このサンプルプログラムは、Webクライアント上のWebブラウザからの要求により、Webサーバ上のASPでPrComPrtコンポーネントを使用してOWFファイルを生成します。
Webサーバ上のASPでは、Webクライアント上のWebブラウザで指定されたサンプル帳票とそれに対応するデータファイルを使用して、OWFファイルを生成します。Webサーバ上のPrComPrtコンポーネントから、生成したOWFファイルのURLをWebクライアント上のWebブラウザに返し、Webクライアント上でOWFファイルをプレビューまたは手元印刷します。
ポイント
このサンプルプログラムでは、List Creatorのインストール時に、「List Creatorインストールディレクトリ\Samples」にインストールされる各種サンプル帳票と、「List Creatorインストールディレクトリ\Data」にインストールされる各種データファイル(サンプル帳票名+拡張子「.dat」のファイル)を参照しています。
このサンプルプログラムの処理の流れを出力方法別に説明します。
図6.3 COMインタフェースのサンプルプログラムの処理の流れ(データファイルを指定してOWFファイル生成する場合)
帳票定義情報とデータファイルをWebサーバ上に配置します。
Webクライアント上のWebブラウザで[実行]ボタンをクリックすると、Webサーバ上のASPよりPrComPrtコンポーネントが呼び出されます。
Webサーバ上のPrComPrtコンポーネントは、1.で配置したデータファイルを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがってWebサーバ上でOWFファイルを生成します。
Webサーバ上のASPは、生成したOWFファイルのURLをWebクライアント上のWebブラウザに送信します。
Webクライアント上のWebブラウザは、Webサーバ上のASPから送信されたURLにしたがって、OWFファイルをプレビューまたは手元印刷します。