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Interstage List Creator V10.4.1 旧機能編
FUJITSU Software

1.2.3 Database Direct連携型

アプリケーションサーバでList Manager Database Directと連携して、データベースからデータを抽出し、そのデータを利用して帳票を出力する形態です。

データベースから抽出したデータを利用して作成したデータファイルや、帳票定義情報およびメディアデータファイルなどの帳票資源をネットワーク上の別コンピュータに転送し、帳票を出力できます。
データベースからデータを抽出する条件は、あらかじめNavigatorクライアントを使用し、定義しておきます(問い合わせファイルの作成)。

Database Direct連携機能は、スタンドアロン型、リモート帳票出力型、コネクタ連携型のアプリケーションサーバ側で運用できます。

注意

  • 帳票出力サーバのオペレーティングシステムによって、必要なソフトウェアが異なります。詳細については、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。

  • Database Direct連携型は、【Windows/Solaris版】の場合のみサポートしています。

図1.3 Database Direct連携型

*1:Windows Server 2003

*2:帳票出力サーバがWindowsの場合のみ連携できます。

  1. 問い合わせファイルと帳票定義情報を、アプリケーションサーバ上に配置します。

  2. 帳票出力を行うアプリケーションは、List Creator のDatabase Direct連携機能を実行します。
    Database Direct連携機能には、以下のインタフェースが使用できます。

    • コマンド(naviexec コマンド、prnavi コマンド)

    • Javaインタフェース

    • CFXカスタムタグインタフェース(ColdFusion MX)「CFX_OAST_CONNECTタグ」

    • COBOLインタフェース

    ポイント

    • アプリケーションサーバのオペレーティングシステムによって、使用できるインタフェースが異なります。詳細については、オンラインマニュアル“解説編”のList Creatorのサポート範囲についての記載を参照してください。

  3. アプリケーションサーバ上のList Creator は、1.で配置した問い合わせファイルにしたがって、List Creator の入力データとなるデータをデータベースから抽出します。

  4. リモート帳票出力型またはコネクタ連携型で運用する場合、アプリケーションサーバ上のList Creator は、3.で抽出したデータと1.で配置した帳票定義情報を帳票出力サーバに転送します。転送時にデータを圧縮できます。

  5. 帳票を出力します。

    • スタンドアロン型で運用する場合
      アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上のList Creator は、3.で抽出したデータを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。

    • リモート帳票出力型またはコネクタ連携型で運用する場合
      帳票出力サーバ上のList Creator は、4.で転送された抽出データを入力データとし、4.で転送された帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。

  6. コネクタ連携型で運用する場合は、帳票出力サーバ上で保存/生成したPDF ファイルまたはOWF ファイルを、アプリケーションサーバに転送(配置)します。

    ポイント

    • Database Direct連携機能については、“Database Direct機能操作手引き”を参照してください。“Database Direct機能操作手引き”は、以下に格納されています。

      • 【Windows版】の場合
        List Creatorインストールディレクトリ\readme_navi.pdf

      • 【Solaris版】の場合
        List Creatorの製品媒体のManual/Japanese配下のreadme_navi.pdf