機能説明
Systemwalker Software Configuration Managerから取得したパッチ管理情報を元に、UpdateSiteから富士通ミドルウェアの最新パッチを取得します。
本ツールは、Systemwalker Software Configuration Managerをインストールした管理サーバ上に格納されています。本ツールをインターネット接続端末にコピーして実行します。
記述形式
【Windows】
swcfmg_usm_get.cmd -u “UpdateSiteのURL” -i “パッチ管理情報の格納フォルダのパス” -o “最新パッチの格納フォルダのパス” -id “ユーザーID” -password “パスワード” [-proxy “プロキシサーバ名またはプロキシサーバIPアドレス” -proxyport “プロキシサーバポート番号”] |
オプション
UpdateSiteに接続するためのURLを指定します。URLの末尾には必ず“/mw/httpget”を付加してください。
パッチ管理情報を格納しているフォルダのパスをフルパスで指定します。
UpdateSiteより取得した最新パッチを格納するフォルダパスをフルパスで指定します。
富士通サポート契約者のユーザーIDを指定します。
富士通サポート契約者のパスワードを指定します。
インターネットに接続する際にプロキシサーバを経由する場合、使用するプロキシサーバ名またはプロキシサーバのIPアドレスを指定します。
インターネットに接続する際にプロキシサーバを経由する場合、使用するプロキシサーバのポート番号を指定します。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
0以外 | 異常終了しました。 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\tools\USMtool |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/tools/USMtool |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限で実行してください。Windows Vista、Windows 7、またはWindows 8の場合、管理者として実行してください。
インターネット接続端末で実行可能です。
上記コマンド格納場所の“USMtool”配下をインターネット接続端末の任意のフォルダにコピーしてください。
“USMtool”の構成は変更しないでください。
本ツールは実行時にJREを使用します。JREは“USMtool”に含まれています。
注意事項
-uオプションで指定する“UpdateSiteのURL”の末尾には、必ず“/mw/httpget”を付加してください。
“最新パッチの格納パス”に指定されているフォルダが存在しない場合は自動生成します。
“最新パッチの格納パス”に指定されているフォルダにファイルまたはフォルダが存在する場合は、異常終了します。
本コマンドをインターネットに接続できない環境で実行すると異常終了します。
本コマンドは同時に実行する事はできません。コマンド実行中に他のコマンドを実行すると、排他エラーとなります。
使用例
富士通ミドルウェアの公開パッチをUpdateSiteから取得します。
swcfmg_usm_get.cmd -u https://www.fujitsu.com/mw/httpget -i c:\in -o c:\out -id user01 -password pass01 |