結合条件画面の指定方法について説明します。
結合条件として、相関名、結合項目名、および結合条件を指定します。直接入力だけでなく、各項目から選択して入力することもできます。結合する表数によって、結合条件の入力域の数が増減します(結合表数が2の場合は結合条件の入力域は1行、結合表数が8の場合は結合条件の入力域は7行になります)。
操作対象となる行を選択します。
結合する表を相関名で選択します。
相関名については、以下を参照してください。
⇒“2.4.2 相関名について”
表を結合する項目名を入力します。
複数の項目を指定する場合、「,」で項目名を区切って指定します。総合項目名は、60桁以内(英数字換算)で指定します。
なお、「検索条件」リストビューの左辺に表示されている表が主表です。
結合時の条件を次の演算子を使って指定します。
= :等しいデータと結合する <>:等しくないデータと結合する < :より大きいデータと結合する > :より小さいデータと結合する <=:以上のデータと結合する >=:以下のデータと結合する × :直積を行う ← :連鎖を行う
結合の対象として選択した表が表示されます。
結合の対象として選択した表に存在するすべての項目が表示されます。項目名をダブルクリックすると、「結合条件」リストビューの「結合項目名」に入力されます。
指定した結合条件に誤りがないか検査します。
結合条件が指定されていない場合、[検査]ボタンはクリックできません。
検査が正常に終了した場合は、「検査は正常に終了しました」というメッセージが表示され
ます。
注意
結合条件は、“対象とした表の数-1” 個指定しなければなりません。
対象とした表をすべて結合しなければなりません。
指定した結合項目名は、左辺と右辺で比較可能な項目でなければなりません。
結合条件の左側の結合項目名に指定した項目数と、右側の結合項目名に指定した項目数が一致しなければなりません。
結合項目名に複数の項目を指定した場合、結合条件として “=” を指定しなければなりません。
結合項目名に複数の項目を指定した場合、項目名を「,」で区切り、60桁以内(英数字換算)で指定しなければなりません。
連鎖(←)または直積(×)を指定する場合、左辺に主表を指定してください。
結合条件に連鎖(←)を指定した場合、右側に指定した表はその他の結合条件の表に指定することはできません。
データベースがMicrosoft Accessの場合、結合条件に次の組み合わせは指定できません。
連鎖(←)と連鎖以外(×、=、<>、<=、>=、<、>)
結合条件に連鎖(←)を指定して[OK]ボタンをクリックすると、「結合条件」の「結合項目名」になにも表示されなくなります。再表示しても表示されません。