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Interstage List Creator V10.4.1 ERP連携編
FUJITSU Software

2.2.4 RDI定義例

ここでは、帳票出力サーバがSolarisの場合を例にして、RDI定義例を示します。

RDI定義例(1)

以下のSAPScriptの帳票に対して、マルチフォーム出力する場合のRDI定義の定義例を示します。

図2.3 SAPScript帳票例(1)

[定義例]
# RDI定義例1                                                       (1)
[*TOP]                                                             (2)
VERSION = 10020
COMMAND = -c 2                                                     (3)
ASSETSDIR = /home/user1/Assets                                     (4)
PAGENAME = FIRST,SECOND                                            (5)

[FIRST]                                                            (6)
ASSETS = atesaki                                                   (7)
お客様名 = NAME                                                    (10)

[SECOND]                                                           (8)
ASSETS = mitumori                                                  (9)
商品名 = BRAND_NAME                                                (10)
単価 = PIECE_RATE                                                  (10)
数量 = FIGURE                                                      (10)
金額 = VALUE                                                       (10)
摘要 = MEMO                                                        (10)

(1)

先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2)

TOPセクションです。

(3)

帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。

ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4)

帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5)

SAPScriptのページ名「FIRST」と「SECOND」を指定します。

(6)

ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。

(7)

ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8)

ページ名「SECOND」に対応するPAGENAMEセクションです。

(9)

ページ名「SECOND」に対応する帳票名を指定します。

(10)

データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

RDI定義例(2)

List Creatorデザイナで作成した帳票が集計表形式の場合は、RH(レポート頭書き)がある帳票を出力できます。

SAP R/3 RDI連携機能は、PAGENAMEセクションのASSETSキーワードにRH(レポート頭書き)のある帳票を指定し、それに見合うデータ項目を指定することで、RH(レポート頭書き)のある帳票を出力することができます。

以下のSAPScriptの帳票に対して、RH(レポート頭書き)がある帳票として出力する場合のRDI定義例を示します。

図2.4 SAPScript帳票例(2)

[定義例]
# RDI定義例2                                                       (1)
[*TOP]                                                             (2)
VERSION = 10020
COMMAND = -c 2                                                     (3)
ASSETSDIR = /home/user1/Assets                                     (4)
PAGENAME = FIRST                                                   (5)

[FIRST]                                                            (6)
ASSETS = mitumori                                                  (7)
お客様名 = NAME                                                    (8)
商品名 = BRAND_NAME                                                (8)
単価 = PIECE_RATE                                                  (8)
数量 = FIGURE                                                      (8)
金額 = VALUE                                                       (8)
摘要 = MEMO                                                        (8)

(1)

先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2)

TOPセクションです。

(3)

帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。

ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4)

帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5)

SAPScriptのページ名「FIRST」を指定します。

(6)

ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。

(7)

ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8)

データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

RDI定義例(3)

図2.4 SAPScript帳票例(2)”を、エレメント名およびウィンドウ名を指定して、RH(レポート頭書き)がある帳票として出力する場合のRDI定義例を以下に示します。

# RDI定義例3                                                       (1)
[*TOP]                                                             (2)
VERSION = 10020
COMMAND = -c 2                                                     (3)
ASSETSDIR = /home/user1/Assets                                     (4)
PAGENAME = FIRST                                                   (5)

[FIRST]                                                            (6)
ASSETS = mitumori                                                  (7)
お客様名 = NAME                                                    (8)
商品名 = BRAND_NAME,530,MAIN                                       (8)(9)
単価 = PIECE_RATE,530,MAIN                                         (8)(9)
数量 = FIGURE,530,MAIN                                             (8)(9)
金額 = VALUE,530,MAIN                                              (8)(9)
摘要 = MEMO,540,MAIN                                               (8)(10)
ELEMENT = 530,540                                                  (11)

(1)

先頭に「シャープ(#)」のある行はコメントです。

(2)

TOPセクションです。

(3)

帳票出力コマンドに渡すコマンドオプションを指定します。

ここでは、「-c」(印刷部数)に「2」と指定します。

(4)

帳票格納ディレクトリ「/home/user1/Assets」を指定します。

(5)

SAPScriptのページ名「FIRST」を指定します。

(6)

ページ名「FIRST」に対応するPAGENAMEセクションです。

(7)

ページ名「FIRST」に対応する帳票名を指定します。

(8)

データ項目名にシンボル名を対応させて定義します。

(9)

エレメント名「530」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。

(10)

エレメント名「540」、ウィンドウ名「MAIN」を指定します。

(11)

(9) (10)で指定したエレメント名を指定します。