ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Software Configuration Manager リファレンスガイド
FUJITSU Software

1.2.7 swcfmg_server(サーバ情報管理コマンド)

機能説明

Systemwalker Software Configuration Managerが管理するサーバ情報を登録、更新、削除、および、一覧表示します。

ServerView Resource OrchestratorまたはOpenStackのサーバに対して、登録、更新、および、削除の操作を行うことはできません。

記述形式

【Windows】

swcfmg_server.exe
{ -add -file “サーバ情報ファイルのパス” [-e “文字コード”] [-t] |
-update {-file “サーバ情報ファイルのパス” [-e “文字コード”] [-t] |
-delete {-serverid "サーバID",・・・ | -ip “IPアドレス”,…} |
-list [ -file “出力ファイルパス”] [-e“文字コード”] [-servername "サーバ名"] [-servergroupid "サーバグループID"] [{-siteid "サイトID"} | -all] [-site | -getserverid] [-sort servergroup-id | lplatform-id] }

【Linux】

swcfmg_server
{ -add -file “サーバ情報ファイルのパス” [-e “文字コード”] [-t] |
-update -file “サーバ情報ファイルのパス” [-e “文字コード”] [-t] |
-delete {-serverid "サーバID",・・・ | -ip “IPアドレス”,…} |
-list [ -file “出力ファイルパス”] [-e“文字コード”] [-servername "サーバ名"] [-servergroupid "サーバグループID"] [{-siteid "サイトID"} | -all] [-site | -getserverid] [-sort servergroup-id | lplatform-id] }

オプション

-add -file “サーバ情報ファイルのパス”

指定されたサーバ情報ファイルに記載された内容で、サーバ情報を登録します。

サーバ情報ファイルはCSV形式です。サーバ情報ファイルの詳細については、「2.2.5 サーバ情報ファイル」を参照してください。

-update -file “サーバ情報ファイルのパス”

指定されたサーバ情報ファイルに記載された内容で、サーバ情報を更新します。

サーバ情報ファイルはCSV形式です。サーバ情報ファイルの詳細については、「2.2.5 サーバ情報ファイル」を参照してください。

-delete {-serverid "サーバID",・・・ | -ip “IPアドレス”,・・・}

サーバIDまたはIPアドレスを指定し、登録済みのサーバを削除します。サーバIDまたはIPアドレスは‘,'(カンマ)で区切って複数指定できます。

-list [-file “出力ファイルパス”]

本コマンド、およびswcfmg_define_serverinfo(管理対象サーバ情報定義コマンド)で登録されたサーバ情報をCSV形式で出力します。

-file “出力ファイルパス”が省略された場合、情報はコマンドの標準出力に出力されます。

指定したファイルが存在しない場合はファイルを新規作成し、存在する場合は既存のファイルへ上書きします。

エラーのため、ファイル出力できなかった場合、新規作成時は、新たなファイルは作成しません。既存ファイルへの上書きの場合は、既存ファイルを保証します。

下記オプションを指定することで、出力するサーバ情報を絞り込むことができます。指定しなかった場合、本コマンド、およびswcfmg_define_serverinfo(管理対象サーバ情報定義コマンド)で登録されたすべてのサーバ情報が出力されます。

[-servername "サーバ名"]

出力するサーバのサーバ名を指定します。

[-servergroupid "サーバグループID"]

出力するサーバのサーバグループIDを指定します。

[{-siteid "サイトID"} | -all]

出力するサーバのサイトIDを指定します。以下のサイトIDを指定することができます。-allを指定した場合、すべてのサイトのサーバ情報を出力します。

  • OpenStack : OpenStackのサーバ

  • ROR : ServerView Resource Orchestratorのサーバ

  • Direct : 手動登録のサーバ

下記のオプションを指定することで、出力フォーマットを指定することができます。

[-site | -getserverid]

本オプションを省略した場合または-siteオプションを指定した場合、サーバ情報をCSV形式で出力します。出力ファイルの詳細については、本オプションを省略した場合は「2.2.5 サーバ情報ファイル」、-siteオプションを指定した場合は「2.4.2 サイトサーバ情報ファイル」を参照してください。-getserveridオプションを指定した場合、サーバのサーバIDのみを出力します。

-e “文字コード”

ファイルの文字コードを指定します。

以下の文字コードが指定できます。半角英大文字で指定します。

【Windows】

  • SJIS

【Linux】

  • UTF-8

  • EUC

本オプションを省略した場合、本コマンドの実行環境の文字コードで動作します。

-t

接続テストを実施します。本オプションを指定した場合、サーバ情報の登録、および、更新後に、接続テストを行います。本オプションを省略した場合、接続テストを行いません。接続テストについては、「1.2.11 swcfmg_connectiontest(接続テストコマンド)」を参照してください。

-sort servergroup-id | lplatform-id

本オプションを指定した場合、 サーバ情報が“サーバグループID”で昇順に表示されます。"lplatform-id"は、旧オプションです。新規に利用する場合は、"servergroup-id"をご利用ください。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

10

パラメーター異常です。

20

指定された入出力ファイルパスのエラーです。

30

指定された文字コードに誤りがあります。

50

ファイルの記述に誤りがあります。

70

指定されたIPアドレスは存在しません。

80

接続テストに失敗しました。

81

ServerView Resource Orchestratorが管理するサーバグループ、または、サーバに対しては操作できません。

100

Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。

101

同時実行できないコマンドが実行されています。

102

コマンド実行権限がありません。

103

ディレクトリサービスの接続に失敗しました。

110

書き込みエラーです。

200

セットアップされていません。

255

システムエラーです。

コマンド格納場所

管理サーバ

【Windows】

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin

【Linux】

/opt/FJSVcfmgm/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Linux】

注意事項

共通の注意事項
登録時の注意事項
更新時の注意事項
削除時の注意事項
一覧表示時の注意事項
登録・更新エラー発生時の注意事項

使用例

実行結果/出力形式