ここでは、帳票出力サーバがSolarisの場合を例にして、RDI定義例を示します。
# RDI定義例1 (1) [*TOP] (2) VERSION = 10020 COMMAND = -c 2 (3) ASSETSDIR = /home/user1/Assets (4) PAGENAME = FIRST,SECOND (5) [FIRST] (6) ASSETS = atesaki (7) お客様名 = NAME (10) [SECOND] (8) ASSETS = mitumori (9) 商品名 = BRAND_NAME (10) 単価 = PIECE_RATE (10) 数量 = FIGURE (10) 金額 = VALUE (10) 摘要 = MEMO (10)
(1) | 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。 |
(2) | TOPセクションです。 |
(3) | 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。 ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。 |
(4) | 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。 |
(5) | SAPScriptのページ名「FIRST」と「SECOND」を指定します。 |
(6) | ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。 |
(7) | ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。 |
(8) | ページ名「SECOND」に対応するPAGENAMEセクションです。 |
(9) | ページ名「SECOND」に対応する帳票名を指定します。 |
(10) | データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。 |
List Creatorデザイナで作成した帳票が集計表形式の場合は、RH(レポート頭書き)がある帳票を出力できます。
SAP R/3 RDI連携機能は、PAGENAMEセクションのASSETSキーワードにRH(レポート頭書き)のある帳票を指定し、それに見合うデータ項目を指定することで、RH(レポート頭書き)のある帳票を出力することができます。
以下のSAPScriptの帳票に対して、RH(レポート頭書き)がある帳票として出力する場合のRDI定義例を示します。
図2.4 SAPScript帳票例(2)
# RDI定義例2 (1) [*TOP] (2) VERSION = 10020 COMMAND = -c 2 (3) ASSETSDIR = /home/user1/Assets (4) PAGENAME = FIRST (5) [FIRST] (6) ASSETS = mitumori (7) お客様名 = NAME (8) 商品名 = BRAND_NAME (8) 単価 = PIECE_RATE (8) 数量 = FIGURE (8) 金額 = VALUE (8) 摘要 = MEMO (8)
(1) | 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。 |
(2) | TOPセクションです。 |
(3) | 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。 ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。 |
(4) | 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。 |
(5) | SAPScriptのページ名「FIRST」を指定します。 |
(6) | ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。 |
(7) | ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。 |
(8) | データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。 |
“図2.4 SAPScript帳票例(2)”を、エレメント名およびウィンドウ名を指定して、RH(レポート頭書き)がある帳票として出力する場合のRDI定義例を以下に示します。
# RDI定義例3 (1) [*TOP] (2) VERSION = 10020 COMMAND = -c 2 (3) ASSETSDIR = /home/user1/Assets (4) PAGENAME = FIRST (5) [FIRST] (6) ASSETS = mitumori (7) お客様名 = NAME (8) 商品名 = BRAND_NAME,530,MAIN (8)(9) 単価 = PIECE_RATE,530,MAIN (8)(9) 数量 = FIGURE,530,MAIN (8)(9) 金額 = VALUE,530,MAIN (8)(9) 摘要 = MEMO,540,MAIN (8)(10) ELEMENT = 530,540 (11)
(1) | 先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。 |
(2) | TOPセクションです。 |
(3) | 帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。 ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。 |
(4) | 帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。 |
(5) | SAPScriptのページ名「FIRST」を指定します。 |
(6) | ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。 |
(7) | ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。 |
(8) | データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。 |
(9) | エレメント名「530」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。 |
(10) | エレメント名「540」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。 |
(11) | (9) (10)で指定したエレメント名を指定します。 |