本製品の管理対象装置とするには、Webコンソールから検出済みの装置を登録する必要があります。
ユーザー名、パスワード
装置を管理するために、本製品に装置のユーザー名とパスワードを認識させる必要があります。
装置によって必要な情報が異なるため、表示される項目も変わります。
<必要な情報>
SN200(Brocade)ファイバーチャネルスイッチ、PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード、Brocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレード、CFX2000 series、PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)では、管理者権限のセキュリティレベルを持つユーザー名とパスワード
ETERNUS DX S2 series (DX60 S2を除く), DX S3 series, ETERNUS DX200Fでは、Softwareロールのユーザー名とパスワード。
それ以外のETERNUS ディスクアレイでは管理者権限のユーザー名とパスワード
SNMPトラップ送信先アドレス自動設定機能有効のチェックボックス
本製品は、SNMPv1を使用した装置の登録時に、SNMPトラップを用いた障害監視を行えるように、装置に対してSNMPトラップ送信先アドレスの自動設定を行います。自動設定できる対象の装置種は、「1.2.9 サポートレベル」を参照してください。
参考
機能を抑止し装置登録をした後に、改めて当該装置の障害監視を実施する必要が生じた場合は、「5.2.5 イベント通知先設定機能」を参照してください。自動設定に関する詳細は「5.2.6 SNMPトラップ送信先の自動設定機能について」を参照してください。
SNMPトラップ送信先アドレス自動設定機能をサポートしていない装置の場合、チェックボックスは無効になっています。
注意
管理者権限以外のセキュリティレベルを持つユーザーでスイッチを登録する場合、チェックを外してください。
本製品での障害監視を希望する場合、SNMPトラップが運用管理サーバに送信されるよう、装置にログインし、SNMPトラップ送信先アドレスを設定してください。設定方法の詳細は、装置に付属のマニュアルを参照してください。
項目 | 設定内容 |
---|---|
SNMPトラップ送信先 | 運用管理サーバのIPアドレスです。 |
SNMPコミュニティー名 | public |
SNMPバージョン | 1 |
ポート番号 | 162 |
レベル | Warning |
ゾーニング設定機能有効のチェックボックス
本製品は、ファイバーチャネルスイッチ装置登録時に、ゾーニング設定を行えるように装置の設定を行います。本製品からのアクセスパス設定を行う場合は選択してください。選択しない場合、ゾーニング設定をしていない(No Security状態)ファイバーチャネルスイッチに対しては、セキュリティのないまま運用を開始します。
注意
管理者権限以外のセキュリティレベルを持つユーザーでスイッチを登録する場合、チェックを外してください。
管理ソフトウェア
管理ソフトウェアを設定することで、別画面で装置管理ソフトと連携できます。
CFX2000 series、PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)
登録画面で管理ソフトウェアのURLを入力します。
上記以外の装置
登録対象装置のIPアドレスを基に、自動で設定します。
注意
対象装置にアクセスできない場合、装置登録できません。
以下の状態の装置は、装置登録できない可能性があります。ログアウトしてから装置登録することを推奨します。
ファイバーチャネルスイッチ
対象装置にtelnetまたはSSHでログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
CFX2000 series、PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)
対象装置にSSHでログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
登録済みコンバージドファブリックと、ファブリックIDが同じである。
対策: ファブリックIDを変更してから実行してください。
ETERNUS DX series, ETERNUS DX200F
対象装置のETERNUS Web GUIにログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
装置登録時に、すでに手動組込みでBrocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレード、CFX2000 series、PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)を登録していた場合、必ず手動組込み装置を削除してから、登録を行ってください。手動組込み装置を登録している状態で、装置登録を行った場合、ファイバーチャネルスイッチから情報を確保できません。この場合、該当の手動組込み装置を削除してください。