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Interstage Service Integrator V9.6.1 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

7.1 概要

アダプタ出口機能は、アダプタの電文送受信の前後でユーザが任意の処理を実行するための機能です。アダプタ出口機能を使用することで、ユーザが事前に作成・登録した出口アプリケーションを呼び出し、ユーザは出口アプリケーションで任意の処理を実行することができます。出口アプリケーションで使用するクラスのインスタンスは、アダプタで電文の送受信ごとに生成します。

アダプタ出口機能は、以下のアダプタで利用できます。

SOAPアダプタの出口機能については、“7.2 SOAPアダプタのアダプタ出口機能”を参照してください。

アダプタ出口機能では、以下の出口機構が使用できます。

各出口が呼び出されるタイミングのイメージ図を以下に示します。

図7.1 アダプタ出口の呼び出しタイミング(通常時)

また、エラーが発生した場合の出口の呼び出しタイミングのイメージ図を以下に示します。

図7.2 アダプタ出口の呼び出しタイミング(エラー発生時)