検索条件画面で検索条件を指定する方法について説明します。
検索条件を指定すると、問合せの実行時、指定した検索条件にしたがってデータが抽出されます。
なお、検索条件画面では、設定内容に矛盾がないかを検査することができます。
問合せ条件画面の「関連付け一覧」リストビューで、検索条件を指定する行を選択します。
⇒選択した行の内容が、「関連付けの設定」に表示されます。
「関連付けの設定」の「検索条件」の右側にある[詳細]ボタンをクリックします。
[設定]-[検索条件]を選択して、検索条件画面を表示することもできます。
⇒検索条件画面が表示されます。
検索条件を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
⇒問合せ条件画面の「関連付け一覧」リストビューの「検」領域に、〇が入力されます。
次に、検索条件画面の指定方法について説明します。
なお、検索条件を複数指定した場合、検索条件は論理積(AND)で結ばれます。
項目のデータをある値と比較して、該当するレコードを検索する場合に指定します。
この項目には、比較演算子と比較データを指定します。
比較演算子には、次の演算子を指定します。
= :等しいデータを検索する <>:等しくないデータを検索する < :より小さいデータを検索する > :より大きいデータを検索する <=:以下のデータを検索する >=:以上のデータを検索する
比較データには、数値や日本語などの文字列を指定します。比較データは、20桁以内(英数字換算)で指定します。
比較は'やN'で囲む必要はありません。
ある範囲内に存在する、データを持つレコードを検索するときに指定します。範囲は、20桁以内(英数字換算)で、下限値と上限値の大小関係が(上限値データ >= 下限値データ)の範囲で指定します。
下限値データまたは上限値データは、省略できます。
範囲は'やN'で囲む必要はありません。
ある特定のデータと一致する(等しい)データを持つレコードを検索するときに指定します。
入力域が3つあり、検索したいデータを入力します。各入力域は、20桁以内(英数字換算)で指定します。それぞれのデータ間は、論理和(OR)関係で検索されます。
並びは'やN'で囲む必要はありません。
ある特定の文字列を含むデータを検索するときに指定します。入力域には、検索する文字列を指定します。文字列は、20桁以内(英数字換算)で指定します。
文字検索は'やN'で囲む必要はありません。
注意
検索する項目のデータ型が数字項目および日付項目の場合、文字検索を指定できません。
文字列中に「_」および「_」を指定した場合、下線としてではなく任意の一文字とみなされます。
文字列に「%」および「%」を指定できません。
項目に対して検索条件を指定します。検索条件は、70桁以内(英数字換算)で指定します。検索条件の指定方法は、オンラインヘルプを参照してください。
検索条件画面で指定した検索条件に誤りがないか検査できます。
なお、比較、範囲、並び、文字検索、および検索条件のすべての設定項目が未入力の場合、[検査]ボタンはクリックできません。
検査が正常に終了した場合は、「検査は正常に終了しました」というメッセージが表示されます。
注意
変数名を演算式として使用している場合は、検索条件画面は表示されません。
「関連付け一覧」リストビューの「項目名/演算式」領域の項目のデータ型に合わせた検索条件を指定してください。
検索条件を指定後、「関連付けの設定」の「項目名/演算式」にデータ型の異なる項目名/演算式を関連付けた場合は、検索条件を指定し直してください。
クエリ実行時に置換文字列を使用する場合、検索条件の比較先データの述語には比較元データのデータ型に合わせた述語名を指定してください。
例1)データベースから通知された項目が数字項目で、5桁の整数型の場合 99999(99999という値が置換文字列で指定する値の範囲外の場合、指定可能です) 例2)データベースから通知された項目が日付項目で、"YYYY-MM-DD"の値をとる場合 9999-99-99(9999年99月99日という日付はありえないため、指定可能です)