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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.3 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.2.9 サポートレベル

本製品のストレージ管理機能を利用できる範囲は、ストレージ装置の機種によって異なります。

本製品では、機能の利用可能範囲を「サポートレベル」という設定値で表して、障害監視機能などの設定で使用します。サポートレベルとして選択できるものは、以下のとおりです。

表1.4 サポートレベル

サポートレベル

代表装置名

装置
検出

障害管理

管理画面連携

性能管理

SNMP
トラップ監視(注1)

装置ポーリング監視 (注1)

装置状態の取得

A

ETERNUS DX series
ETERNUS DX200F
ETERNUS SN200(モデル250M除く)
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード
Brocade series
Brocade VDX series(VDX 8770-4/VDX 8770-8除く) (注5、注8、注9)
PRIMERGY コンバージドスイッチブレード (注5、注8)

自動
(注2)


(注6)

B

Storage Cruiserエージェントインストール済みのSolaris OS、Windows、Linux、HP-UX、AIXサーバノード
ETERNUS LT250/LT270 (注5)
Brocade VDX 8770-4/VDX 8770-8
CFX2000 series (注10)
PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2) (注10)

自動
(注2)

-

C

VMware vSphere 4以降

自動
(注2)

-

-

-

D

ETERNUS NR1000F series
ETERNUS NR1000V series

手動


(注5)

-

手動
設定


(情報収集だけ)
(注7)

E

ETERNUS LT20/LT20 S2
ETERNUS LT40/LT40 S2
ETERNUS LT60/LT60 S2
ETERNUS LT200
ETERNUS LT210
ETERNUS LT220
ETERNUS LT230
ETERNUS LT260
ETERNUS LT270 S2
ETERNUS VS850
ETERNUS VX700 series
ETERNUS NR1000F series (clustered Data ONTAP搭載)
ETERNUS TR series (注11)

手動


(注5)

-

手動
設定

-

ETERNUS CS800
ETERNUS CS2000

手動


(注5)

-

-

-

H

ETERNUS SN200 モデル250M

手動


(注5)

-

手動
設定

-

I

その他の手動組込み装置

手動

-
(注3)

-
(注4)

-

手動
設定

-

○: 装置内詳細表示が可能

注1: SNMPトラップ監視および装置ポーリング監視で利用するプロトコルは以下のとおりです。

代表装置名

プロトコル名

SNMPトラップ監視

装置ポーリング監視

ETERNUS DX S2 series(ETERNUS DX60 S2除く)
ETERNUS DX S3 series
ETERNUS DX200F
ETERNUS SN200(モデル250M除く) Fabric OS v6.3以降
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード Fabric OS v6.3以降
Brocade series Fabric OS v6.3以降
Brocade VDX series
PRIMERGY コンバージドスイッチブレード
CFX2000 series
PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)

SNMP(SNMPv1またはSNMPv3)

ETERNUS DX60/DX80/DX90
ETERNUS DX400 series
ETERNUS DX8000 series
ETERNUS DX60 S2
ETERNUS SN200(モデル250M除く) Fabric OS v6.2以前
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード Fabric OS v6.2以前
Brocade series Fabric OS v6.2以前
ETERNUS NR1000F series
ETERNUS NR1000V series

SNMP(SNMPv1)

ETERNUS TR series

SNMP(SNMPv3)

ping

Storage Cruiserエージェントインストール済みサーバノード

SNMP(SNMPv1またはSNMPv3)

独自プロトコル

VMware vSphere 4以降

-

VMware専用プロトコル

上記以外

SNMP(SNMPv1)

ping

注2: 下記の装置は「サブネット探索」機能に対応していません。IPアドレスを指定して登録してください。

注3: SNMPトラップサポート装置の場合は、SNMPトラップXML定義ファイルを作成することで管理可能です。

注4: LANサポート装置の場合は、手動組込み時にIPアドレスを指定することで、pingによる監視が可能です。

注5: 装置のSNMPトラップ送信設定作業は個別に実施する必要があります(Storage Cruiserから自動設定できません)。

注6: 性能情報については留意事項があります。「7.1.1 性能情報の種類」の注意事項を参照してください。

注7: ETERNUS NR1000F seriesだけ。ETERNUS NR1000F seriesから採取した性能情報を参照するには、Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携する必要があります。詳細は、当社技術員(SE)までお問合せください。

注8: ファームウェア版数が3.0.1以上の装置だけ性能管理機能に対応しています。

注9: ファームウェア版数が4.0の装置は自動登録機能に対応していません。ファームウェア版数を改版するか、手動組込みで登録してください。

注10: ファブリックモードの場合だけ、サポートレベルBに対応します。

注11: ETERNUS TR seriesを監視できるのは、運用管理サーバのOSがWindowsの場合だけです。