINT

行間隔

×

×

1行当たりの最大文字数

×

×

JEF文字ピッチ

×

×

SETUPSW

×

×

×

出力選択

OUTPUT

×

×

×

LDWTR

×

×

×

JOB

出力クラス列

×

×

×

用紙コード

×

×

×

行先識別名

×

×

×

ジョブ出力属性

SEPARATOR

TOPEND

×

×

セパレータを削除する/しない、の指定ができます。

セパレータを削除しないで運用するときは、以下のように表示されます。

ユーザセパレータに用紙サイズや印刷モードを指定して運用しており、印刷データにユーザセパレータの用紙サイズや印刷モード以外を指定したとき、印刷データの用紙サイズや印刷モードが無効となり、セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます。

セパレータ付きで運用しており、JCL/PRTFILEコマンドでライタの初期値と異なる用紙サイズや印刷モードを指定しているとき、JCL/PRTFILEコマンドで指定した用紙サイズや印刷モードが無効となり、セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます。

このような運用で問題がある場合には、セパレータを付けないようにライタの定義を変更するか、List Worksのセパレータを削除する運用に変更してください。  (注)

分散印刷運用でTCP/IPを利用した形態の場合、セパレータは、付加しないでください。セパレータは、別帳票として登録されます。

TOP

×

×

END

×

×

NO

指定された内容で表示します。

SYSLIST

×

指定された内容で表示します。

TESTPRINT

×

×

×

カット紙属性

A3/
A4/
A5/
B4/
B5/
LTR

印刷データ内で用紙サイズの変更を指示していても有効になりません。先頭ページの用紙サイズで、すべてのページが表示されます。

また、印刷モードでLPが指定されている場合には、指定されている用紙サイズにかかわらず、LP用紙(11インチ×15インチ)サイズとなります。

PORT/
LAND/
LZOOM/
PZOOM/
LP

以下の印刷モードや用紙サイズに変更されます。

- PORT  :印刷モード PORT
          用紙サイズ 指定値
- LAND  :印刷モード LAND
          用紙サイズ 指定値
- LZOOM :印刷モード LAND
          用紙サイズ 指定値
- PZOOM :印刷モード PORT
          用紙サイズ 指定値
- LP    :LP用紙(11インチ×15インチ)

なお、印刷データ内で印刷モードの変更を指示していても有効になりません。先頭ページの印刷モードで、以降のページが表示されます。

PRTAREA

BIND

とじしろ方向

とじしろについては、“C.1.2 印刷制御レコード”を参照してください。
また、印刷開始原点、とじしろについての注意事項を表下に掲載していますので参照してください。

とじしろ幅

印刷開始原点

SIDE

両面指定は有効となりません。片面印刷の状態で表示されます。

HOPPER

×

×

×

OFFSET

×

×

×

SHOPPER

×

×

×

BINDHOLE

×

×

×

キー

CANCELKEY

×

×

×

PAKEY1/2

×

×

×

RETRY

×

×

×

DEVICECHECK

×

×

×

DATACHECK

×

×

×

RUCHAIN

×

×

×

DOCUMENTS

×

×

×

DLOGMODE

×

×

×

COMPATI

×

表示データの作成は、CLP装置として行いますので、CLP装置互換モードでの運用としてください。

SYNC

×

×

×

DISPLAY

×

×

×

○:印刷装置と同様の処置
×:未サポート(指定は無効になります)
△:印刷装置と異なる点があるため、注意が必要

注:セパレータページがある場合だけ削除されます。


注意

印刷開始原点/とじしろ、検索/データ変換に関する注意事項

  • SystemWalker/ListWORKS V10.0L10(10.0)以前から移行する場合において、移行後に印刷開始原点/とじしろの値を変更する場合、または、V10.0L10(10.0)以前では印刷開始原点/とじしろを指定しておらず、移行後に印刷開始原点/とじしろを指定する場合は、以下の手順で変更してください。

    1. リスト管理サーバ、Web連携、List Worksクライアントのすべてのバージョンを移行

    2. 移行後に帳票を再登録

    3. 帳票項目、抜き出し検索範囲を再設定

    4. 印刷開始原点/とじしろを変更

    SystemWalker/ListWORKS V10.0L10(10.0)以前で設定した帳票項目、抜き出し検索範囲のまま使用すると、正しく検索/データ変換できない場合があります。

  • Windows版 SystemWalker/ListWORKS V5.1L20、V10.0L10から移行する場合は、リスト管理サーバ、Web連携、List Worksクライアントのすべてのバージョンを移行する必要があります。SystemWalker/ListWORKS V10.0L10以前が混在すると、正しく検索/データ変換できない場合があります。

  • Windows版 SystemWalker/ListWORKS V5.1L20、V10.0L10から移行する場合において、FNA通信形態を利用した分散印刷運用で登録したホスト帳票を扱っている場合は、リスト管理サーバ、Web連携、およびList Worksクライアントの環境設定で「Windows版 ListWORKS V5.1L20、またはV10.0L10で、FNAを利用した形態の分散印刷運用で登録したホスト帳票も扱う」を必ず指定してください。指定しない場合は、正しく検索/データ変換できない場合があります。

    Web連携での設定は、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.properties)の定義名「environment.field.calculate」に「1」を設定します。

    リスト管理サーバ、List Worksクライアントの環境設定、およびWeb連携の環境設定ファイル(ListPrint.properties)による環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。
  • 印刷モードが LP の帳票をA4またはB4に縮小印刷指定でList Worksに登録した場合、登録した帳票の印刷開始原点は、印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点となり、とじしろ幅の指定は有効になりません。