ここでは、集計表形式の帳票「個人出退勤簿」に必要なデータを、「社員データ」と「就業実績」の表から取り出すクエリ定義を作成し、保存するまでの操作について説明します。
クエリ定義一覧画面で、ツールバーの[新規作成]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義新規作成画面が表示されます。
帳票を参照してクエリ定義を作成するので、「帳票から参照作成」のチェックボックスをチェックします。
帳票名を指定します。
「帳票名」の右側にあるボタン()をクリックします。
⇒帳票名画面が表示されます。
「個人出退勤簿」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義新規作成画面に戻ります。
「帳票名」に、選択した帳票名(「個人出退勤簿」)が入力されます。
「クエリ定義名」に、「帳票名」と同じ名前が入力されています。必要に応じて、クエリ定義名を変更してください。
クエリ定義新規作成画面で帳票区分を指定します。
ここでは、集計表形式の帳票の明細部分のデータを取り出すクエリ定義を作成するので、「明細部分」のラジオボタンを選択します。
クエリ定義新規作成画面で[OK]ボタンをクリックします。
⇒サーバへの接続画面が表示されます。
データベースが保存されているサーバに接続します。
データソース名、ユーザ名、パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義画面が表示されます。
「印刷フィールド」領域には、参照した帳票の入力データ項目が入力されます。
ツールバーの[データベースを開く]ボタンをクリックします。
⇒データベースを開く画面が表示されます。
「表一覧」で、問合せするデータが含まれている表(取り出し元となる表)を選択し、[追加->]ボタンをクリックします。
⇒「対象とする表」に、選択した表が追加されます。
ここでは、「社員データ」と「就業実績」を追加します。
データベースを開く画面で[OK]ボタンをクリックします。
⇒「選択した表の項目を関連付け一覧の演算式に出力しますか?」というメッセージが表示されます。
[いいえ]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義画面が表示されます。
[いいえ]ボタンをクリックしたので、「項目名/演算式」領域にはなにも入力されません。
[はい]ボタンをクリックすると、対象となる表に存在するすべての項目が「項目名/演算式」領域に入力されます。
帳票の入力データ項目と、データベースの項目を関連付けます。
「表一覧」ツリービューで、関連付けるデータベースの項目を選択します。ここでは、「社員データ」の「従業員番号」を、「関連付け一覧」リストビューの「0001」の行にドラッグ&ドロップします。
⇒「関連付け一覧」リストビューの「項目名/演算式」領域にデータベースの項目が入力されます。
すべての帳票の入力データ項目に、関連付けを行います。
検索条件を設定します。
「関連付け一覧」リストビューで、検索条件を指定する行を選択します。
「関連付けの設定」の「検索条件」の右側にある[詳細]ボタンをクリックします。
⇒検索条件画面が表示されます。
検索条件を入力します。
ここでは、1月の出退勤簿を出力するため、「月」に検索条件を指定します。
検索条件画面で、[OK]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義画面に戻ります。
ソート指定を設定します。
「関連付け一覧」リストビューで、ソートを指定する項目を選択します。
「関連付けの設定」にある「ソート指定」リストボックスでソート方法を指定します。
データベースを開く画面で選択した2つの表を結合します。
問合せ条件画面で[設定]-[結合]を選択します。
⇒結合条件画面が表示されます。
結合条件を指定します。
ここでは、「従業員番号」を結合する結合項目名として結合します。
結合条件画面で、[OK]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義画面に戻ります。
問合せ条件を確認します。
[処理]-[処理実行]を選択します。
⇒クエリ定義画面の処理結果画面に、問合せの結果が表示されます。
問合せ結果をCSV形式のテキストファイルに出力します。
[処理]-[テキストに出力]を選択します。
⇒テキストに出力画面が表示されます。
保存する場所とファイル名を指定して、[保存]ボタンをクリックします。
⇒テキストファイルが保存されます。
クエリ定義を保存します。
ツールバーの[上書き保存]ボタンをクリックします。
⇒クエリ定義が、クエリ定義新規作成画面で指定したクエリ定義名で保存されます。
なお、24.で保存したテキストファイルは、次のようになります。