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Interstage List Creator V10.4.1 旧機能編
FUJITSU Software

3.2.2 リモート帳票出力型で運用する場合

移行する資源

移行する資源は、以下のとおりです。資源の格納先は、実行時に指定できます。

帳票資源の移行手順

以下に、資源をアプリケーションサーバまたは帳票出力サーバに移行する手順を示します。

=操作手順=
  1. 帳票資源の配置場所を決める

    1. 資源をアプリケーションサーバに配置するか、帳票出力サーバに配置するかを決めます。

      注意

      • アプリケーションサーバで使用する仕分け定義、データファイルは、必ずアプリケーションサーバに配置してください。

      • 帳票出力サーバで使用する仕分け定義は、必ず帳票出力サーバに配置してください。

      • 帳票出力サーバがOutputASSIST V5.0L20の場合、以下のファイルをアプリケーションサーバに配置し、帳票出力時に帳票出力サーバへ転送して出力することはできません。

        ・メディアデータファイル

        ・情報ファイル

        ・PDFファイルに添付するファイル

      • 以下のファイルは、アプリケーションサーバから帳票出力サーバへ転送することができないため、必ず帳票出力サーバに配置してください。

        ・PDFメール配信時にメールに添付するファイル

        ・PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      ポイント

      • 仕分け定義、データファイルを除く資源は、あらかじめ帳票出力サーバに配置しておくこともできます。いつも決まったファイルを使用するのであれば、帳票出力サーバに事前配置することをお勧めします。

      • 帳票定義情報を帳票出力サーバに配置する場合は、実際に使用するプリンタで帳票様式のレイアウトをテスト印刷することができます。
        テスト印刷を行う場合は、資源を帳票出力サーバに配置してください。

  2. 仕分け定義を移行する

    1. 移行先コンピュータに仕分け定義を格納するディレクトリを準備します。移行元コンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

    2. 移行元コンピュータの仕分け定義格納ディレクトリに格納されている仕分け定義を移行先コンピュータの仕分け定義格納ディレクトリに移行します。

      対象となる資源を次に示します。

      • アプリケーションサーバで使用する仕分け定義名.ast

      • 帳票出力サーバで使用する仕分け定義名.ast  (帳票出力サーバでさらに仕分ける場合のみ)

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 移行先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを準備します。移行元コンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

  4. 帳票資源を移行する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバに配置します。

    2. 移行元コンピュータの帳票格納ディレクトリに格納されている帳票定義情報を移行先コンピュータの帳票格納ディレクトリに移行します。
      対象となる資源を次に示します。

      • 帳票名.pmd

      • 帳票名.ovd(オーバレイを使用しない場合は作成されません)

      • 帳票名.psf

      • 帳票名.bip

    3. データファイルを移行する場合は、移行先コンピュータに移行します。

    4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も移行先コンピュータに移行します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      注意

      • メディアデータファイルをアプリケーションサーバ側に配置する場合は、仕分け定義または帳票の出力時に、転送するメディアデータファイル名を必ずフルパスで指定してください。

      • 帳票資源は、ネットワークドライブに配置しないでください。

資源の扱い

資源の扱いについては、リモート帳票出力型と同様です。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

ただし、仕分け定義は、帳票出力サーバ側に配置または転送することはできません。