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Interstage Service Integrator V9.6.1 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

6.2.3 項目設定

[項目変換設定]画面の設定内容のフィールドで[項目設定]を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[項目設定]画面が表示されます。[設定内容]タブをクリックし、変換内容の設定を行います。

図6.20 項目設定画面(設定内容)

ここでは、項目設定の内容を登録します。

表6.20 ボタン説明(設定内容タブだけ)

入力された情報を登録します。

入力された情報をキャンセルします。

表6.21 フィールド説明(設定内容タブだけ)

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

入力元項目

OUT

選択されているフィールド名が表示されます。

出力先項目

OUT

選択されているフィールド名が表示されます。

入力元項目の選択

[入力元項目名]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[対象項目の設定]画面が表示されます。

図6.21 対象項目の設定画面

ここでは、[入力元項目]の対象項目の詳細を設定します。

表6.22 ボタン説明

検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。

検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。

固定値を選択時、設定できます。

項目の選択を確定します。

項目の選択をキャンセルします。

表6.23 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

検索

IN

半角1000桁(全角混在可)

検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。
“,”は入力不可です。

固定値

IN/OUT

半角128桁(全角混在可)


CSV読込みによる登録の場合

半角32桁(全角混在可)

直接設定する場合の値を入力します。システム変数の中からの選択も可能です。
“,”は入力不可です。

初期値

OUT

レコードフィールドで、初期値を選択した場合に出力される値が表示されます。

入力元/出力先

IN/OUT

選択する項目が入力元の項目か、出力先の項目かを選択します。
入力元が一般フォーマット(nフォーマット)の場合は、フォーマットIDを選択するプルダウンメニューが表示されます。

フィールド名

OUT

入力元/出力先/固定値/初期値にて選択されたフィールド名が表示されます。

項目桁数

OUT

上記フィールドの桁数が表示されます。

全桁指定/部分指定

IN/OUT

上記フィールドのすべての桁を使用する場合は、“全桁指定”を選択します。開始位置と桁数の指定を行う場合は、“部分指定”を選択します。

開始位置

IN/OUT

数字5桁

上記フィールドの条件の適用開始位置を入力します。

桁数

IN/OUT

数字5桁

上記適用開始位置から、条件対象となる桁数を入力します。

繰返し指定

IN/OUT

数字5桁

“指定なし”または“指定あり”を選択します。“指定あり”を選択した場合、選択されている項目設定の入力先のフィールドが、集団項目の場合に、何番目の繰返し位置を入力するかを指定します。

固定値を設定する欄に値を直接入力し、[HEX支援]ボタンをクリックした場合、固定値の欄の値は“@HEX(”と“) ”の間にはさまれます。

※例)

出力先項目の選択

[出力先項目]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[出力項目の設定]画面が表示されます。

図6.22 出力項目の設定画面

ここでは、[出力先項目]の対象項目の詳細を設定します。

表6.24 ボタン説明

項目の選択を確定します。

項目の選択をキャンセルします。

表6.25 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

バイト/ビット

IN/OUT

選択されているフィールドが“B属性”の場合、“ビット”が選択できます。

設定先

IN/OUT

“開始位置指定”の場合は、下記開始位置で指定した桁位置から項目設定を行います。
“有効値の直後に設定”の場合は、当項目にすでに設定されている値の直後の空白をカットして、連続して値を設定します。(当項目に値が設定されていないときは、1桁目から設定します。)

開始位置

IN/OUT

数字5桁

項目設定適用開始位置を入力します。

IN/OUT

数字5桁

上記開始位置からの適用桁数を入力します。

ビット位置
(ビット目)

IN/OUT

数字5桁

選択されているフィールドが“B属性”で、かつ“ビット”を選択している場合、項目設定適用位置を入力します。

ビット固定値

IN/OUT

対象のビット位置に、“ON(1)”もしくは“OFF(0)”のどちらを出力するかを選択します。

繰返し指定

IN/OUT

数字5桁

“指定なし”または“詰めて設定”、“指定あり”を選択します。“詰めて設定”、“指定あり”を選択した場合、選択されている項目設定の入力先のフィールドが、集団項目の場合に、何番目の繰返し位置を入力するかを指定します。

ポイント

1. “固定値”を選択して固定値を設定する場合
  • 固定値を設定する場合には、対象項目の桁数や属性に合わせて入力してください。B属性、H属性、P属性、および9属性(符号有)の対象項目に、固定値の設定や条件判断の設定、コード値の変換を行う際には、“@HEX( )”で囲った( )の中に16進数で入力してください。

  • C属性に固定値を設定する場合に、カンマは設定できません。また、設定するC属性の「桁数」はカンマの数だけ少なく設定してください。例えばC属性に6桁に□1,234(□は空白1バイト)を設定したい場合、固定値欄には[1234]を、C属性の位置には[3]、桁数には[4]を設定してください。

  • 9属性と固定値を比較する場合に、対象項目が小数点つきのとき、固定値は対象項目に合わせた暗示的小数の表記にしてください。例えば小数点部桁数2桁のものと比較する場合には、12.34は[1234]、1234は[123400]とします。

  • 小数も、属性に合わせて入力してください。

  • スペースも1文字として扱います。

2. HEX入力支援操作を行った場合
  • [確定]ボタンクリック時に文字列の確認をします。使用可能な文字は、“0”~“9”と“A”~“F”(小文字可)です。また、偶数桁であるかもチェックされます。

3. 入力項目と出力項目で桁数が異なった場合
  • 出力項目の属性に応じて左詰め、もしくは右詰めが決まります。左詰めの属性は、X属性とK属性、右詰めの属性は、B属性とH属性、N属性、9属性、C属性、およびP属性です。

  • 出力先の桁数が入力元の桁数より小さい場合は、設定を行わないでください。

4. 桁あふれ
  • 左詰めの属性は右側(後方)があふれ、右詰めの属性は左側(先頭)があふれます。

5. 異なる桁数・属性・タイプ間の変換
  • 項目設定は、結果を保証しません。異なる桁数・属性・タイプ間の変換の場合は、最適化転記を使用してください。

6. 部分指定
  • P属性、およびB属性が入力である場合には、設定を行うことはできません。

7. 固定値の設定における、システム変数
  • @CRLF:改行(CRLF)(X属性に設定可能※2.)

  • @LF:改行(LF) (X属性に設定可能※2.参照)

  • @SEQNO:シーケンスNo.(X、N、C属性に設定可能※2.参照)

  • @SPACE:空白詰め(X属性に設定可能※2.参照) ※1.参照

  • @SYSDATE4:4桁日付(MMDD) (X属性に設定可能2.参照)

  • @SYSDATE6:6桁日付(YYMMDD) (X属性に設定可能※2.参照)

  • @SYSDATE8:8桁日付(YYYYMMDD) (X属性に設定可能※2.参照)

  • @SYSTIME4:4桁時間(MMSS) (X属性に設定可能※2.参照)

  • @SYSTIME6:6桁時間(HHMMSS) (X属性に設定可能※2.参照)

  • @ZERO:ゼロ詰め(X、9、N、C属性に設定可能※2.参照) 1.

  • @ALL( ):( )内の値を繰り返して、全桁にセット(X、N、9属性に設定可能※2.参照) 1.参照

  • @RECTOTAL:伝票形式フォーマットのトレーラレコードに指定した場合は、ヘッダレコードからトレーラレコードまでの総レコード数(ヘッダレコード、およびトレーラレコードを含む。)を設定。それ以外の指定は、“0”を設定。(X、N、C属性に設定可能※2.参照)

  • @BODYCNT:出力が伝票形式フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の、明細レコードのシーケンス番号を設定。出力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を設定。
    また、入力が伝票形式フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の明細レコードのシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。入力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。
    (X、N、C属性に設定可能※2.参照)

※1.
  • “@SPACE”、“@ZERO”、“ALL( )”については、出力項目の桁数が33桁以上でも入力できます。

※2.
  • システム値を設定可能な属性以外に設定した場合、結果は正しく出力されません。

8. 有効値の直後に設定
  • 2つの値を連結させて1つの項目に出力したいとき、1つ目の後方の空白をカットして(詰めて)、2つ目を出力します。

    ※例) "東京都□□"と"世田谷区□"を20バイトの項目に「有効値の直後に設定」で出力すると、"東京都世田谷区□□□"となります。(□は2バイトの空白)

    • 2つ目の値の設定時に「有効値の直後に設定」を指定します。

    • 入力値がX属性かK属性か固定値の設定でかつ、出力項目がX属性かK属性の場合だけ指定できます。

項目設定登録例

図6.23 項目設定画面(例-設定内容)